人が楽しく成長していくためには、「人と出会う」「旅をする」そして「本を読む」に尽きる、とライフネット生命の出口さんが以前どこかでおっしゃっていた記憶があります。
人と出会うこと
人と出会い、刺激をもらった経験は誰にでもあると思います。
赤ちゃんは親や兄弟姉妹のやっていることに好奇心を覚え、マネしようと思う前に体が動いて、どんどん新しいことができるようになります。子どもの頃、カッコいいサッカー選手に憧れて、自分もあんなプレーができるようになりたいと願い、必死になって観察し、努力することを惜しみませんでした。
喜びだけではなく、悲しみや怒りの中にも自分を変えようとする力は宿ります。
新しいことにチャレンジする気持ちや自分を変えようと努力するマインドに火を着けるのは、良くも悪くも「人との出会い」です。
旅をすること
旅をすることの中にもまた、人生を変えるチャンスや成長するキッカケが溢れています。
旅というと、見たことのないものを見ることをイメージしがちですが、その本当の醍醐味はおそらく異なる土地の異なる人たちが生み育てている文化に触れることでしょう。
自分が住み慣れた土地を離れ、異なる文化や価値観が息づく土地へと旅をするということには、自分の常識をリフレーミングし現状を変えていく作用があります。
当たり前が当たり前になりすぎてしまうと、世界は広がることはありません。
日々刻々と変わっていく世界の中で、同じ場所にとどまっていることはハイリスクです。
家族を持ち家を持つと、その場で安定を求め変化を嫌いますが、そんな人こそ定期的に旅に出て異なる価値観に触れて、変化していく自分の心を楽しむ時間が必要なのです。
本を読むこと
本を読むことで、うまくすれば時間と距離を超えることができます。
どの時代の人にも出会うことができ、遠くへと旅に出ることも可能です。
本を読んで思いを馳せることで、人と出会い、旅に出るのと同じ効果を得られちゃうんです。
本は単に何かの役に立つというだけではなく、関わり方次第では、誰かの人生そのものに素晴らしい影響を与えてしまう可能性を持っているのです。
上田を「本の町」にするという素晴らしいプロジェクト
本の持つ力については考えを巡らせていましたが、自分だけのものでした。
きっと多くの人が、本との関わりは個人的なものであると考えているのではないかと勝手に想像します。
が、世の中には本を通じて誰かの人生がより良くなることを願い、本が多くの人の生活を豊かにすると信じて行動している人たちがいるのです。
地域イノベーター留学プログラムというものをフェイスブックで知り、見ていたらなんと!我が町上田市を「本の町」にしたいと考えている会社とプログラムがありました。
【共に活動する企業紹介 vol.7】長野県上田
▼株式会社バリューブックス
業種:業種:古書販売日本中、世界中の人が自由に本を読めるようになる世界をつくることを目指している「株式会社バリューブックス」。
インターネットを中心とした古本の…Posted by 地域イノベーター養成アカデミー on 2015年8月18日
そしてなんと、運良く現地イノベーターとして参加できることになりました。
はじめての打ち合わせは、本と地域をつなげる町の本屋「NABO.(ネイボ)」にて。
本に囲まれた空間って、なんか落ち着くし好きなんですよね。
ここは誰にも干渉されず落ち着いて考え事をしたり、少人数で真面目にリラックスして打ち合わせをするのには最高の雰囲気です。美味しいコーヒーもあるし。
まとめ
このプログラムを通じて、本の素晴らしさ・魅力を多くの人と共有しながら、本を通じて人生や社会をより良くしていく方法について考えられたらいいなと思います。
「こんなのどう?」というアイデアなどあれば教えてください!
よろしくお願いしまーす。
それではー!