人生に悩み、仕事に悩み、会社を辞めることにしました。
<参考記事>【手放すを楽しむ】No.2:とにかく会社を辞めてみます。話はそれからだ。
いま、新しい仕事を探しています。
はい、まだ見つかりません笑。
でも仕事ってそもそも何なの?ってところからはじめたいと思い、本を読み漁りました。
同じような悩みを抱えた人たちが、悩みを突きつめて本にしてくれたおかげで、だんだんと自分が仕事に対して抱いていた「常識」が見えてきたんです。それが、自分自身を苦しめている原因であることがわかってきました。
この3冊は、仕事に悩み苦しんでいる人に是が非でも読んでいただきたい本。
それではどうぞ。
本当の仕事 自分に嘘をつかない生き方・働き方
印象的な言葉は、
やりたいことをやらないことの方が自分勝手である。
皆さんの中に、やりたくないことをやるとき、自分の力をマックスで出力できる人っていらっしゃいますか?ぼく的にはやりたくないことを本気で真剣にできる気がしません。
でも、今までの経験上、やりたいことだったらどうでしょうか?本当にやりたいことは、誰かに言われなくても勝手にやるし、課題を課題とも思わず、うまくなりたいとか達成したいとか、それだけでどんどん突き進んでしまうんじゃないでしょうか?
やりたいことをやり続けてどんどん力をつけて、その結果として誰かが喜んでくれたとか、誰かのためになったという状態が生まれたとしたら、それってものすごく素敵なことです。
「みんながみんなやりたいことだけやったら、世界がうまく回らなくなる」と言われるかもしれないけど、その状態になったことがないんだからどうなるかわからないし、そもそも今、うまく回ってますか?という話。
「やりたくないことをやらなきゃいけない」という世界と、「やりたいことをやりまくる」という世界。
あなたはどちらを選択したいですか?という話です。
本の中には、仕事に悩んでいる人が無意識にかけている「4つのメガネ」の説明があります。
これらのメガネをかけていることで、もし力が奪われているのであれば、「力の出るメガネ」を探してかけてみましょう、と優しく導いてくれます。
ぼくはこの本が決定打で人生変わりました。
仕事に悩んでいる方に何が何でも読ませたい本。
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
印象的な言葉は、
すべての悩みは「対人関係の悩み」である。
人間はみんな他人から嫌われるのが怖い。できれば誰にも嫌われずに生きていたいと思う。そして、承認欲求を満たしたい。だけどすべての人から嫌われないように立ち回る生き方は、不自由であり不可能なことである、と。
他者の評価を気にかけず、他者から嫌われることを怖れず、承認されないかもしれないというコストを支払わないかぎり、自分の生き方を貫くことはできない。つまり自由になれないのです。
極論のように聞こえますが、他人を気にして自らの立ち回り方を決めるということは、他人のイメージの中で生きるということです。「自分らしい選択」よりも、他人の選択を優先するということ。
自分を抑え込むこともストレスになるし、自由からは遠のいていく、ということです。
自由になるには、自分の生き方に責任を持つことで、それは「嫌われる勇気を持つ」ということだったのかと、この本を読んで分かりました。
他者からの評価や承認を捨てること、つまりすべての人から好かれることを捨てて、自分らしく生きることができれば、その人はきっと自由です。
「それができれば苦労しないよ!」と言われそうですが、この本はストーリー仕立てになっており、そうなりたい自分の背中を支えてくれる、勇気が湧いてくる本です。
職場での人間関係の悩みが、仕事の悩みにつながっている方に是が非でも読んでいただきたい一冊。
仕事。
印象的な言葉は、
30代前半までにやることが見つからなかったら、人生やることないよ。自分の原体験みたいなものは、そこまでに出尽くしちゃってるもの。
という、杉本博司さんという写真家の言葉です。
ジタバタしてもしょうがないというかなんというか。「何か新しいことを始めるんだ!」ということではなくて、「環境を変えるだけ」という冷静さと、「これまでの原体験に必ず自分の本当の仕事が隠れている」という勇気をもらえました。
名だたる重鎮たちの「仕事観」を聞きながら、「本当の仕事とは何か」を模索し悩み答えを見つけようとする著者に自分を重ねられる本。これまで感じてきたこと、強く印象に残っていることをベースにして、本当の「仕事」を探そう、と腹をくくれた本。こんなに成功している人でも仕事に悩むんだ、と勇気をもらえた本。
仕事に悩む、30代オッサンに何が何でも読んで欲しい一冊です。
まとめ
すべての本を通じて言えることは、「本当の自分を抑えないこと」です。
好きだと思うことに素直になり、他者の目を恐れず、これまで感じた疑問を大切にして、直感を信じて決めてみる。
諦めて、常識にとらわれて、「仕方がない」「言われたことだけやっていればいい」となってしまえば、自分が持っている純粋な意欲や、本来の「生きている意味」がどんどんわからなくなっていきます。
本当の自分にフタをし続けると、自分が失くなってしまうんじゃないかという恐怖を感じた時期があります。
フタを取った今、自分の好きなことややりたいことが溢れてきて、そんな自分を感じるのが楽しくて仕方ありません。そして、その中に自分にしかできない「最高の仕事」が必ずある。
それに出会うための一歩を踏み出すための勇気とエネルギーを、この3冊が与えてくれました。
ぼくと同じように、仕事に悩んでいるあなたに何が何でも読ませたいオススメ本3選でした。
それではー!