他人事でいいの?認知症400万人時代に「人生の主人公」として生きていくために必要なこと。

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知ってます?
現在認知症と呼ばれる人は日本全国で300万人を超えているんです。歳をとるごとに認知症になる確率は増加していくんですが、2020年までに人口の約30%が65歳になると予想されていて、このままいけば2035年には認知症と診断される人が、なんと約445万人を超えると予想されているんです。

 

もうすでに認知症時代は到来しています。そして、調べているうちにその認知症時代は、日本人特有の価値観によってさらに深刻な問題を生んでいることがわかってきたのです。
 
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photo credit: Schaukeln in der Abendsonne via photopin (license)

 

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日本人の素晴らしい価値観による弊害

 
日本人は「人に迷惑をかけていはいけない」という強く素晴らしい価値観を持っていて、それを無意識に次の世代に引き継いでいきます。つまりもし家族が認知症になった場合、他者を頼らずに「家族の問題」として抱え込むことが多い。

 

さらに言うと「認知症の人は何をするかわからないから恐い」というイメージがあるため、他者から敬遠されてしまうので、やっぱり家族という超小規模コミュニティーの中に閉じ込められ、フタをされ、隠されてしまう傾向が強いんです。

 

そんなこんなで、親は子どもにも迷惑かけれないと思うもんですから、老老介護というスタイルが年々増えているようなんですよ。ぼく自身、自分が認知症になったり奥さんがなった場合のことを考えると、子どもに迷惑をかけたくないなと自然に思っちゃいます。

 

そうやって、おのずと身近な人に負担が集約していくのです。

 

 

老老介護の現実

 
つまり日本はどんどん老老介護へと向かっていく習性を持っているのが現実です。
そしてなーんと、65〜74歳の介護者の27%がうつ状態なんだそうです。

 

介護を必要としながら自宅で暮らしている65歳以上の高齢者のうち、65歳以上の同居の家族が介護を担っているという、いわゆる“老老介護”の割合が2013年時点で5割を超えたことが、厚生労働省が7月に発表した「国民生活基礎調査」で明らかになりました。
老老介護-介護者の現状とは-

 

65歳以上の30%は「死んでしまいたいと感じることがある」と回答。55~64歳の17%を大きく上回った。うつ病の尺度をはかる標準的な自己診断表への回答では、うつ状態とみられる人は65~74歳で27%だった。
老老介護つらいけど…ケアカフェ生きがいに 認知症社会

 

老老介護が増えれば増えるほど、キーツい現実が発生する可能性が増えていくということです。

 

 

認知症でも人生の主人公として生きていくために必要な場所

 
ぼくは、もし自分が認知症になったときに自分が閉じ込められて生きるのも、身近な大切な相手を知らないうちに追いつめていくのも嫌です。そんな未来に不安を感じながら生きたくはないなと、調べていて本気で思いました。

 

もし将来、自分が認知症になったとき、狭い世界に閉じこもり、家族が介護で死にたくなるような状況を望んでいる人などいない。
やっぱり死ぬそのときまで、人生の主導権は自分で握っていたい。自分の人生の主人公は自分でありたいと願うはずです。

 

そんな未来を実現するための希望の場所「ケアカフェ」というものが各地に生まれつつあるようです。
ここは介護する人・される人が集う地域の拠点で、認知症の方にもカフェの中で何かしらの役割を担ってもらい、活躍してもらう場所なのだそうです。

 

カフェは毎週土曜に区の施設を一部借りて開かれる。夫婦はそろいの赤いエプロンをつけ、カウンターに立つ。サワさんは「ママ」と呼ばれており、主に皿やコップを洗う。紀義さんは「マスター」としてコーヒーを入れる。2人をボランティアが手伝う。

カフェは、紀義さんにとって新たな生きがいになった。サワさんには笑顔が増えた。周りの人に支えられていると実感する。「俺が先に死んで、この人が1人になっても、絶対に見捨てないと言ってくれる人たちがいる。今が精神的に一番楽です」

引用元:老老介護つらいけど…ケアカフェ生きがいに 認知症社会

 

奥さんの介護で「死にたい」と漏らしていた人が新たな生きがいを見つけられた場所。
んんん!ケアカフェには明るい未来の匂いがしますなー!

 

 

認知症の人への誤解と大きな可能性の話

 
認知症の人は、その段階にもよるかもしれませんが、ある一定期間の記憶がスポッと抜け落ちているだけで、昔に養った技術や感覚や習慣はしっかり覚えている、というような話をどこかで聞いたことがあります。

 

彼・彼女らは「才能」と呼ばれるものを確実に持っていて、視点を変えれば、人生の後輩たちに引き継ぐべき知恵や、社会貢献をする力を持っていたりするのです。

 

認知症の人にもそれぞれ言えない想い、表現したい想いがあり、そんな人たちが昔取った杵柄(きねづか)で先生になって子どもたちの世代に伝えられることを伝えていく。そんなふうにみんながハッピーになれるようなケアカフェができたら素晴らしいですよね。

 

 

まとめ

 
認知症社会というのは確実に他人事ではありません。
自分も、身近な人も、そうなる可能性があるのです。

 

そんな身近な問題を解決し、認知症400万人時代に「人生の主人公」として生きていくために今できること。
それは今直接関係ないからと言って他人事に思わずに、自分事になって小さな一歩を踏み出すことです。

 

もうすぐ長野県小諸市にケアカフェが誕生するようです。
そこで何かに関わることで、自分事になり、偏見を捨て、より良い未来を作っていきたいと思いました。

 

それではー!

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

1980.1.1 東京生まれ 2016年3月に長年勤めた工作機械メーカーを退職し、「独立して生きていく」ことを目指して出発しました。 文章を書くこと、子どもと触れ合うことが大好きです。 「相手の望んでいることを120%理解し、自分にできうる最高のパフォーマスンスを発揮する」ができる人間になることが、2016/8〜3ヶ月の目標。 最終的には「人の中に眠っている力を発見し、引き出せるヤツ」になりたいと思っています。 よろしくお願いします! 好きなこと: 歌(カラオケ)/ブログ/読書/ノート/旅/キャンプ