photo credit: woodleywonderworks via photopin cc
別にお受験をさせたいわけではありませんが、、、今日やっていたダウンタウンの番組「100秒博士アカデミー」で子育てに役立ちそうな面白い話を聞いたので、メモがてらシェアします。
100秒博士アカデミー | TBSテレビ
スポンサードリンク
算数ができない子には国語を勉強させよう
・音読をするとき、文章の「てにをは」の部分に印をつけながら音読をすると効果的。
・家庭内での会話(親の役割)は単語で終わってしまう。これは良くない。例えばティッシュを子どもにとってもらうときに「ティッシュ」とか、「ティッシュ取って」となってしまう。それを「ティッシュを取って」と「てにをは」をしっかりつけることが大事。
・普段から「てにをは」を使うような言語習慣を身につけることで、子どもは算数ができるようになる。子どもが算数ができないと悩んでいる方、まずは国語を勉強させてください。
「算数の基礎はすべて国語にある」と明治大学文学部教授の齋藤孝さんが番組内で大賛成されていました。
確かに算数の問題は文章ですし、そもそも言っていること書いてあることが理解できなければ解けません。また、言葉で説明できるということは頭でイメージできるということですから、算数ができるようになるにはまず国語からというのは納得できます。
普段の何気ない親子の会話でも「てにをは」に気をつけるだけで、国語力も算数力も向上するとのこと。試してみる価値アリですね。
リビングは適度に散らかしておけ
非常に格調高い置物が整然と並んでいる大人しいリビングは、子どもにとって全然楽しくない。要は子どもの知的好奇心をいかに刺激するか?が重要。
お母さんは一生懸命片付けようとするが、子どもの知的好奇心が勝ってどうしても片付けきれない、というぐらいがちょうどいい。自然に散らかっているという状態が理想。
リビングが常に綺麗な家ってとても理想的に思えますが、整然としすぎていると子どもの知的好奇心を刺激できないということです。適度に散らかっていた方が創造力が働くんでしょうかね。この考え方は、世のお父さん・お母さんの肩の荷を降ろしてくれる上に子どもに良い影響を与えてくれるという素晴らしい情報だと思いました。
親が子どもを怒る前に6秒待て
「6秒ルール」という。
子育てというのは、「こうあって欲しい」という親の理想像と、「現実の子ども」のギャップの中で悩み続けるもの。これが普通だと思う。そんな中でかんにん袋の尾が切れてしまって、ガーンと叱ることも当然ある。でも、その時の叱り言葉というのは「感情の投げつけ」である。そういう言葉を聞いた子どもというのは、ほとんど意味を理解していない。お父さん・お母さんが怒っているな、と感じるだけである。
これをずーっと繰り返しているとどうなるかというと、「うるせークソババア」ということになる。こういうことを言われるというお母さんは本当に多い。
カッとなって感情を投げつけそうになった時に、頭の中で6秒数えると、怒りの感情がスッと引っ込む。
子どもを6秒以上抱きしめると子どもも親も幸せホルモンが出るという「6秒ルール」というのも聞いたことがあります。6秒という時間に何かあるのでしょうか?これもまた興味深いですね。
前回のブログ(【良習慣】子どもをつい怒鳴ってしまう人必読。怒鳴るのやめて子どもの創造性を救い出そう!)にも書きましたが、怒鳴る・怒りにまかせて怒る、というのは「理想の子どもに育って欲しい」という本質とは全くかけ離れています。と、頭では分っていてもなかなか気をつけるのが難しいというのが現状。
6秒ルールは試してみる価値アリですね。
鉛筆の持ち方が成績を左右する
・鉛筆の持ち方が悪いと、読みやすい字を素早く書くことができない
・算数を解くための図がうまく書けない
正しい持ち方
悪い持ち方
なぜ悪い?学力にどのような影響を与えるのか?
悪い持ち方の場合(これは右利きの場合を言っていますね)、右目を閉じて左目で見ると鉛筆の先がかすかに見えるが、左目を閉じて右目で見ると鉛筆の先が見えない。左目から入った信号は右脳へいく、つまり片方の脳しか使わないことになってしまう。だからミスが増える。
鉛筆の持ち方なんてどうでもいいんじゃないかと思っていましたが、これって結構重要な気がします。「書く」ということはこれから長期間付き合っていくことですし、創造性につながる行為です。書き方一つで脳みその使い方まで変わってくるというのは目からウロコでした。さっそく鉛筆の持ち方をしっかり教えようと思います。
いかがでしたか?
驚くべきは、紹介したものすべて重要なことだけどすぐ実行できることだということ。
こういう情報をサラッとシェアできる人って素晴らしいなと思います。こういう人が世界を変えていくのだと、最近つくづく思います。
自分もそうなれるようにがんばります。
番組では、来年受験する子どもを対象に西村則康博士に指導してもらいたい家庭を募集するとのこと。
詳しくはホームページ参照!→100秒博士アカデミー
あなたの「人生の文字盤」が見つかることを願っています。
それでは!