正論大好きな全国のダメ上司に伝えたい、部下の心が動くたった一つの条件。

 
ぼくの心と体が能動的に動く条件は、「目的がはっきりしていること(こうしたいという想いがある)」と「モチベーションを持てること(おもしろそう)」ということです。これは万人にほとんど共通する条件ではないかと。
 
だけど、会社の仕事におけるぼくの心と体が動く条件は現在たった一つで、「こうしなければ!という想い」が伝わってくること、つまりそれに向かって自ら何かしらの「行動」を起こしている人に頼られたときだということをある経験から発見しました。
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凡人サラリーマンの行動

 
普通、組織の中は役割分担によって回っています。
で、自分の役割を全うしたら終わりですよ。たいていの人は余計なことはしません。
 
うまくいかなければそれを担当している部門のせいですし、自分の利害に関わる案件であれば「何やってんだ!」とギャーギャー騒ぐだけです。自分は役割を全うしているので動きません。

 

ですがたまにいるんです。
境界線を感じさせないほど軽やかに動いてしまう人が。

 

 

組織の中ではボーダレスな人ほど魅力的

 
ぼくの会社のとある営業マンが、部門の役割とか正論などを一切口にせずに、お客さんと会社が一番うまく行くための方法のために自ら行動しているのを先日目の当たりにしたんです。
 
で、その人が技術的なことで困っていて、「知恵を貸して欲しい」とぼくを頼ってくれました。
普通なら言い訳をしてごまかしてうまく逃げるぼくですが、その人の姿勢に感化され、大嫌いな残業をして一緒に問題について考えてしまったのです!

 

「筋」とか「感情」を無視して、「部門の役割」だとか「正論」だとかを持ち出してきて、ペラペラと口を動かすだけで保身のために言い訳することしかできな人にはゲンナリしてしまうのですが、こうやって目的のために役割や正論を振りかざさずに軽やかに「行動」してしまえる人は魅力的だな~と思います。

 

 

魅力のないダメ上司の特徴

 
逆に日本のサラリーマンダメ上司は、正論を使ってピラミッド組織の同列かそれ以下の人間を強引に動かそうとします。
 
でもそういうヤツに限ってピラミッドの上の人には正論を使うことができない。
ダサダサなヤツには心を動かされませんよね。

 

 

まとめ

 
ボーダレスに軽やかに動く魅力的な人、理屈ではなく感情で、頭ではなく心に影響を与えてくれた人のためには、余計な仕事だろうが忙しかろうができる限りのことをしよう!と心に決めました。
 
これは自分のモチベーションになるってわかったということと、自分の中の想いをまだはっきり見つけられていないので、人の想いに共感して動くことで自分の想いにたどり着くしかないと思ったからです。

 

逆に、正論大好きな、まったく気持ちの伝わってこない人の頼みになど協力しないという態度で生きようと決めてみます。そんなムダなことに時間を使うなら、プライベートを充実させるためにさっさと仕事を終わらせて帰宅します。

 

それではー!

 

ABOUTこの記事をかいた人

1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。