ご存知の通り、ぼくは「仕事」に悩んでいます。
そんなタイミングで、今のぼくにぴったりフィットするこの本と出会ったんです。
- 作者:榎本 英剛
- 出版社:日本能率協会マネジメントセンター
- 発売日: 2014-12-19
仕事に真剣に悩み、素敵な人に出会うことが増え、本に出会い、また素敵な人との出会いへと導かれ、自分自身への理解を深めていく、、、今そんな素晴らしいプロセスを経験しています。そのことについて。
まずは本を読んで天職探してみました。
で、本を読みながら探してみたんですよ、天職。
ブログ更新しました。
「仕事って一体何なんだろう?」と最近よく考えます。
高田純次みたいに魅力的な(笑) 西邑 浩信さんがススメてくれた 榎本 英剛さんという方が書いた「本当の仕事」を読みながら、「自分の本当の仕事ってなんだろう?」を探す旅の中で気づいたことを書いてみます。
仕事に悩んでいる人の参考になれば幸いです。Posted by 大野 晃義 on 2015年11月7日
いやね、結構時間掛かったんですが、本の中にあるワークに真面目に取り組んでみて、かなりいいところまで自分を探ることができたんですよ。これまでの経験とか、純粋に楽しいと思うことや純粋にやりたくて仕方がないと思うこととか、どんどん自分のことがわかってきて、「何か見つかるかも!」とテンション上がってたんです。
ですが、ひとりではやはり限界がありました。。。
行き詰まって探すの苦しくなってしまったんです。
諦める前に著者に会ってみよう。
もういいか、、、とほったらかしかけた時に、著者の榎本英剛さんが定期的に開催している「天職創造セミナー」というものがあることを思い出しました。これも本を紹介してくれた素敵な方に教えてもらったんです。
ぼくの中では最近、「本の著者に会う」ことがブームになっています。ブームと言っても積極的にどこにでも行こう!というわけではありませんが、「著者に会う×本を読む」による影響力が絶大なのを知ってから病みつきで、チャンスが転がってきたら飛びつこうという心構えです。
で、「このセミナーに行けば天職も探せるし榎本さんにも会えるやん、、、」と思い立ち、ちょうど開催のタイミングとも合い、参加を決意。
興味を持ってくださった方へ_Next Step|よく生きる研究所 榎本
神奈川県の「藤野」に行ってきました。
で、ついに行ってきました。ワクワクしながら。
これから天職創造しに行ってきます。笑
ワクワクする!Posted by 大野 晃義 on 2015年12月18日
こう言ってはなんなのですが、客観的に見れば決して「素敵な家」ではないと思うんですよ。寒いし、周りになんもないし。
だけど、行ってみて感じてみないとわからないことがあるんです。ぼくの中には「素敵な家だった」という印象しかないから不思議ですわ。
「生ヒデさん」に会いました。
ぼくはミーハーなので、有名人とかスゴい人と思っている人に会うと、テンションが5割増になる傾向があります。が、これまでの経験上、スゴい人っていたって「普通で自然体の人」であることが多い。
変なテンションでいくと相手に対して失礼なので、高まる気持ちを抑えて「生ヒデさん」にご対面。
一言で言うと、「ものすんごい普通の人」です。
あ、いや、、、バカにしているんではなく笑、これって本当にすごいことだなって思うんですよね。
こちらとしてはヒデさんの本も読んでるし、活動の素晴らしさも知っているのでもう偏見とか先入観があるのですが、完全にそんなことを忘れてしまうほど、空気が本当に普通の人なんです。もう自然体すぎて、ほんと空気のような存在でした笑。
無理がなく自然にそこ存在していて、こちらが動けばそれに合わせ、別に動かなくてもいいと思わせてくれ、心を無理のない自然な状態にしてくれる人。寒いときは温かく、暑いときは涼しく、一緒にいる人の心がちょうど良くなれる場所をつくれる人だという印象。
「ものすんごい普通」を極めている人であると感じました。
ただ、ヒデさんがされている活動は全然普通じゃないんですけど笑。
よく生きる研究所 これまでの活動
天職をつくるために必要な「メガネ」という考え方
この場所に引き寄せられ、偶然にそして必然的に集まった人たちと一緒に一つ屋根の下1泊2日でワークショップをしながら、自分の中に深くもぐりこんでいく旅です。ワクワクしました!
