はいこんにちはシンプリィライフです。
今回は、さとうみつろうさん著『神様とのおしゃべり』を参考にしながらあなたが仕事で本来の実力を発揮するための方法ついて解説していきます。
あなたは、「本気出せてないなぁ」とか「本当はもっとできるし、本気出したいんだけどなぁ」と思うことはないでしょうか?
で、うすうすは本気を出す方法とか、自分の力を解放する方法に気づいているのではありませんか?
だけど、なかなかその一歩が踏み出せない。普段は平静を装って何食わぬ顔をしているけれど、実は仕事を中心とした今の人生全般にフラストレーションを抱えて苦しんでいる。
というわけでここでは、まずはなぜあなたが本気を出せていないと感じるのか、その理由を言語化していきます。
そのあと、じゃあ具体的にどうしたら本来の実力を発揮できるようになるのか?その方法について『神様とのおしゃべり』を参考にしつつ解説していきたいと思います。
文章が苦手な方はこちらの動画をご覧ください!
それではここからは、3つのポイント
- あなたが本気を出せない理由
- 本気を出せない根本的な原因
- 固定観念を書き換える方法
に沿って解説していきます。それでは行ってみましょう!
ポイント1.あなたが本気を出せない理由
さっそく結論からまいりましょう。
あなたが仕事において人生において、本気を出せない理由。
結論は、
からです。
と思いますよね。
純粋意欲というのは、榎本英剛さん著『本当の仕事』という本に出てくる言葉で、
理由はないけどとにかくやりたくてやりたくて仕方がないもの
のこと。
わたしなりの解釈を踏まえつつ、もう少し分解してみますと、
「もっと知りたい!」という純粋な知的好奇心、「もっとできるようになりたい」という純粋な成長欲求、「もっと人の役に立ちたい」という純粋な貢献欲求のことだと言えそうです。
小さい頃は誰しも、これらの3つの欲求がナチュラルに発揮されている状態。
でも親や先生など大人との関わりの中で、大人や学校や社会の都合で正しいこと悪いことの方向付けがされてしまうと、それら3つの純粋意欲は次第に「人にもっと褒められたい」という歪んだ承認欲求にすり替わっていきます。
そうして褒められることが目的化してしまった人が、社会に出て仕事をはじめるといろいろと厄介なことが起きるんです。
歪んだ承認欲求とは
ちょっと極端な話かもしれませんが、
- 上司や同僚・後輩に褒められなければ仕事をする意味がない
- 目先の感謝がなければやる気がでない
- 一緒に働く人から評価されないことはやる必要がない
となり、”給料の額=自分の価値”と感じてお金をもらえなければ仕事をする意味がない、なんてことになってしまう。
思うに、本来の承認欲求とは「自分はこの世界に必要な存在であると感じたい」という欲求であり、それは知的好奇心・成長欲求・貢献欲求などの純粋な意欲によって追求していくもの。
でも褒められることが目的化した場合、純粋な知的好奇心ではなく
という自慢話になったり、純粋に成長したいワケではなく
というのをギャップをつくって大きく見せたり語ったり、
純粋な貢献欲求ではなく、人の役に立っていると感じたくて心の弱い人に寄っていったり、わざと相手を困らせるようなことをしてから助け舟を出して、感謝されよう・褒められようとしたり。
そうやって無意識のうちにどんどんどんどん本質的な欲求、本質的な仕事の価値から遠ざかっていく行動を繰り返してしまうんです。
社会人になりたての頃は「まだ若いから仕方ないか」で済むかもですが、年齢を重ねるごとに目に見える成果が求められるようになるため、そのうち誰からも評価されない人材になっていきます。
評価されない=褒められないということになり、歪んだ承認欲求を持った人は、ますます意欲を失い、何のために仕事をしているのかわからなくなっていく…
ここまでしゃべってきて、
と、40歳を超えている自分自身にものすごく危機感を感じております。
これはなんとかしなければ…と同じように危機感を感じた方は、ぜひ最後まで見て私と一緒に本気を出して仕事に取り組んでまいりましょう!
