こんにちは!
36歳、住宅ローン残り15年、3人の子持ち、で2016年3月に会社を辞めた、信州上田の大野です。
突然ですが、あなたはフェイスブック使っていますか?
フェイスブックは、今や全世界で約16億人が利用しており、1日のアクティブユーザー(実際に使っている人)は約11億人。
すごい数ですね。
日本国内では、約2600万人が登録しており、アクティブユーザーはだいたい50%くらい、というデータがありました。
<参考記事> 【最新版】2016年9月更新。11のソーシャルメディア最新動向データまとめ
1000万人以上の日本人が、おそらく常時フェイスブックに接続しています。
会社のこと、自分の考え、力を入れている活動などなど…
より多くの人に自分を知ってもらいたい、あの人の活動がもっと広がってほしい、と思っている人にとってはフェイスブックは欠かせないツールですよね。
広報ツールに使えるって知ってる?
でも、「有効に使いたい」、特に「広報ツールとして使いたい!」と思ってはいるものの、
「どうやったら効果的に使えるの?」
と、何から始めればいいのか全然わからない!という人も結構いるんじゃないかと思います。
何をかくそう、ぼくがそのひとりでした笑。
そこでこの間、「ハムラの吉田達矢さん」という方が講師を務め、「まちなかキャンパス上田」で開催された「広報・宣伝勉強会」というものに参加しました。
そしたら、初心者には大変勉強になる話を聞けたんです。
実際に、仕事とは関係なくあくまで個人的にですが、この知識と法則を使ってフェイスブック投稿を始めました。
やる気になる、シンプルでわかりやすい勉強会でよかったです。
では、「まちキャンの広報勉強会」で学んだ、
・広報に関する基本的な知識
・フェイスブックで広報するる時のシンプルな3つの法則
について書いていきます。
これを知れば、今日からすぐに広報活動を始めることができるハズです。
広報に関する基本的な知識
伝えたい商品やサービスがあり、多くの人に知ってほしい。
そのための、広報や宣伝や広告です。
言葉が分かれているんだから、それぞれ違う意味なんでしょうが、よく「広報」と「宣伝」と「広告」がごっちゃになっている人がいるそうです。
はい、そうですね。ぼくは違いを説明できませんでした笑。
ざっくり言うと、
・広報とは、「事実を伝え、広く知ってもらう仕事」
・宣伝とは、「対象の中身をチラッと伝え、良いところを知ってもらう仕事」
・広告とは、「主観を入れて伝え、共感を生む仕事」
ということです。
んーなるほど。
あなたは広報してる?宣伝してる?広告してる?
広報、宣伝、広告、それぞれに役割があり、伝え方が異なります。
例えば、自分が作っているリンゴジュースを多くの人に買って欲しいと思った時。
例えば、目の前に実物もなく、ただ町の中で「おいしいんです!」「他のリンゴジュースとはわけが違う!」「買ってください!」とか言っても、得体の知れない感じで買う気になりません。
広報とは?
でも、目の前にちゃんと実物のリンゴがあって、
・私の家は農家でしてリンゴの木を育てています。
・信州上田でとれたリンゴです。
・私が作ったリンゴです。
・実は江戸時代から代々続いているリンゴ農家なんです。
という、リンゴジュースを形作っている「事実」が揃ってくれば、「得体の知れないもの」ではなくなってきます。
これを「広報」というのだと理解しました。
宣伝とは?
さらに、
・今年のリンゴは豊作で、出来もとても良かったんです。
・ここにあるリンゴで作ったジュースなんですよ。
・良かったらリンゴ食べてみてください!
となれば、より知ってもらいたいものに近づきます。
これで中身をチラッと知ってもらうことになります。
これを「宣伝」というのです。
広告とは?
さらにさらに、食べた時にその人が、
・このリンゴ、美味しいやん
という本人の感情が乗れば、もしかしたらよりリンゴジュースに興味を持ってくれるかもしれませんし、
さらにさらにさらに、
・今日は特別に、リンゴの試食に加えてリンゴジュースも試飲できます!
