【起業とバイト】起業に大切なことはすべて古本買取のバイトが教えてくれた。

 
こんにちは!
36歳、住宅ローン残り15年、3人の子持ち、で2016年3月に会社を辞めた、信州上田の大野です。

独立したくて会社を辞めました。

でも、何をやるか?どんなサービスや商品を提供するのか?しっかり決まっていないうちに会社を辞めてしまったので、いま大変なことになっています笑。

で、にっちもさっちも行かなくなり、古本買取販売事業を軸に活動している、上田市にあるバリューブックスさんで7月からバイトをさせていただくことになったんです。

 

バリューブックスでの倉庫の仕事を通じて、多くのことがわかってきました。

それらはすべて、

起業したいと思う人にとってものすごく大切なこと

だったのです。

起業したい!と思ったら、まずはバリューブックスで古本の買取販売に携わった方がいいんじゃないかと思いますよ。いやマジで。

 

「バイトして起業に大切なことを学べる?ほんまかいな?」

と思ったんじゃないかと想像します。

それでは、なぜぼくが「起業するならバリューブックスで古本の買取販売に携わった方がいいんじゃないか」と思ったのか?

バリューブックスの中にある事実を元に、起業とバイトの深いつながりについて書いてみますね。

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バリューブックスが古本買取販売事業を始めたキッカケ

まずは、バリューブックスを立ち上げた中村大樹さんの話から書いていきます。
なぜこの話をするかは、あとでわかりますのでとにかく読んでおいてくださいね。

バリューブックスの始まり

<参考記事>「眠っている本で社会貢献」NPOと協働し、仕組みを広げていく

大学卒業間近の時期に、起業に向けて本を読みあさっていたそうです。

で、本が溢れてきちゃったから起業に向けて買いためていた本をAmazonに出品してみたんですって。

そしたら、100円で買った中古本が1000円で売れた!みたいな経験をした。

「捨てるのは抵抗があるから、とりあえず売ってみよう」っていう軽いノリだったらしいです。

それがきっかけで、本の買取販売の仕事をまずは1人でスタートしたんですね。

で、高校時代の仲間に呼びかけて、バリューブックスを立ち上げて、事業を本格的にスタート。

 

バリューブックスの古本買取販売事業の規模

バリューブックスは今年で10年目。バリューブックスの年間の売り上げは今や16億4000万円、本の在庫はなんと180万冊を超えています。

バイトしたときに実際に倉庫でその量を見ましたが、「日本にある本がすべてここに集まっているんじゃないか?」と思わせるくらいの量でした。

ところが、日本の年間書籍販売冊数は7億冊を超えている!そうなので、実際はものすごい数の本が世の中にはあるわけですね。

180万冊の一部を見ただけでこれだけの衝撃。

市場全体の規模感に圧倒されました。

ちなみにブックオフコーポレーションの2016年3月期の売上高は連結で765億6400万円。

んー…上には上がいるんですね…


 

バリューブックスで古本買取販売のアルバイトをしてわかったこと

本棚

 
バリューブックスで古本買取販売のバイトをしてみて学んだことが3つあります。

それは、

1.仕組み
2.ポイントを押さえたトレーニング
3.相手の悩みと望みにアプローチする

です。
では、ひとつひとつ書いていきます。

 

1.仕組み

180万冊の在庫をもっているということは、お客さんから日々ものすごい量の買取のご依頼をもらっているということ。

そして、売上高が16億円を超えるということは、ありがたいことに毎日アマゾンさんを通して本を購入してくれるお客さんがたくさんいるということです。

でも、最初の話に戻ると、元は社長一人でやっていたんです。

それが大きくなって、従業員300人を超える会社になったワケですね。

つまり、アルバイトの人は社長が最初にやっていたことを今やっています。

でもそれって急に「はい、買取して販売!やってください!」と言われても、どうすればいいかわかりませんよね?

極端な言い方かもしれませんが、

誰にでもできる「仕組み」ができていないと、アルバイトの人は仕事ができない

んです。

バリューブックスは仕組みができているので、今日はいってきたばかりのアルバイトの人は、すぐにお客様に貢献できる仕事にとりかかれるんですね。

バリューブックスでアルバイトをしてわかったことは、ひとつひとつ作業が細分化され、ひとつひとつの仕事にある決まった「仕組み」ができているから仕事が回っている、ということ。

これも極端ですが、「誰がやっても再現できる仕組み」があるから、仕事が回り、新しいことをどんどんできるようになります。

起業して、例えば仲間と一緒に大きくしていこうと思ったら。

バリューブックスの古本買取販売事業のバイトをしてわかったこと1つ目である、

自らがその仕事を極めて「誰がやっても再現できる仕組み」を作る

ということでした。

 

2.ポイントを押さえたトレーニング

仕組みができたら、次に「ポイントを押さえたトレーニング」が重要になってきます。

会社ですから、それぞれ役割分担をして、全体が回っていくように協力します。

バリューブックスの倉庫の仕事でも、発送する人、買取査定をする人など、分かれていますよね。

その細分化された役割の中で、いかに素早く、そして品質良く仕上げられるか?を突き詰めていくのも「仕事」とも言えます。

「早くて、良い」は誰でも嬉しいですからね。

でも、これまでのぼく自身の仕事経験からすると、そのトレーニングによって喜ぶ相手が、「上司だけ」になってしまうケースが結構ありました。

それでは、本来の目的を見失ってしまいますので注意が必要です。

自分に割り振られた仕事を、突き詰めていく・より良くしていくための日々のトレーニングが欠かせません。

「早く確実に仕上げることで相手が喜ぶことは何か?」というポイントを押さえ、トレーニングを積むことの大切さ。

これが、バリューブックスの買取販売事業のバイトを通じてわかった起業するときに大切なこと2つ目。

「ポイントを押さえてトレーニングを積む」

です。

 

