お盆休みは今流行の北陸に行ってきました。
充実した日々を過ごすことができて満足!
まずは金沢に。
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2015年夏の旅のテーマ
2015夏旅のテーマは「島には自由があるのか?」。
<参考記事>果てしなく広がる海と空。「島には自由がある」というのは本当か?というわけで今年の夏旅のテーマは「島」にします。
それについてはおいおい書いていきますが、もう1つ設定した裏テーマが、「昔の友人に会いにいく」でした。
この前東京で友人と会ったときも刺激をもらいましたが、会うと結構思い出すことがあって自分のルーツみたいなものを思い出せる気がするんです。
<参考記事>【池袋】久しぶりの友人との会話とつけ麺やすべえと1を100にする話。
で、金沢に住んでいるヤツがいるので、ちょうど近くに能登島もあるやん!ということでテーマを両立。
おぼろげな過去の記憶
金沢に住んでいるそいつは、記憶力が抜群にいいんです。
脳みその引き出しを異常なほど備えているようで、頼んでもいないのにパパパッと即座にあけて思い出話を詳細に披露してくれます。スゴい能力!
かたやぼくはというと「んーたしかにそんなこともあったなぁ」くらいでおぼろげにしか覚えていない。
でも昔の楽しい思い出話を聞いていて、自分自身のことを思い出してきました。
すべてが人任せだったあの頃
中学2,3年くらいから、夏休みに友達だけで奥多摩へキャンプに行くことが伝統行事となり、高校卒業までやっていたと思います。たしか。
で、キャンプって結構料理とかテントとか用意が大変だし、場所も電車で2時間くらいかかるところだったので、ただのノリでやれるようなモンでもないような気がするのですが、ぼくはそのノリしか覚えていないんです。
今思い返すと、金沢のヤツはかなりしっかりしているヤツで、持っていくものとか、現地でのごはんの用意とか、率先してやってくれていたんだろうなと。だって実際、ぼくは準備に苦労した記憶がまったくないんですから、ノリしかなかったはずなんです。
その思い出を起点にいろいろ思い出すんですけど、キャンプだけじゃなくてスキーに行くのもなにするにも、いろんな場面でそのしっかり者が段取りしてくれてたような記憶がよみがえってきて、自分はほとんど何もせず、ただただ人に任せてついていって楽しんでたなーと。
人任せに生きていると必ずツケが回ってくる
大人になったいま、ほとんどのことを自分でやらなければならない状況になって、本当に疲弊することが多くなりました。これは、すべてを人任せにして自分で何もやってこなかったバツだな。
子どものころの経験って本当に大切です。それが未来の生き方に変わる。
けどそれを恐れて生きてははいけない
でも無理に大人が「経験すべきこと」を押しつけていたら、人生において心の支えとなる「原体験」を得ることはできません。だから、未来にツケが回ってくるとしても楽しくてついついやりたくなってしまうことを最優先することの方が大事だし、助けてくれた、支えてくれた人たちに感謝することが大事なのだと思いました。
「同じ冗談で笑える」仲間とつるむことの重要性
不思議なことですが、ぼくみたいな人任せのヤツがいたりしっかり者がいたり几帳面な人がいたり何考えてるかよくわからないヤツがいたりと、中高時代は特徴の違ういろんなタイプの人間が入り乱れながらも、同じ目的に向かってうまく進んでいた気がします。
どこに行くにも不平不満をいうヤツはいなかったし、「みんなちがってみんないい」なんてわざわざ言葉にしなくとも、自然な流れでそうなっていたんです。
大変なことも、最後は楽しかったと笑えた。
なぜうまくいったのかと考えると、好きなことや得意なことはみんな違っていても、ジャック・ウェルチの言う「同じ冗談で笑える人々」だったからなんじゃないかと。
仕事を探すときは、自分に似た人を探す。同じ冗談で笑えて、自分のように考える相手です。同じ繊細さを兼ね備えている人ですね。自分がオタクだったら、オタクを探せばいい。混乱してはいけないのですが、人格を作ってはいけない。
<参考記事>「同じ冗談で笑える人を探せばいい」いい仕事に就くための5つのポイントをジャック・ウェルチ氏が語る|ログミー
会社にいると同じ目的に向かうために、同じシステム、同じ価値観に染まることでしかそこに向かっていけないような気持ちになりがちです。だけどこれまでの経験を思い出せば、それがやりたくて集まった人たちが、同じ冗談で笑い合えれば、物事はうまくいくということがわかります。
まとめ
ぼくたち凡人は「自立した社会人はなんでも1人でやらなければいけない」「他人に迷惑をかけてはいけない」なんて思い込んでいますし、自分のことで精一杯で他人にかまっているヒマなどない日常を送っています。
だけど、凡人はすべてを1人ですることはできません。
1人でやらなければと抱え込めば、心が病んでいくだけです。
人任せにできる部分は人任せにして、自分にできることやりたいことやるべきことを楽しみながら精一杯やる。
仲間と同じ冗談で笑い合いながら。
凡人が自由になっていくためには、
「同じ目的を持った仲間」
「同じ冗談で笑い合える仲間」
「それぞれ違う能力を持っている仲間」
が必要なのだと悟りました。
その場に留まるための仲間、仲間外れにならないように雰囲気を合わせている仲間なんかは必要ないのです。
自分を強く持ち、自分にしかできないことを楽しみながらやる。
そのための仲間が大切。
それではー!