無駄な出費を抑えて、お金を貯めたい。
節約して、旅行とかおいしい食事に、もっとお金を使いたい。
そんなときは、節約効果が大きい、
「大手キャリアから格安SIMに乗り換える」
ときです。
というあなたのために。
結論:最安格安SIMサービスは「ビッグローブモバイル」でした
先日、長年利用していた大手キャリアauの契約更新月に合わせて、BIGLOBEモバイル(ビッグローブモバイル)の格安SIMに乗り換えました。
5社の格安SIMサービスを比較した結果、特典を含めて計算した1年間のスマホ料金はビッグローブモバイルが最安でした。(2021年9月時点)
これによって、計算上年間約7万円の節約に成功!
ビッグローブモバイルが良かった点は、5つです。
- 初期費用(約3300円)が0円となるキャンペーン中だった
- 初月利用料が0円となるキャンペーン中だった
- 格安SIM利用料に使えるポイントを3000円分もらえた
- 最初の1年間は月額利用料770円(以降は1320円)だった
- これまで使っていた安心のau回線を利用できた
さらに、格安SIM契約に合わせて自宅のインターネットをビッグローブ光にすると、インターネットの月額料金が3000円引きになる特典もありました。
わたしはすでにビッグローブ光に契約していたのでこの特典は適用できませんでした。が、ビッグローブ光契約者は格安SIMの利用料を月額200円値引きになるとのこと。
鬼のような割引で(笑)、1年間にかかる利用料を計算すると3600円!
大手キャリアを使っていたころは毎月約6500円×12か月で、年間利用料78000円だったので、節約額は7万円以上になる計算です。
もちろん、電話をかけたときの通話料は別でかかりますが、データ通信量が月額300円になるなんて驚きでした。
ということで、ビッグローブモバイルを契約することにしました。
ドコモ・au・ソフトバンクから格安SIMに乗り換えるメリット・デメリット
大手キャリアから格安SIMに乗り換えると利用料が格段に安くなるのは間違いありません。
ですが、メリットもあればデメリットもあります。
乗り換える前に知っておいてほしいことをまとめました。
格安SIM3つのメリット
1.年間で数万円の節約になる
大手キャリアから格安SIMに乗り換えれば、年間で数万円の節約になることは間違いありません。
さきほど紹介したわたしの例だと、約7万円のコストダウンとなりました。
2.サービスによってはポイントがもらえる
格安SIM利用額が割引になる特典もありますが、中にはショッピングに使えるポイントをプレゼントしてくれるサービスもあります。
たとえば楽天モバイルだと楽天ポイント20,000ポイント、ビッグローブモバイルなら格安SIM料金支払いに使えるGポイントが3,000ポイントもらえる、などがあります。
3.契約の縛りがない・契約解除料が安い
大手キャリアでは「契約に合わせてスマホ端末購入するとiPhoneがこんなに安く買えますよ!」という売り文句に乗って、2年、あるいは4年縛りの契約をしてしまいます。
そうすると、途中で他のキャリアや格安SIMに乗り換えたいと思ったとき、違約金が1~2万円くらいかかるので、「契約が終わるまではあきらめよう…」ってなりますよね。
ひとまず忘れて普段の生活に戻ると、気づいたら契約更新月が過ぎていて、自動契約更新となり、また2~4年後じゃないと違約金が発生してしまう…
なんてことも起きたりします。
格安SIMサービスでは、今持っているスマホを流用する場合が多いと思いますので、そういう契約の縛りからは解放されます。
乗り換えたいときに乗り換えられる自由って、いいものです。
格安SIM3つのデメリット
1.通信速度・最大容量が下がる可能性がある
多くの格安SIMサービスが、大手キャリアの回線を借りる形でサービスを提供しています。
そのため、大手キャリアからデータ量の制限が設けられているのが一般的で、たとえばユーザーのインターネット利用が集中する時間や場所では、格安SIMは大手キャリアよりも通信速度が低下したりすることがあるようです。
地方在住のわたしは特に問題なく、快適に使えているのですが、もしかしたら東京やその他の都市圏では通信速度が気になることがあるかもしれません。
通信速度が心配な人は、自社回線を持っている楽天モバイルや、大手キャリアのサブブランドであるUQモバイル(au)とかワイモバイル(ソフトバンク)を検討してみてはいかがでしょうか。
2.店舗がほとんどない
格安SIMサービスがなぜ利用料を格安にできるのかというと、最も大きいのが「店舗を減らして人件費などのコストを削減している」からでしょう。
