ウチのロボットプログラミング教室に通う生徒に、いま小学校で『ハンドスピナー』なるものが流行っている!ということを教えてもらいました。
調べてみると、意外と簡単に作れそう。
『ベアリング』(スケボーとか自転車とか、回転するものには大抵ついている重要な部品)の勉強にもなりそうだし、9月のロボット教室で子どもたちと一緒につくることを決めました。
手作りハンドスピナーの調査開始
さっそく子どもたちとユーチューブで調査。
みんな、食い入るように動画をみていました。
この中にはハンドスピナーを持っている子が何人かいたのですが、それでも手作りハンドスピナーには意欲満々な感じ。
これは楽しみです。
手作りハンドスピンナーはベアリングが命
手作りハンドスピナー調べていて思ったのは「ベアリングのことを知っていて、それさえあればなんとかできる!」ということ。
何を隠そう、ぼくは以前は工作機械メーカーのエンジニアだったので、ベアリングについては多少の知識があります。
こんなところで役立つなんて!感謝!
手作りハンドスピナーのポイント
動画を見て、遊んでいるところを観察していてわかったのは、
楽しく手作りし、長く遊ぶためには、「簡単にできる」「思った形にできる」「よく回る」が重要だということ。
そのためのポイントは、
・ベアリングが超円滑に回ること
・重さ(遠心力)とバランスを考えること
・部品を簡単にくっつけられること
です。
手作りハンドスピナーの材料
さてさて材料です。
子どもたちに、動画を見て必要そうな材料を挙げてもらいました。
・ベアリング
・チェーン
・無水エタノール(ベアリングのグリスを取る溶剤)
・瞬間接着剤
・カッター
・ドーナツ型磁石
・ナット
・ネジ
・バンド(チェーンを固定する時に使う)
ふむふむ、いいですねぇ。
見えてきました。
ハンドスピナーが簡単に手作りできる気がしてくる動画まとめ
さあさあ、なんでもDIYだ!
以下の動画を見ていると、できる気がしてきます。
というか、本当にけっこう簡単そうなので必見ですよ。
【簡単そう!】ナットを使った手作りハンドスピナーの動画
これ、完成形にかなりインパクトあるんだけど、実際のところはベアリングの周りに瞬間接着剤でナットをバランス良くつけていっただけなんです。
できるな。
【2番目に簡単そう!】自転車のチェーンを使った手作りハンドスピナーの動画
陽気なお兄ちゃんがどこの国だかわからない言葉でまくしたてながら、小学生でもできそうなハンドスピナーの作り方を教えてくれています。
これもできる!
【1番簡単そう!】ドーナツ型磁石を使った手作りハンドスピナー
ぼくが見た中で、これがもっとも簡単そうでした。
ドーナツ型の磁石の穴に、ベアリングをはめて、隙間を埋める。
で、外周にナットやらネジやらパチンコ玉やらをくっつけちゃえば、ハンドスピナーの出来上がり!
作るのが簡単な上に、カスタマイズも簡単にできるし、好きな形に変えることもできる。
これはすごい。
本格的な手作りハンドスピナー
型を作って売り物のようなハンドスピナーを作っている動画です。
頑張ればできるかも。
作れたら売れるな……
LEDを使ったハンドスピナー
半田ごてとか電池とか使っているので、ハイレベルですが、これも頑張れば作れないことはないでしょう。
子どもがテンション上がりそうなハンドスピナーですな。
https://www.youtube.com/watch?v=wwhYWqH2hH0
【番外編】消しゴム型ハンドスピナー
これ、学校に持っていってもばれないかもしれない消しゴム型ハンドスピナー。
本当に学校に持って行かれて、怒られたらかわいそうだからやめておこうかな。笑
とまあ、こんな感じです。
みんなもやってみてね!
それではー!