うちの一番下の娘が上田女短付属幼稚園に通っていて、2015/10/11が運動会だったんです。
朝起きると、あいにくの雨。小雨とは言えない程度に、それなりに降っていました。
運動会は雨天決行で、外でできなければ体育館で開催となっていたので、今日は体育館だな〜と思っていました。すると幼稚園から連絡があり、「どうしても外で開催したい。雨がやむことを願って1時間スタートを遅延させてください。」と。
いやー当日の予定が少しくるってしまう人もいるだろうし、こんなに降ってたらグラウンドだって雨でぐちゃぐちゃで使えないでしょ?って思ったワケですよ、ぼくは。もう体育館、体育館!って感じでした。
なんと雨はやんだのです。奇跡は起こる。
判断を先延ばしにする力
「判断を先延ばしにする」という行為は、周囲の人たちの目先の利益や感情に左右されるような生き方、つまり世間の目を気にしながら生きているような人なら、耐えられません。ぼくなら、言い訳ができて誰にも後ろ指を指されなさそーな判断をすぐにでもしちゃうと思います。
だけど園長先生は、「運動会を外で開催したい!」という「よくよく考えればそれがベストだよね〜」というみんなの心の奥にある想いに耳を傾け、自分の声に耳を傾けて、今の環境でやりたいことを実現できる可能性が高まる選択をしたのです。
準備するひとたちも、直前まで決まらないからあたふたしたでしょうし、関係者への連絡も大変です。
目先のみんなの気持ちにとらわれていたら、「周囲にそんなに大変な思いをさせてまでのこの判断か?」と自分を疑いたくもなるかもしれません。でも、やったんです。なかなかできることではありません。
上田女短の学生さんのお手伝い、毎年毎年手際が美しすぎる!
彼女たちがいなければこの素晴らしい思い出に残る運動会は成り立ちません。感謝!
かけっこでダンスで、我が子の成長した姿を見れてジンジンしました。本当に感謝。
まとめ
どこまで先を見据えて、今目の前にある中から何を選択するのか?
今すぐは理解されなくても、いつか分かってくれると信じることができるか?
いつまでも分かってもらえないかもしれないけど、自分を信じて決断することができるか?
自分が実現したい一番心地良い未来を掴むために、目の前にある些細で重要な選択を積み重ねることの大切さを園長先生から学びました。子どもたちとそんな心を共有しながら一緒に成長していけたらいいなぁ。
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それではー!