最近やたらと次男と末っ子の娘が「だるまさんが転んだやろう!」と言ってくる。
これを表面的に捉えれば「ヒマだから遊びたいんだろうな…」ということになる。
最近学んだのは「本当に伝えたいことは言葉以外の情報によってつくられている」ということ。
言葉になって出てきたものは表層の情報で、そこから相手の「本当に言いたいこと」を紐解くことが大切なのだというのがわかってきた。
目の前の相手は、言葉の通りのことを伝えたいわけではない。
言葉を発している状況や背景やプロセスに、本当の気持ちが隠れている。
そう考えると、子どもが発している言葉は子どもなりに感じている何かから生まれているもの。言葉にできない何かを伝えたくて、「だるまさんがころんだ」を一緒にやろう!と伝えているのだとわかってくる。
「言葉が現実をつくりだす」という言葉があるが、これは深層にある自分の心の言葉が、そのまま言葉として表層に現れたときにその通りになる、ということなのではないか?と思う。
まずは表面に出てくる言葉に注目し、その言葉によって「本当に伝えたいこと」はどんな仕草や行動に表れているのかを観察してみる。言葉のうしろにあるモノ、言葉の奥にある気持ちを知り、言葉とイメージを一致させることができるようになれば、「言葉は現実をつくりだす」ようになるんだ。
でも、不思議なことに自分の本意は自分にはなかなか分からない。
でも目の前の相手のことなら客観的に観察できるし、考えることができる。
目の前にいる相手を「自分の鏡」として、相手の言葉とイメージを一致させることができるようになれば、「言葉は現実になる」が現実になる日は近い。
ハズだ。笑
上田市にある「コトバヤ」で買ったシュールなしりとり絵本。
<参考記事>あなたがいるその場所の世界観をつくり出すモノ。
しりとり
それではー!