内容は、簡単に言うと、自分の中にあるどこからともなく湧き出してくる「純粋意欲」を見つけ、自分がなぜこの世に生まれたのか?という「自らの存在意義」を言葉にしていくもの。
「純粋意欲」を見つけて「存在意義」を言葉にするプロセスで肝になってくるのは「メガネ」という考え方。
みんなそれぞれ「メガネ」を通して世界を見ていて、それが「力の出るメガネ」であればいいんだけど、もし「力を奪うメガネ」をかけているんだとしたら、それを一旦外して違うメガネをかけてみようよ、ということです。
今仕事に悩んでいる人は「4つのメガネ」の全部かどれかをかけている、と。
それは、
1.仕事とは生計を立てる手段
2.仕事とはやりたくないことをやること
3.仕事とは自分を合わせるもの
4.仕事とは同時にひとつしか持てないもの
ワークショップでは、これらをひとつずつ外しながら自分の「純粋意欲」を探していくんです。
ぼくにとっての強烈なメガネは「1.仕事とは生計を立てる手段」「3.仕事とは自分を合わせるもの」でした。
そうなんです。純粋な意欲とやらを探していても、「そうは言ってもこんなことではお金は稼げないやろ?」とか「こんな職業、どこにあるんじゃろか?」とかなって、結局「食えなければやっていけないやん!」って思考停止するんです。
ところがところが不思議なのが、このセミナーのワークショップでは「メガネかけてたっけ?」ぐらいの感覚で、気づいたらメガネが外れてたということ。これはもうマジック。
冒頭で、「本を読んでひとりでやってみてもうまくいかなかった」と書きましたが、本当に不思議なことに、ヒデさんのゲームに沿ってみんなで対話しながら探したら、まあ「純粋意欲」が出てくる出てくる、、、
これは本当に気持ち良すぎなので、皆さんも是非体験してみて欲しいなと思います。
世界の見え方が変わった言葉あれこれ
セミナー中に心に響いたヒデさんの言葉や一緒に参加してくれた人の言葉をメモしておきます。
・モノの見方に優劣はない。その見方がその人の役に立っているかどうか。
・「力が出るメガネ」と「力を奪うメガネ」がある。自分にとっての「力の出るメガネ」を見つけよう。
・フランクルの言葉「人間は意味を求める動物である」
・ナチス強制収容所で生き残った人たちは、そこを出てやらなきゃいけないこと、やるべきことがあった人たち。存在意義を感じるかどうかは生命に影響を与える。
・自分の存在意義を言葉にできるようになるのが大切なのではなく、「確かに自分には存在する意義がある」と感じられるかが大切。
・純粋意欲とは、なんだかわからないけど無条件に楽しいと思えること、ワクワクすること。
・「やりたいことをやらない」は自分勝手である。
・存在意義を見つける旅はずっと続く。「あ、なんとなくこうやってこっちの方に行ってみたら何かわかるかもしれないな」という感覚が持てたらいい。
・仕事=やりたい事に自分を使う
・仕事=「仕える事」やりたくない事に仕えるのか?大いなるものに与えられた純粋意欲に仕えるのか?
・仕事は創ってもいい。「創職」。
・仕事は一度にたくさんやってもいい。「複職」。(「福職」という言葉もいいね。)
・やりたい仕事をやりながら生活をしていくための「タクシージョブ」は、時間とエネルギーをコントロールできるのが大前提。
・純粋意欲に従えば従うほど、ストレスが減り、支出が減る。
・「それをやるにはスキルが必要」は「スキルが必要」というメガネをかけているだけかも。
中でも一番心に残ったのは、「やりたいことをやらないのは自分勝手である」という言葉。
「いやいや、みんながみんなやりたいことばっかりやっていたら、世界は回らなくなるでしょ!やりたくないことでもやらなきゃいけないでしょ!」と思いました。
ヒデさんいわく、
「やりたいことをやるということは、その人の能力が最大限引き出されるということ。結果的に自分にも周りの人にも良い影響を与え、世界や社会にもその恩恵がもたらされる。」と。
逆にやりたくないことをやるということは、皆さんご存知の通り、力が十分に発揮されない状態です。
言われてみれば、自分にとっても、周囲の人にとっても、社会や世界にとっても、すべての人が「やりたいことを仕事にする」状態がもっとも良い状態なのです。で、言ってみれば「やりたいことをやらない」ということは本来持っている力を全部出しきらないという意味であり、そこに向かわないのは、確かに自分勝手な話だなと思いました。
「やりたくないことを我慢してやる」が美徳になりすぎているということに気づきました。
そのメガネは、自分にとって、みんなにとって、「力を奪うメガネ」か、それとも「力の出るメガネ」か。
ぼくは一旦、このメガネを外して、「やりたいことを仕事にする」というメガネをかけてみたいと思います。
まとめ
この場に集まってきた人たちって、ぼくなんかに比べたらハイレベルなことをしている、能力がめちゃくちゃ高い人たちだ、というのは少し話せばわかりました。
ぼくはそういう場に行くと大抵、居心地の悪さを感じて「頑張んないと!」って余計な力が入ってしまいます。そして、全然自然体じゃなくなってしまう自分を知っているのです。
ですが、この場とご一緒した人たちの中では、そんな余計なことを一切感じることがなく、「世間的な優劣」をつけようとしない空気があって。自分を大きく見せたり強く見せたりする必要がない、無理なく自然体でいてもいいと思える、心地よい空気が流れていました。
しゃべってもいいし、しゃべらなくてもいい。自然体で、無理なく、そこに居られる空間が心地よい。
Posted by 大野 晃義 on 2015年12月19日
やっていることやその中身に違いはあれど、「同じようなタイミングで同じような悩みを抱えて、ここに来た」というのは一緒。だから、そこで生まれた空気が心地よくて、お互い親身になれた気がしたし、このつながりを大切にしたいなと思えたんだと思います。
とにかく、自分のやりたいことを見つけて、やりたい仕事に持ってる力を全部出し切ろう。
そう思えた天職創造セミナーでした。
仕事に悩んでいる方には、このセミナーは超オススメです。ヒデさんにも会えるし。
でも、とりあえずためしに本を読んでみるのが一番いいかもしれません。
- 作者:榎本 英剛
- 出版社:日本能率協会マネジメントセンター
- 発売日: 2014-12-19
興味を持ってくださった方へ_Next Step|よく生きる研究所 榎本
それではー!