勝間和代さんの「起きていることはすべて正しい」を読みました。
とても内容が濃く、今の私にとって学びが溢れている素晴らしい本でした。
また、この中で勝間さんが言っていることは、私が実際に直面したことのあるケースを上手く言葉で表してくれているものが多く、「あ〜これだ!このことだったんだ!」と何度も納得させられました。
一回では書ききれませんが、とても面白いと感じた体験について今日は書きたいと思います。
その体験というのは、
本を読んでいるのと同時期に聞いたSuperfly「愛を込めて花束を」が、耳にこびりついて離れない
ことの理由が分かった、ということです。
潜在意識による決定が今や未来を形作っている
この「起きていることはすべて正しい」という本の中で、特に印象に残っている話は「潜在意識を使い方」についてのお話です。
人は目標に向かって毎日100個も200個も意思決定をしているんだから(これを「ディシジョン・ツリー」と呼ぶんだそうです)ちょっとずつ目標に近い決定に持っていく方が良いですよね、という話の中で、こんなことを言っていました。
ちょっと本の中から引用させていただきます。
具体的には、日常の些細な細かい意思決定、それこそ朝何時に起きて、何を食べて、どの道を通って、どの電車に乗って、誰と会って、どの順番で仕事をして、ランチには何を食べてなど、毎日行っていることについて、意識せずとも無意識層でその目標を達成しやすいほうに少しずつ、意思が働いています。
その些細な意思決定の違いで、同じスタートポイントから始まっても、毎日決めていることと将来のちょっとしたことが積み重なって、どんどんシナリオが変わってくるのです。
ほんのわずかな、些細な行動の違いが、将来大きな違いにつながっていきます。
と、ありました。
ここまで上手く分かりやすく言えていませんが、これに似たことを以前に私も感じてブログに書いたことがあることを思い出しました。
人生は、奇跡的で運命的な「完全なバランス」によって成り立っている。 | SimpleeeLife
また、媚びない人生(ジョン・キム著)にもこれに通じることが書いてあったことも同時に思い出しました。以下引用です。
結局のところ、日常というものは過去の自分の選択の産物でしかない。日常はそこにあるのではなく、自分が作り出したものである。その意識を持てば、実は日常は大きく変わっていく。
これらはすべて、この本の核心「起きていることはすべて正しい」ということを言い表しているものだと感じました。
私たちが無意識的に日常で何百回と繰り返してきた選択が、今自分が生きている人生を形作っていて、つまり目の前の選択がこれからの人生を形作っていく。
何気ない選択にも意味があり、その1つ1つの選択をより目標に近づけることがより良い未来を作っていく、ということです。
この本では、より良い未来を引き寄せるために日々の何気ない選択を司っている「潜在意識」を味方につけることが最良の方法だ!ということを説いていて、潜在意識を味方につける勝間流メソッドを書いてくれています。とても参考になる話ばかりです。
勝間和代とSuperflyが言っていることの共通点
ここで「愛を込めて花束を」の歌詞の一部分を引用します。
昨日とよく似た今日は 何気ない分かれ道を
分かって選びそびれた 臆病のせいでしょう
何度も間違った道 選び続けて
正しくここに もどってきたの
勝間さんの本に書いてあることの理解を深めたあとに、この歌を聞いたらちょっと感動モノでした。
「潜在意識」が引き寄せるもの
私は今回の「耳にこびりついて離れない」という体験は、勝間さんが言っていることとSuperflyさんが言っていることが私の潜在意識でつながったことに起因しているのだと理解しています。
「うそ〜たまたまでしょ〜」と思うかもしれませんが、私はそう信じています。
これはもうそれが正しいとか正しくないとかそういうことが重要なのではなくて、「どう捉えたほうがより良い人生を選択していけるか?」という問いに変わっていきます。正しいか正しくないかは自分で決めればいいんです。
信じすぎてはいけないこともあるかもしれませんが、これは信じても良いこと、つまり潜在意識の存在について信じていいのだと、私は「選択」しました。
そういう「主体的な選択」にも、より良い未来を引き寄せる力があるとこの本を読んで思いました。
それでは。