孫正義さんが「後継者」として認めていたアローラさんがソフトバンクを電撃退任したそうだ。
この山本一郎さんの記事が読みやすくていい。
ソフトバンク、ニケッシュ=アローラ副社長が電撃退任
孫さんは自らが後継者を探すための「ソフトバンク アカデミア」というのをやっていたが、アローラさんが来てからは事実上手仕舞いし、アローラさん一筋で行く意思を示していたようだ。
孫さんはもうちょっと社長でいたくて、アローラさんはもう少し早く社長になりたかったのが、今回の結果につながったんじゃないかという話が有力そうだが、そんな単純でもないんだろう。
会社経営はドラッグのようなものだ。
というようなアローラさんのツイートもある。
He and I love each other. Leading is a drug, a positive influence, a raison d'etre. U need to be ready to leave… https://t.co/xcdUWCbTgF
— Nikesh Arora (@nikesharora) 2016年6月21日
実現したいことが尽きないから、トップを走り続けられるのだろうし、やりたいことがなくなっても「これだけは残したい」という執着も出てくる。
残りの時間でどこまでできるか?
何を受け継いで、残してもらいたいか?
誰に手渡せばいいのか?
どうしたら続いていくのか?
これからどうしたいか?
受け継ぐべきものは何で、切り捨てるべきものは?
自分だったら、この力をどうやって使って社会に貢献するか?
人と人の様々な想いが絡み合って、現実が動いた。
日本にも他人事ではない人たちがたくさんいる。
1人で悩めば悩むほど、問題は複雑になっていく。
後継者問題について考えよう
先日三重県の「お伊勢さん」に行ってきて感じたことが、まさに「後継者問題」。
何千年も続いていく伝統行事を目の前にして、後継者や技術伝承の問題について、お伊勢さんから何かヒントが得られないかと思い、こんなセッションというか勉強会を開催することにした。
後継者問題はその場その人によって状況も答えもまったく違うだろう。
でも、引き継ぐ上で大切にしたいことは、その人それぞれの中に必ず眠っているハズ。
同じ悩みを持つ人たちが対話をして、「モヤ」を共有して、少しでも本質に近づければいいなと思い企画してみました。
https://peraichi.com/landing_pages/view/oisesan
よろしくお願いします。
それではー!