格安SIMの契約は、ほぼインターネットのみ。(一部例外もあります)
自宅から申し込んで、SIMが届いて、自分で設定。
人に合わずに済むのでコロナ禍では感染リスクが低くなるのはいいかもしれませんが、逆に、店舗に行って対面でいろいろ聞きながら疑問点をクリアして、契約したいという方にはデメリットとなります。
また、何か困ったときも、大手キャリアと違って店舗でのサポートは受けられないと思っておいた方がいいでしょう。
3.大手キャリアの独自サービスが一部使えなくなる可能性がある
たとえば大手キャリアのメールサービスが良い例です。
「@docomo.ne.jp」や「@au.com」や「@softbank.ne.jp」など、キャリア独自のメールアドレスは、ほとんどのサービスで使えなくなります。
また、「dポイント」や「au WALLETポイント」はそれぞれのキャリアの回線に紐付いているため格安SIMでは当然使えなくなりますし、乗り換えたタイミングでポイントは失効となります。
ポイントが貯まっている人は、格安SIMに乗り換える前に使いきっておきましょう。
※dアカウントの継続利用手続きをすればdポイントは失効されないようです
大手キャリアからの乗り換えタイミングで損しないために
大手キャリアから格安SIMへのベストな乗り換えタイミングは間違いなく「更新期間」。
更新期間は、auだと2年契約であればその満了月の当月、翌月、翌々月の3か月間のことです。
それ以外の月に解約すると、auでは契約解除料として10,450円(税込)支払わなければなりません。
わたし自身はスマホ端末料金を毎月支払っていたので、支払いが終わる契約更新期間まで待ってから乗り換えしましたが、振り返って冷静に考えてみます。
わたしの場合、auの月額利用料6,500円からビッグローブモバイルに乗り換えてからの月額利用料500円を差し引くと、毎月6,000円の節約になります。
つまり、「思い立ったが吉日!」で行動し、
という場合でも、契約解除料約1万円は、格安SIMを2か月も使えば節約分でチャラになるということ。
さらに、仮にスマホ端末代で毎月2,000円支払っていて、あと6か月分(12,000円)残っていたとしても、4か月も使えば契約解除料とスマホ端末代がチャラになってしまう。
格安SIMにすれば、契約解除料を支払ったとしても、たいていはすぐにチャラにできます。
なので、大手キャリアの契約解除料に惑わされず、半年、1年のスパンで節約額を計算してみてください。
※大手キャリア各社で契約解除料が違うと思うので、調べてみてくださいね
格安SIM5社サービスの特徴
ここでは、わたしが調査対象とした格安SIM5社のサービスの特徴をまとめました。
わたしは「最安」を最優先項目としてビッグローブモバイルを選びましたが、通信速度や通信エリア、欲しい特典などなど…人によって合う合わないがあるハズ。
自分にぴったりの格安SIMを選ぶときの参考にしてもらえればと思います!
BIGLOBE mobile(ビッグローブモバイル)
本体のビッグローブは、1990年代からインターネット接続サービスを開始している会社です。
2017年にKDDIグループの傘下に入り、auとの強いつながりを活かして格安SIMサービスを運営しています。
◎料金
先ほど書きましたが、2021年9月時点では特典を含んだ場合の年間利用料が最安でした。
ベースのプランは、音声通話付き・通信量3GBで1年間は月額770円(税込)。
家族割や、契約したデータ容量を複数の端末でデータシェアできるサービスもあったり、自宅用の光インターネットサービスをビッグローブにすることで割引が適用されたりするので、使い方次第でかなりお得になります。
いまなら、
- 初期費用3,300円が無料
- SIMカード発行料433円が無料
- 初月利用料無料
- 新しい端末を購入する場合は20,000円引き
- エンタメフリーオプション6か月無料
- 3,000円分のポイントプレゼント
- ビッグローブ光とセットで契約すると3,000円/月割引
とお得な特典・キャンペーン目白押しなので、おすすめです。
◎回線
au・ドコモ、どちらかを選択可能です。自宅や職場周辺の電波状況に合わせて選択できるので安心ですね。
◎オプション
・エンタメフリーオプション
月額280円で、YouTube,アベマTV,amazonミュージック,Spotifyなど合計21種類の動画・音楽アプリを使用しても通信量としてカウントされなくなります。つまり使い放題!
