【子育て】出会いと別れで積み重なる価値観を大切にしよう。

 
2014/3/17 月曜日 晴れ。
次男温太(はるた)の幼稚園卒園式。
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温太は3/12生まれで、クラスの中でも誕生日が一番遅かったのに加えて、あまりごはんを食べないのと、親が背が低いこともあり、ダントツに小さかった。友達と遊んでいるところを見ていると、ダントツに小さいので心配になったものですが、それでも3年間よくみんなに食らいついて頑張ったと思います。

 

卒園式で感じたことをメモしておきます。
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巡り合わせに全力になることで人は成長する

卒園式で実感したのは、子どもは親の心配をよそに、勝手に成長するものだということです。
温太は周りの子に比べてできないことが多かったと思いますが、誕生日が一番遅いということで卒業証書をもらう順番が最後で、挨拶の号令を元気よくやっている姿を見ることができました。

 

親としても誇らしく、また本人にとっても素晴らしい経験になったのではないかと思います。たまたま巡り合わせた機会ですが、そういうものが人が成長するための舞台になるのだと感じます。
親にはそんな舞台や巡り合わせを創り出すことはできないし、ただただ見守ることしかできません。

 

生まれたのが一番遅く、体が小さくて苦労したこともたくさんあったと思いますが、最後に素晴らしい巡り合わせ・役回りをもらえて、本当に恵まれたなと、しみじみ思いました。この経験は彼の今後に大きく影響するような気がします。

 

 

必ず「これまで積み重ねた価値観」を持っている

幼稚園では、先生・園長先生・友達との関わりの中に学びが溢れています。人と出会うことは学ぶということ。
そんな中で、育まれた「価値観」のようなものが必ずある。出会いと別れのたびに、そういう価値観が積み重なって、人は成熟していくのではないかと最近よく思います。

 

園長先生はお話がうまく、卒園式でも良いことを言っていました。
なつめという木の実と、息を吹くとピーッと音を立てながら伸びるピロピロ?を小道具にして、こんなことを言っていました。

なつめの木はこれ。
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photo credit: jillmotts via photopin cc

 

園長先生が持っていたのは、ロングピロピロというらしい。

 

ナツメの木は切っても切ってもそこからまた生えてくる。みんなにも、ナツメのように粘り強く生きていって欲しい。
一つのことをながーく、ずーっと続けると、たくさんの出会いがあって、宝物が増える。みんなも、このながーいピロピロおもちゃよりも、もっとながーく一つのことを続けながら生きていって欲しい。

 

そんな想いが、きっとこれまでの幼稚園生活で少しは積み重ねられているのだろうと思います。その場に巡り合って、巣立っていく意味が必ずあります。

 

そういう場で生まれた想いを大切に生きていけるよう、想いを受け取った私たち親と子どもがそれを引き継いで生きていかなければならないと思ったし、そういう価値観を積み重ねながら日々を過ごしていこうと思いました。

 

 

子どもと生活を共にすることは、自分の価値観を見つめ直し、自分のことを良く知ることができる、学びと気づきに溢れた場だと私は思います。月曜日なので仕事はお休みさせていただきましたが、子どもの成長とステップアップを実感できる貴重なタイミングを逃さなくて本当に良かったと思います。

 

仕事への価値観は人それぞれで、代わりに働いてもらっている人達には本当に申し訳なかったし、感謝しています。
「家族よりも仕事」ではなく、「家族も仕事も両立する」という価値観が私には積み重なっているようです。この価値観を大切にし、子どもにも伝えていきたいと思います。

 

あなたの人生の文字盤が見つかることを願っています。
それでは!
 

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1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。