3.相手の悩みと望みにアプローチする

バリューブックスのバイトで学んだこと3つ目。

これは、なぜバリューブックスが順調に成長しているか?を考えればわかります。

またまた最初の「バリューブックスが買取販売事業を始めたキッカケ」の話に戻りましょう。

社長の中村大樹さんは、

・本が溢れてきちゃったから起業に向けて買いためていた本をAmazonに出品してみた
・そしたら、100円で買った中古本が1000円で売れた!という経験をした
・「捨てるのは抵抗があるから、とりあえず売ってみよう」っていう軽いノリだった

というところから、バリューブックスをスタートさせています。

これが発展していったということです。

どういうことでしょうか?






つまり、

自分が思って行動したことが、多くの人の悩みや希望だった

ということです。

キッカケはたまたまかもしれませんが、今でも成長しているということは「世の中の悩みや希望にマッチしたサービスを、アマゾンと自社で作った買取サイトを使って実現している」と、間違いなく言えるでしょう。

世の中の人が、なにに悩んでいるか?なにを望んでいるのか?起業する上で、これがわかることが最も重要なことなのかもしれません。

バリューブックスで買取販売のバイトをしてわかった起業するときに大切なこと3つ目。

「相手の悩みと望みにアプローチする」

です。

 

古本の買取販売事業の広がり

古本

photo credit: Old library book DSC_1733 Vieux livre de bibliothèque via photopin (license)

バリューブックスは、単に「ネットで古本を売っている会社」ではなくなっています。

規模が大きくなることで、地域貢献や社会貢献の仕事も大きくできるようになってきているんですね。

 

「チャリボン」で社会貢献

例えば、「チャリボン」という、本でNPOや学校の運営を支援する仕組み。

これは、もう読まない本を送ってもらって、その査定額が支援したい団体にお金で寄付される、という仕組みです。
こちらの記事でも紹介しました。
<参考記事>【起業とバイト】というわけで、バリューブックスでバイト始めました。

最近、全国紙の朝日新聞さんでも取り上げられていましたね。
チャリボン、注目されていますね!

【メディア掲載のお知らせ】

本日、朝日新聞朝刊の経済面に弊社の本で寄付する仕組み「チャリボン」について掲載していただきました!!

http://www.asahi.com/articles/ASJ8R4GJWJ8RULFA00Y.html

バリューブックス valuebooks 古本で社会を変える会社さんの投稿 2016年8月28日

 

「ネイボ」で地域貢献

それとか、信州上田市に出した本とカフェのお店「NABO.(ネイボ)」。

ネイボは以前からよく利用させてもらっていました。
<参考記事>
【NABO】あなたは隣人に何を望む?Books&Cafe NABO(ネイボ)が「まちの良き隣人」として存在している理由とその証。

【NABO】会社の仕事が退屈なあなたは、ネイボに入りびたるべきです。

ネイボでは毎日イベントが開催されています。

そして、

「ネイボに来ると、お母さんや奥さんでなく、一人の人間としていられる」
「ネイボがあるから引っ越しできない!」

という熱烈なファンがいるほどです。

ネイボはデンマーク語で「隣人」という意味。

ファンが増加しているということは、信州上田の良き隣人として存在しているという証ですよね。

 

バリューブックスは、古本の買取販売事業という強い「軸」を持っているからこそ、ソーシャルグッドな活動も躊躇なく広げていけるのだと思います。

 

まとめ:起業するならまずバイト

起業するならバイトなんてしちゃダメでしょ!」という人もいますが、ぼくは逆に「起業するならまずバイトしよう!」と言います笑。

まあ…すぐ軌道に乗ればやる必要ないでしょうけど笑。

でも大きくしていくなら、バリューブックスの古本買取販売事業の成り立ちや仕組みは非常に参考になると思います。

実際にいらなくなった本をバリューブックスに買取に出してみると、その仕組みとサービスが良くわかると思いますよ。
5冊以上から送料無料なのでお試しあれ。

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実際に体験してみないと実感わきませんからね。

 

バリューブックスの古本買取販売事業のバイトで学んだ、起業するときに大切なこと。
それは、

1.仕組み
2.ポイントを押さえたトレーニング
3.相手の悩みと望みにアプローチする

です。

起業を目指して、大事なことを押さえてトレーニングに励みましょう。

フランチャイズならノウハウあるし、独立起業早まるかもしれませんね。

フランチャイズ情報比較サイト

最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではー!
 

ABOUTこの記事をかいた人

東京都北区出身。 これまでの経験と読書遍歴を活かして、現在は動画制作・コミュニティー運営・速読読書会開催・YouTubeチャンネル運営・オンライン講座を通じて、人が自らの才能を発揮し自由に生きるためのサポートをしています。