人それぞれ、仕事論を持っている。世の中には多種多様な仕事論がある。
聞いたら力が湧いてくるものもあれば、途端に希望が吸い取られ急激に萎えてしまうものもある。
大事なのはそれを押し付けるのではなく、誰かの力になるようなタイミングと言葉で、ただ寄り添うように持っているものをそっと伝えられるかどうかだと思った。
友人からもらったメールに力をもらったので許可を得て転載させてもらいます。
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新たな門出ですね、おめでとう。
どんなに固い決意があったとしても残る人からすると「逃げる」という表現になってしまうのかもしれないね。
仕事論についてはぼくなりに哲学もあります。
「仕事なんてのは生活のためにやるもんだ」とか、そんな風に割り切っている人もいると思うけど、やりがいを見いだせなければ仕事ではなく、ただの労働なんだろうなと思っています。
でも1日の大半、人生の多くの時間をそれに費やすことになるんだから。働くようになってから睡眠時間とどっちが多いんだろうねぇってくらい。もちろん収入源としての側面もあると思うけれども、何はともあれやりたい事≒仕事だったら人生はハッピーだと僕は思っています。
ぼくは経営という仕事がやりたかったので、今の状況は大変だけどハッピーです。
会社に居た頃は、まずなかった胃潰瘍のような胃がキリキリと痛む事も時々あるけどね(苦笑)
フランスの古い言葉に、「仕事が楽しいと人生は天国だ。その逆は地獄だ。」という言葉があるみたいです。
生き地獄ってのは、ぼくは嫌だね。天国ってのも手放しで喜べないけれど、それでも地獄よりかはマシだと思う(笑)
やりたいことをやってほしいな。応援します。
生活に苦しくなったらパートタイムでウチにおいで。
たいして金は出してやらないけどさ(笑)
ぼくは少しクールでドライでタフな人種としての経営者にならねばならぬところもあるように努めているけれど、おーちゃんのようにできればなぁと少し思う所もあるし、そう思っていてできない人はたくさんいると思います。
だから、ぼくは「攻め」だと思っていますよ、安定した会社から飛び出した仲間として。
また近々、じっくりと酒飲みながら話しましょう。騒ぐ感じじゃない仙台の牛タン屋みたいな感じで。
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「会社を辞める、でも何をやるかは決まっていない。」というどうしようもない人間には普通、「よく考えた方がいい」「次の収入の目処がついてからにしなさい」というものだ。とても優しく、その温かさに包まれて眠りたくなる。
でも逆に、この友人は「やりたいことをやる」というぼくのワガママを「応援する」と言ってくれた。
これほどエネルギーが満ち溢れる言葉はないと思う。
仕事とは、お金のためだけにやるものではなく、
<参考記事>「お金」か?「志」か?「人はパンのみに生きるにあらず」という言葉の意味を捉え、先入観を捨てよ。
やりたいことを仕事にしないことの方が自分勝手なのである。
<参考記事>やりたい仕事をやらないことこそ、自分勝手なのだ。:自分にフィットする「本当の仕事」を見つけるために、天職創造セミナーに行ってみました。
やりがいを見いだせなければ「仕事」ではないのだ。
あなたは「仕事」してますか?
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- 作者:榎本 英剛
- 出版社:日本能率協会マネジメントセンター
- 発売日: 2014-12-19
それではー!