【良習慣】子どもをつい怒鳴ってしまう人必読!子どもの創造性を救い出すための5つの習慣。

 
皆さんは、自分の子どもをどうしつけていますか?
私にとっては、しつけはとても悩ましい問題です。

子どもが言うことを聞かなかったり、やってはいけないこと(人に迷惑がかかるようなこと)をしたり、いつまでもグズグズしてできないことがあったりすると、つい怒鳴ってしまうことがあります。

怒鳴ってしまってからものすごく後悔するのですが、いつも「オレだって感情を持った人間だし、怒るのは仕方がない」と自分に言い訳をしてこれまでやり過ごしてきたところがあります。
 
でもこれってとても良くないことだと、最近やっと気づきました。
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photo credit: peasap via photopin cc

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怒鳴るときはどんなときか?

怒りに任せて怒鳴るときって、冷静に自分を分析してみると「相手を自分の思い通りにしたいとき」なんですよね。小さいことで言えば、時間がない・忙しい・自分の機嫌が悪いなどなど。

あとは、自分がこれまで身に付けてきた「偏見」や「価値観」で相手を測って、良い・悪いを判断し、もう古くなってひからびているかもしれない価値観を子どもに押し付けようとしている行為が大半じゃないかと気づいたんです。

自分基準で物事を考えてしまい、自分の思い通りに行動しない・できない子どもにイライラして、で、怒鳴る。
 
まあ、言ってしまえば「自分勝手にイライラして」怒鳴るんです。

 

怒鳴ることで得るもの・失うもの

なぜ怒鳴るかといえば、すぐに結果が出るからですよね。
 
怒鳴れば子どもは大抵言うことを聞きます。
正確には言うことを聞いている「フリ」をします。

だって怒鳴られたら怖いですもんね。
怖いことは誰でもイヤでしょう。

だから言うことを理解している「フリ」をします。
で、親や大人はその表面的な状態だけを見て、あたかも自分の言うことを理解したかに見える子どもを見て満足するわけです。

「おお、やっとオレの言うことが理解できたみたいだな!」ってな感じで。
 
バカみたいですよね。
恐怖を与えて、静かになった子どもを見て満足するなんて。

これまでの自分の行為を振り返ってみてホント自己嫌悪です。

 

「怒鳴る」という行為は完全に短期的な結果を追い求めた、瞬間的な効果しか生み出さない、意味のない行為であるとようやく気づきました。

子育てという観点においては、全くもって本質を捉えていない逆効果な行為だと思います。
 
でも、そうはいっても忙しかったり、時間がなかったり、疲れていたりでイライラしていれば、感情のコントロールはものすごーく難しいですよね。

頭では分っていても、行動を改善する難しさは経験上分っているつもりです。

 

デメリットを捉えて怒鳴らない自分をつくる

じゃあ、どうやったら怒鳴らずに子どもに接することができるのか?
様々な角度から捉えて克服していきましょう!

 

1.怒鳴っても自分が疲れるだけ

まずはこれですよね。怒鳴ればその時はうまくいくかもしれませんが、その後必ず陥る自己嫌悪も考慮すれば、ずっと続いていく子どもとの付き合い方としてはあまり良い選択肢ではありません。

毎日毎日神経をすり減らしながら共に生きるなんてまっぴらです。なんとかしなきゃ!

 

2.短期的な結果しか生まないという事実を受け止める

上でも書きましたが、怒鳴るという行為は一歩引いてみれば、短期的で表面的な結果しか生みません。

子どもにより良く育ってもらうためにはそんなことに必死になるのではなく、長期的な子どもの成長を考えて目の前の行為について考える必要があると思います。

 

3.自分がなぜ怒鳴っているかを客観的に分析する

気持ちが穏やかなときは怒鳴っていないことに気づきます。
冷静に考えてみると、結局は何か他のことがうまくいってなくてイライラしている、というケースが私は多かったです。

また、自分が頭ではちゃんとした方が良いと思っていても実際はできていないことを、自分の子どもができていないとイヤになることがあるということにも気づきました。

人って「自分みたいな人間」が嫌いらしいです。

まず自分を見つめ直してみる、というのは重要な要素です。子どもを通して自分を知り、成長していけると思います。

 

4.子どもは「未熟な人間」ではなく、リスペクトすべきひとりの人間ということに気づく

3.でも書いたように、子どもを通して自分を見つめ直すことができますし、これまで蓄えてきた自分の偏見や先入観に気づいたり、なにより染み付いたその偏見や思考のクセからは発想することができないような発見を子どもはしてくれたりします。

もう目からウロコのようなこともあったり、「そんな表現オレにはできないぜ!」っていうような感動すら覚える表現をしてみせたり、途切れることのない創作意欲みたいなものを見せてくれたり。

見方によっては、人生の「先生」とも捉えられます。

子どもを「子ども」として見るのではなく、リスペクトすべきひとりの人間として向き合うと、関係は全く違ったものになると思います。

 

5.怒鳴ることで子どもの創造性を殺してしまう

怒鳴るということは子どもを怯えさせ、思考を停止させます。何が良くなかったのか、何を直せばいいのか、全く理解できませんしおそらく考えようともしません。

だからその時は静かになりますが、長期的な結果につながりません。

これは会社で言えば「ルールに従え」「これは指示だ」「業務命令だ」というのと一緒です。
考える余白を与えず、創造性を殺してしまうことにつながっていると思います。

創造力はこれからの時代を生き抜く上でとても重要な要素になるはずです。

子どもにこれからを生き抜く力をつけて欲しければ、怒鳴るという行為は得策ではないと考え直すべきでしょう。

 

まとめ

いかがでしょうか?こうやって書いて考え方を整理しても、実行するのは難しいと自分でも思いますが…

でも怒鳴らないことを習慣にできれば、感情をコントロールできる自分にも出会えるし、家族にも良いことが起こるはず。

毎日少しでも「怒鳴らない自分」に近づけられるように、5つの考え方を心がけながら踏みとどまろうと思います。笑

 

この本に書いてあるサドベリーバレースクール、子育てについてとても良い影響を与えてくれる本です。
一読の価値あり。
 

 

本の紹介記事
 
「サドベリーバレー」と「asobi基地」が実践している、人間に最も必要で大切なこと。 | SimpleeeLife
「サドベリーバレー」と「asobi基地」が実践している、人間に最も必要で大切なこと。 …

 

それではー!

 




 

ABOUTこの記事をかいた人

東京都北区出身。 これまでの経験と読書遍歴を活かして、現在は動画制作・コミュニティー運営・速読読書会開催・YouTubeチャンネル運営・オンライン講座を通じて、人が自らの才能を発揮し自由に生きるためのサポートをしています。