【子育て】ロボット教室の体験入学に行ってわかった、子どもの成長に必要な「4つの要素」を回す仕組み。

 
この前、ロボット教室体験に行ってきました。子どもたちは作ったロボットが実際に動くところまで見れて、ものすんごく楽しそうでした。
そのロボット教室の内容と、やっている塾の先生が教育について言っていたことが印象強かったのでメモがてら書いてみます。
 
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photo credit: Mechanekton via photopin cc

 

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なんでも、最近の子どもは、総じて「文章問題」「図形問題」が解けなくなってきているのだそうです。一番の原因は、「勉強」=「計算ドリル・漢字書き取りの繰り返し反復」という認識が強くなっているからではないか、と。

 

最近の教育は、考える力を養うことよりも、表面的な記憶や暗記みたいな部分を鍛えることが先行してしまっているのではないか、ということ。でも実際は、高校受験のテストだって数学は文章問題と図形問題ばっかりらしい。
 
それに、社会で生きていくためには「考える力」ってものすごく必要ですよね。
 
話を聞いていて、現代の教育は子どもたちが身につけるべき本当に必要な力と、実際に教えていることがちぐはぐになりつつあるのかもしれないな、と感じました。

 

で、その先生は塾の先生をやっている途中で「なにかおかしい」と40歳頃に気づいたそうです。そこから子どもたちの将来を考え、独立して、他の塾とはちょっと違った「味」のある授業を展開しているようです。

 

ロボット教室は、「テキストを自分で読みながら、自分で考え、自分の力でつくる」というスタイル。例えば途中で間違って組み立ててしまったとしても指摘はしないで自ら気づいて直せるようにサポートするのだそうです。

 

この体験で理論的に納得・共感したのは、
 

文章を読めるようになること=「文章読解力」
自分で考えること=「思考力」「集中力」
自分の力で作ったロボットが実際に動くこと=「達成感」「楽しい」「感動」「集中力」
改造してロボットの動き方を変えて楽しめること=「応用力」「空間認識力」

 
という、モチベーションとたくさんの学びが溢れている、ということ。

 

結局、子どもは楽しくなきゃやらないです。逆に楽しければやります。達成感があれば気持ちが充実して、自分に自信もつく。自発的に考え、集中する。その結果、文章が読めるようになって応用力や空間認識力がつくということ。
 
今年小学校4年生になる長男がロボットに興味があり、奥さんがインターネットで見つけてきて体験に行ったのですが、「これはすごい!」と思いました。長男も「またやりたい!」と言ったので即決。4月から通うことになりました。

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また、その先生が言っていたのですが、
 

ゲーム

ゲームは麻薬とかアルコールと同じで依存性がある。それ以外にハマれるものを見つけよう。
 

外で遊ぶ

自然の中で遊ぶと思考力がつく。
 

計算や漢字書き取りの反復練習はさせない方がよい

文書問題や図形の問題など考えることが不得意になる。
 

読み聞かせ

読み聞かせをしてあげると、人の話を聞く力とか文章を読む力がつく。

 

だそうです。「もしこの塾に入らなくても、これらについてちょっと自分の子どものことを見つめ直してみてください。」と言っていました。授業だけでなく、先生の考え方も芯がしっかりしている感じで良かったです。

 

子どもの成長に必要なことは、

自発性(やる気)・集中力・思考力・達成感

 
だと、頭では分かっていますが、具体的な施策に落とし込むことがずっとできなかった。このロボット教室はすべてが揃っていてもってこいだと感じました。やっぱプロはスゴイな〜。

 

ちなみにコレがそのロボット教室。参考まで。
ヒューマンキッズサイエンス ロボット教室

 

宇宙に行ったロボット「ロビ」を作った高橋智隆さんが監修しているそうです。
ディアゴスティーニで「ロビ」作れるらしい。

 

あなたの人生の文字盤が見つかることを願っています。
それでは!
 

ABOUTこの記事をかいた人

1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。