ポイント2.本気を出せない根本的な原因
あなたが本気を出せないのは、仕事に対して持っている固定観念が原因です。
私たちは子どもの頃持っていた純粋意欲を歪んだ承認欲求にすり替えられたあと、社会に出て仕事をはじめ、歳を重ねる中で
- 褒められなきゃ意味がない…
- お金をもらえなきゃやる価値がない…
- 認められないならやる必要がない…
という固定観念を自らつくり出しました。
そして、褒められなくても、認められなくても、生きていくためには仕事をしてお金をもらわなくちゃならない。仕事ってなんて苦しいものなんだ、という、より大きな固定観念をつくり上げた可能性があります。
だから、仕事を楽しんでいる人をみるとうらやましく感じるし、楽しみながらお金を稼いでいる人を見てカッコイイなと思うワケです。
好奇心、成長欲求、貢献欲求を持ち続けている人は、魅力的ですよね。
よくよく考えてみると、子どもの頃に純粋意欲を歪んだ承認欲求にすり替えられた人は、以来ずっと他人にコントロールされ、他人の人生を生きてきたと言えます。
そこから抜け出すには、やはり自分の中にある純粋意欲を知り、自分はいま何を考えどうしたいのかを知り、自分で決めて行動を始めるしかありません。
歪んだ承認欲求を刷り込まれていることに気づいたあなたは、一刻も早く純粋意欲を取り戻し、自分で定めた明確な意図を持って人生を軌道修正しなければなりません。
ポイント3では、純粋意欲を取り戻すべく、仕事に対する固定観念に気づき、書き換える方法について解説します。
ポイント3.固定観念を書き換える方法
自らがつくり上げた仕事に対する固定観念によって、純粋意欲を忘れ続け、仕事の本来の目的を忘れ、ただただ褒められることが目的化します。
若いうちはまだいいかもしれませんが、周囲が「この人何年経っても成果を上げないなぁ」とわかると、褒められることも評価されることもなくなり、そのうち給料も上がらなくなる。
仕事をする意味がわからなくなり、でも生活するためにお金を稼がなきゃイケナイので、仕事はどんどん辛く苦しいものになっていきます。
なぜ自分の仕事は認められないんだ、なぜ誰も評価してくれないのか、なぜ褒めてくれないのか…
結果、自らが無意識に仕込んだ固定観念によって、怒ったり、悲しんだり、苦しんだりすることになるんです。
ではここで、逆から考えてみましょう。
自分が持っている
「仕事は苦しいものであり、褒められたり評価されたりお金をもらえなきゃやる意味がないもの」
という固定観念に気づき、解消することができれば、仕事をする動機は純粋意欲しか残らない、ということです。
固定観念に気づく方法
ここで神様とのおしゃべりに書かれていた、湧き出た感情から固定観念に気づく方法をご紹介します。
本書に登場する神様は、
感情が湧く場所にはすべて、確実に「固定観念」という前提がある
と言います。
そして、固定観念に気づくためには「なぜこの感情が湧いたのだろう?」と分析する必要がある、とのこと。
たとえば
「上司が喜ぶと思って、残業しまくってクールなデザインの完璧なプレゼン資料をつくったのに、なんで褒めてくれないんだろう…なんかムカついてきた!」
と怒りの感情が湧いたとき、私は以下の順番で分析し、固定観念を書き換えていきました。
- あれ?なんで私はこんなに怒っているのだろう?
- もしかしたら自分が勝手に信じ込んだ固定観念があるかもしれない
- 上司に褒められたり評価されることが仕事の価値だと思っていたかもしれない
- ああ、仕事は上司に褒められ評価されなきゃ意味がないって勝手に信じていたのは自分だったなぁ
- 上司に褒められ評価されるためだけに仕事をするのは嫌だなぁ
- この自分の固定観念を書き換えよう
- 自分が仕事をしているのは、上司に褒められるためじゃない。自分の好きなこと得意なことで人の役に立ちたいからだ。そのために、何をしたら人の役に立てるのか?自分にできることは何か?を知って、もっと勉強して、成長しよう。
見事に、感情が湧く場所に固定観念を見つけることができました。
まとめ
仕事中にネガティブな感情が湧いたときにまずやるべきなのは、感情に同化せず静観すること。そして「あれ?なんでこの感情が湧いてきたのだろう」「もしかしたら自分が勝手に信じ込んだ固定観念があるかもしれない」と考えてみることです。
何度も何度も繰り返し、毎回そこから内省を深めていけば、必ず自分の純粋意欲にたどり着くハズです。
そのときあなたは、仕事の本質的な価値に向かって、自分の実力を最大限発揮できるようになります。
固定観念を書き換え、純粋意欲を取り戻して、本気で仕事に取り組む自分になりましょう!
はい、というワケで今回はさとうみつろうさん著『神様とのおしゃべり』を参考に、あなたが本気を出す方法について解説してきました。
最後までみていただきありがとうございました。
それではまたー!