信州上田市にある蕎麦の名店「くろつぼ」。
ぼくはここのお蕎麦が大好きです。
<参考記事>上田で一番美味しいそば屋「くろつぼ」で軍鶏せいろを食べたよ。
十割蕎麦は、つなぎ(小麦粉)を使っていないのに、モッチリとしていながらもしっかりとした歯ごたえがあり、蕎麦だけで食べても味があって美味しい!と思うくらい美味しい。
蕎麦で有名な信州上田市の中でも、本物の蕎麦を味わえるトップレベルの蕎麦屋さんではないかと。
でも。
美味しいのは蕎麦だけではないのです。
くろつぼは蕎麦屋だけど、「鴨しゃぶ」も美味しいんです。
くろつぼの鴨は、こだわりの鴨
くろつぼの鴨は、「放し飼い」にこだわっている農家さんが育てた合鴨。
放し飼いで育てられた鴨はストレスが少ないからか、柔らかくて食べやすい。
そのうえ、「新鮮さ」にこだわり、シメてから輸送1時間以内の場所でさばいて出荷している、そんな農家さんから合鴨を仕入れているそうです。
鴨肉はビューティーミート
鴨肉には、低温でも溶ける消化しやすい良質な脂肪である善玉脂肪(オメガ3)が豊富。
中性脂肪を減らし、血中コレステロール値を下げて血液をサラサラにする働きが期待できます。
あと、貧血に効くヘム鉄や、美容にいいとされているビタミンB2が多く含まれているんです。
ビタミンB2は、皮ふや粘膜の健康維持を助けてくれたり、三大栄養素を体内でエネルギーにするための代謝を支えてくれるビタミン。
さらに、ネギと一緒に食べるとなおよし。
ネギにはアリシンという疲労回復効果がある化合物が含まれており、ビタミンB2の吸収を高める働きをしてくれます。
美味しい上に、美容・アンチエイジングにも健康にもいいんです。
くろつぼの鴨しゃぶ、ヒントは治部煮
「ただ普通に鴨をしゃぶしゃぶするだけの料理なら他でも食べられる」
「蕎麦屋らしい鴨肉の食べ方はないものか?」
と全国各地の郷土料理を調べて試行錯誤したという、店主の福崎さん。
石川県の「治部煮」という郷土料理を参考にして、「くろつぼの鴨しゃぶ」は完成したそうです。
蕎麦屋「くろつぼ」ならではの「鴨しゃぶ」の食べ方
石川県の治部煮は、鴨肉に小麦粉をまぶして煮る。
粉をまぶすと、肉の旨みが閉じ込められるし、汁にとろみがつく。
そこで蕎麦屋のくろつぼでは、鴨肉にそば粉をつけてしゃぶしゃぶすることに。
しゃぶしゃぶしたって、そば粉のおかげで鴨肉の旨みはとじ込められたままです。
その上、しゃぶしゃぶした出汁には、そば粉のおかげでとろみがつき、野菜が美味しくなってしまう。
しゃぶしゃぶした鴨肉は、くろつぼ特製の「そばつゆ」につけて食べましょう。
食べ方のおさらいです。
いやー蕎麦屋ならでは。
くろつぼオリジナルな鴨しゃぶですねぇ。
まとめ
一度で二度美味しい、蕎麦付きのセットもありました。
くろつぼの鴨しゃぶ、間違いないので是非食べてみてください。
お店の情報
====================
石臼碾き自家製粉 くろつぼ
住所 〒386-0027 長野県上田市常磐城3-7-37
電話 0268-29-6767
営業時間 昼の部 11時~14時30分(入店14時まで)
webページ:石臼碾き自家製粉 くろつぼ
フェイスブックページ:昼 くろつぼ
====================
それではー!