・選べる通話オプション
「BIGLOBEでんわ」アプリを利用した通話が一定時間定額で利用できるオプションサービス。
- かけ放題プラン:600円/月で3分、830円/月で10分かけ放題
- 通話パックプラン:600円/月で60分、830円/月で90分の国内電話が利用可能
他にも、SIM端末保障やセキュリティソフトを導入できるオプションもありました。
NUROモバイル
ソニーグループのソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供している格安SIMサービス。
◎料金
ベースのプランは「VSプラン3GB」で、音声通話付き・通信量3GBで月額792円。
今なら、
- 初期費用3,300円が無料
- 初月利用料無料
など、キャンペーン実施中のようです。
◎回線
au・ドコモ・ソフトバンク、大手キャリア3社の回線すべて使えます。
◎オプション
・通話オプション
月額基本料金880円で、10分以内であれば何度でも通話できるオプションがあります。(10分超過後は、11円/30秒)
・データ容量をプレゼント
契約プランに応じて3か月ごとにデータ容量のプレゼントがあるようです。
他にも、データ繰り越しや余ったデータを他の人にプレゼントできたり、端末保障・端末買取サービスなどがありました。
IIJ mio
1992年にインターネット接続サービスやネットワーク・システムの構築・運用保守の会社として設立された「株式会社インターネットイニシアティブ」が運営する、格安SIM業界では古株のサービスです。
◎料金
ベースのプランは「2ギガプラン」で、音声通話付き・通信量2GBで月額858円(税込)。
いまなら1GB×3か月増量キャンペーン中のようなので、上記料金で通信量3GBまで使えますね。
それに加えて、今なら初期費用3,300円が無料のようです。
◎回線
au・ドコモ、どちらかを選択可能です。
◎オプション
・データシェア、プレゼント機能
余ったデータを家族でシェアしたり、誰かにプレゼントしたりすることができます。
・通話定額オプション
- 660円/月で誰とでも3分&家族と10分
- 913円/月で誰とでも10分&家族と30分
という2つの定額オプションがありました。
UQ mobile
UQコミュニケーションズ株式会社が運営する格安SIMサービスです。
大手キャリアauを運営するKDDI株式会社が主要株主。バックに大手がいるので安心感がありますね。
地域によっては店舗があるのが、最大の特徴です。
◎料金
ベースのプランは、音声通話付き・通信量3GBで月額1,628円(税込)。
web申込限定で最大10,000円のキャッシュバックキャンペーンを実施中のようです。
◎回線
UQ mobileは大手携帯キャリアであるauの通信回線を借りてサービスを展開しています。
これまでauを使っていた方にとっては問題なさそうですが、ドコモやソフトバンクを使っていた方は、自宅や職場など生活圏で電波の届かないところがないかどうか、チェックした方がよいでしょう。
UQ mobileは、ユーザーの投票によって決定されるRBB TODAY 格安SIMアワードでは5年連続通信速度部門 第1位の評価を得ており、通信速度には定評があるようです。
◎オプション
・データくりこし機能
余ったデータは翌月にくりこしされます。
・通話オプション
- 電話は時々する程度なら、最大60分/月の国内通話が定額550円/月。
- 短時間の電話が多いなら、国内通話10分かけ放題が定額770円/月。
- 電話をたっぷりしたいなら、国内通話かけ放題が定額1,870円/月。
3つのオプションがありました。
楽天モバイル
国内最大手のインターネット・ショッピングモール「楽天市場」が運営する格安SIMサービスです。
最近モバイル市場に参入し、これからどんどん充実していくであろうサービスでしょう。
◎料金
音声通話付き・通信量3GBで月額1,078円(税込)です。
ただ、ベースのプランというものがあるのではなく、毎月使った分だけ請求されるタイプの料金形態。
通信量1GBまでなら通信料0円で、3GBで1,078円、20GBで2,178円。
20GBを超えたあとは、50GB使っても100GB使っても3,278円!と、毎月データ使用量が変動する人にとってはいいかもしれませんね。
いまなら、
- 月々のプラン料金が3か月分無料
- 初期費用3,300円が無料
キャンペーン中のようです。
◎回線
楽天モバイルは大手キャリアの回線を借りずに、独自の「楽天回線」を立ち上げ運用しています。