ということになればどうでしょうか?
そして、今年のリンゴを作った時の苦労話や、リンゴ作りにかける想いを伝えることができたら…
共感を生み、行動が生まれる「広告」ということになります。
まずは広報から
とにかくまずは、「相手がどれくらいのことを知っていて、どんなことに興味があるのか?」を知ることが大事です。
だから、相手の状態がまったくわからない場合には、まずは「広報」ですよね。
より深く伝えたい、より多くの人に伝えたい知ってもらいたいと思ったら、順番があるのです。
フェイスブックで広報する時のシンプルな3つの法則
それでは、「事実」を知ってもらうためにフェイスブックを使った広報を始めましょう。
例えば自分を知ってもらいたいのなら、まずは自分に関する「事実」を投稿していけばよいのです。
つまり、普通に毎日なにやっているか飾らず気取らず、投稿すればいいんです。
・お昼にそばを食べた
・軽井沢でキャンプした
・バリューブックスで本を買った
など、なんでもいいのです。
何でもいいのですが、これだけはおさえておきたい!というポイントがありました。
フェイスブックで事実を発信する時に知っておきたい「3つのシンプルな法則」があるんです。
それは、
1.3時間ルール
2.規則性を持つ
3.140文字に収める
です。
1.3時間ルール
フェイスブックには「タイムライン」があり、投稿はどんどん流れていきます。
その投稿が、いわゆる「友達」のタイムラインにとどまっていられる時間が、3時間なのだそうです。
3時間を超えるまで誰も何のアクションも取らない(いいねしたりシェアしたりされない)と、その投稿は埋もれてしまうんですね。
つまり、例えば夜中の12:00に投稿したとして、お友達が全員11:30に就寝していたら、誰にも見られないで消えていく投稿になってしまうということ。
フェイスブックの「3時間ルール」は広報したい人にとっては知っておきたい法則ですね。
2.規則性を持つ
毎日規則性を持って投稿すると、反応してもらえる時間帯、反応が返ってこない時間帯が分析できます。
また、毎回同じ曜日、同じ時間に投稿する方が覚えてもらいやすいということもあります。
「規則性を持つ」と比較ができて分析ができるんですよ。
分析って大事ですよねー。
変化を捉えることも、対策の効果を見ることもできるようになります。
【毎日変わらずにやる】
今朝いつもの玄関掃除をしていたら、靴箱の下の汚れが気になり、掃除しました。
その時「毎日変わらずにやるから、現在地点がわかり、違いがわかり、変化がわかるのかも…」と思ったんです。
自分が何をしたいのか?どんなことが気になるのか?
毎日変わらずにやっていることから見えてくることが、結構あるのかもしれません。#玄関 #掃除大野 晃義さんの投稿 2016年10月3日
3.140文字・7行以内に収める
フェイスブックの投稿は、ツイッターと違って長い文章でもできます。
ですが、140文字を超えると読むのもおっくうになります。
何より文字数が多かったり7行を超える文章だと、「続きを読む」になってしまうようなんです。
<参考記事>【Facebook】いったい投稿の何行目から「もっと見る」になるのか!?PC版・モバイル版ニュースフィードを徹底検証。
伝えたい相手に、最後まで読んでもらえるような配慮が必要ということですね。
まとめ
広報についての基本的な知識と、フェイスブックで広報する時に知っておきたいシンプルな3つの法則について書きました。
広報とは、
「事実を伝え、広く知ってもらう仕事」
です。まずはフェイスブックを通じて、「事実」を知ってもらうことを優先してみましょう。
そして、フェイスブックを使って広報をする場合、投稿の時に気をつけたいシンプルな3つの法則は、
1.3時間ルール
2.規則性を持つ
3.140文字に収める
ということでした。
まずは自分自身のことをよく知ってもらうために、自分の広報活動から始めたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
それではー!