【サラリーマン】大塚家具のお家騒動に学ぶ、他人事を決め込んでいるあなたが考えるべき「いま必要なリーダーシップ」の話。

 


 

こんばんは。今はまだしがないサラリーマンのオーノです。
みなさんお元気ですか?今日も楽しんで仕事しましたかー!?
余計なお世話ですねー!はい、すみません!

 

ちょっと前に話題になった大塚家具のお家騒動、皆さん知ってますか?創業者の父親と、社長の座を受け継いだ娘の壮絶バトル。見ていて笑えてきます。要は親子喧嘩ですからね。笑
でも、想いの強い社長から会社を継ぐっていうのは一筋縄ではいかないんだろうなというのは伝わってきました。

 

一連の騒動について娘の久美子社長が記者会見で言っていたことが、なんだか日本の多くの会社に当てはまりそうな感じがして印象的だったので書いてみます。

 

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創業者から次世代へシフトするタイミング

 
【全文】「創業者の庇護から離れる時」 大塚家具“お家騒動”、久美子社長が父・勝久会長に反論–質疑応答 | ログミーから引用します。

 

発展をしていく段階の中で、どこかで創業者の庇護の中から離れなければならない限界の地点というものが来るんですね。これは否応なしに来ます。
というのは、創業者は人間なので、永遠に経営をすることはできないわけですから。そして、会社は永遠に生きていくことが想定されているわけですので、どこかで切り替えをしなければいけない。

 

その切り替えのシフトをどのようにしていくか、どのタイミングでしていくかということが、この今の大塚家具の段階では非常に重要で、かつ難しい問題だと考えるんですね。おそらく皆さんご想像をされたらイメージできると思うんですけど、創業者のリーダーシップっていうのは非常に、強い、ある種のカリスマ性を持って会社を引っ張っていくわけです。
これは、その人独自の特別な能力です。その能力を十分に生かすための組織とか、それから人のあり方というのが、作られていきます。

 

創業者が引っ張っていくために、一番効率よく引っ張れる組織というのが作られていくんですけど、では次に創業者がいなくなったときに、どうなるかと。同じような人を探すっていうのはほとんど不可能です。極めて稀な才能を持った人が、創業者として成功するわけですから、同じことはできない。
そのときに、会社がほんとうに動かせる状態になっているのかどうか、強力なカリスマ性を持っていないリーダーがいる会社で瓦解しちゃってはいけないわけですから、そのシフトの過程では頭(リーダー)が変わるだけではだめで、組織全体が少しずつ変わっていくというのが必要になります。

 

 

責任を背負う人が決めたタイミングがベスト

 
久美子社長は、創業者から会社を引き継いで、少しずつ組織が変化していくための時間をどうとるか?とそのタイミングが非常に重要だと言っています。
今回のお家騒動は、この「シフト」にあたってギリギリのタイミングだったと話しています。

 

それについては賛否あるんだと思いますが、一番自分事の人がここまで考えた上で決めたタイミングが、最適なタイミングなんだろうな、、、としか言いようがありませんよね。自分事じゃない、責任を持たない、心無い質問者の言葉に動じない姿に覚悟が感じられてステキです。

 

 

いま必要なリーダシップとは?

 
組織が緩やかに変わっていくためにはどうすればいいのでしょうか?

 

グイグイ引っ張っていくだけがリーダーシップではありません。
個々がそれぞれ信じる道でリーダーになって、全員が目の前のことに「自分事」になって引っ張っていく、というようなリーダーシップだってあるハズです。

 

今の状況にあったリーダーシップを個々が考える必要があると思います。

 

 

まとめ

 
個々がリーダーシップを発揮していくためには、組織の中に「対話」を根付かせる必要があるような気がします。お互いが思うことを正直に率直に交換し、多様性に富んだ多くの視点から導き出した正しい選択と行動を重ねていくことが大切。

 

大塚家具も親子喧嘩なんかしてないで、対話によって本来の目的を思い出し、足りない部分を補い合えば、社会にもより良い価値を提供できるんじゃないかと思った次第です。

 

2人で大塚家具製のこのベンチに座って語り合えばいいのにね。笑
 

 

あなたの「人生の文字盤」が見つかることを願っています。
それでは!

 




 

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1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。