都市部を中心にエリアを拡大中のため、現時点では、都会に住んでいる人は利用できる可能性が高いですが、地方に住んでいる人は通信エリアを十分に確認することをおすすめします。
◎オプション
・「Rakuten Link」アプリで国内通話がかけ放題
アプリ利用で、通話料金0円で電話できます。
しかも現時点では、Rakuten Linkアプリの通話やSMSのデータ利用量は、月々のプラン料金のデータ利用量にはカウントされません。高速データ容量を消費せず、速度制限なく利用することができます。
・通話オプション
1,100円/月(税込)で、国内通話1回10分までなら何度でもかけ放題のオプションがあります。
格安SIM5社の利用料金を表で比較
特典・キャンペーンを含めて計算した、各社の年間合計利用料を一覧表にしました。
※音声通話付き・3GB・オプションなしの条件で比較しています
※IIJ mioのみ3GBプランがないため4GBの料金になります
割引適用前 | 割引額合計/年 | 割引後の利用料/年 | |
BIGLOBEモバイル | 19,140 | 12,900 | 6,240 |
NUROモバイル | 12,804 | 3,300 | 9,504 |
IIJ mio | 16,236 | 3,300 | 12,936 |
UQモバイル | 22,836 | 10,000 | 12,836 |
楽天モバイル | 16,236 | 26,534 | -10,298 |
こちらの表だけを見ると、
となります。
実際、楽天モバイルは
- 3か月間利用料無料
- 初期費用3,300円が無料
- 楽天ポイント20,000円分プレゼント
の特典があるので本当にお得なのですが、楽天モバイルは独自回線で、au・ドコモ・ソフトバンクの大手キャリア回線を使えません。
実は、楽天回線は現状だと電波が届くエリアが限られていて都市部でしか使えないんです。
今回の調査では、全国的に利用できる(大手キャリアの回線を利用できる)という「安心さ」を絶対必要条件とし、そのため最安の格安SIMはBIGLOBEモバイルとなりました。
もしあなたの生活圏では楽天回線が安心して使えるのなら、最安は楽天モバイルです。気になる方は電波の状況を調べて、検討してみてもいいかもしれません。
ビッグローブモバイルが一番おすすめな理由
ここで、いま一度ビッグローブがおすすめな理由を振り返ってみましょう。
料金が最安
ビッグローブモバイルの特典・キャンペーンは、以下の通り。
- 1年間550円/月割引
- 初月利用料無料
- 初期費用3,300円無料
- 3,000ポイントプレゼント
これによって1年間の利用料は6,240円。
毎月実質520円で「音声機能付き3GB」でスマホが使えちゃいます。
光インターネットに加入するとさらに料金が安くなる
格安SIMをビッグローブモバイルに切り替えるのに合わせて、自宅の光インターネットをビッグローブ光に切り替えても問題ない、という方は、さらにさらにお得になります。
毎月の格安SIM料金が200円安くなるのに加えて、光インターネットの料金が1年間毎月3,000円割引になります。
年間で38,400円も節約できます。
安心のau回線を利用できる
いままで使っていた大手キャリアの回線(ドコモかauどちらか選択できる)が使えるので安心です。
初期費用が0円
初期費用は一切かかりません。
付与されたポイントは支払いに使える
契約するとビッグローブ限定の「Gポイント」が3,000ポイントもらえます。
Gポイントはスマホ料金の支払いに使えるので、実質は現金キャッシュバックと同じ意味合いになりますね。
チャット機能で問題解決できる
ビッグローブモバイルの各ページにはチャット機能がついています。わからないことがあったときはチャットで質問するとすぐに返答してくれます。
わたし自身、料金の割引のことでわからないことがあったとき、あまり期待せずにチャットを使ってみたんですが、すぐに返答があってびっくりしました!
タイムリーに問題解決ができるので、この機能は便利です。
電話するのが面倒・煩わしいという方におすすめです。
まとめ
はい、というわけで今回は、自分の格安SIMを比較調査し実際に乗り換えた経験を踏まえて、もっともおすすめな格安SIMサービスについてご紹介しました。
大手キャリアから格安SIM乗り換えによる節約効果はかなり高いです。
お金の計算は面倒かもしれませんが、少し調べたり考えたりするだけで、年間で最大7万円もの節約ができるので、やらない手はないですよね。
この記事が格安SIM乗り換えと節約のお役に立てたなら光栄です^ ^
それではまたー!