ロボットは無条件に子どもをワクワクさせます。
たいていの男の子はロボットと聞けば眼が輝くんじゃないでしょーか。
ロボットは本来、人間が望む通りに動くことでその役割を果たすものですが、ロボット教室にきている子どもたちの笑顔が満開になるのは「ロボットが狙い通りに動いた」ときではなく、「自分が作ったロボットはうごくのかな?」「作ったものがどうやって動くんだろう!」とワクワクしながら作ったあとに、「自分が一生懸命作ったロボットが思いもしなかった動き方で動いた!」ときです。
ヒューマンアカデミーロボット教室の新CMが明日から、キッズステーションさんで放送スタートします。1日早くみなさまにお届けします♪今回は、高橋先生にもご登場いただきました。また、葛飾・高砂教室の生徒さんの素敵な表情にもご注目ください。
Posted by ロボット教室 on 2015年6月18日
どうして「やりたい!」と言った子どもを絶対に通わせたほうがいいのか、その理由についてキッズコーチングの「7ステップコーチング」というフレームをもとに語ってみようと思います。
1.「好奇心」こそが最高の学びのはじまり
学びのはじまりはなんといっても「好奇心」です!「本当の学び」はそこからしか始まりません。
例えば赤ちゃんは、なにか新しいものを見つけては触ったり、なめたり、かんだりしてその物体がなんなのかを認識し、学ぶ作業を始めます。
自分の回りにあるものは一体なんなのか?知りたい!という好奇心が芽生えてくるのです。
そしてその好奇心が原動力になって、体を動かす方法をおぼえていくのです!
「なんとしてもあそこまでいって、あれをなめたい!」と笑。
赤ちゃんは好奇心をエネルギーに変えて、体を動かす方法を自ら学び、またさらに新しいものを探究して学んでいくんです。
好奇心によってそれ以外の能力が自然に身についてしまうということ。良く考えるとすごいことですね。
赤ちゃんはなんでも食べようとするから、親としては危なっかしいばかりなのですが、それをなんでもかんでも抑止してはいけない!といろんな人がいうのはこのためです。それは、子どもの好奇心から始まる素晴らしい自発的な学びを消し去る行為だったのです。
与えられた通りにしか仕事をすることができないようになってしまうと、これからの時代を生きるのは難しくなってくる気がします。自らの好奇心を大切にして、自ら選び、自発的に学んでいく人になるための出発点が、ロボット教室にはあるんです。
2.心の奥に眠っていた「やる気」が刺激される
で!そうやって自分の好奇心を大切にしてもらった子どもたちは、もう水を得た魚のようですよ。楽しそう!やりたい!と思ったことがもうすぐできるんです。ワクワク感満載でしょう。
しかも、ロビを開発した高橋先生が監修している教材を使って、実際に動くロボットを作るんです。
「ブロックを組み合わせてったら、何かできた!」
「動くのか?どうなんだろう、、、」
「あ!動いた!まじかースゲー!こんな風に動くんだー!」
となるわけです。
最初の頃はいろいろなことが未知ですから、できあがったロボットの動きは子どもたちの想像を超えています。脳みそには最高の刺激でしょうね。
その中で、「こういう組み合わせをするとこんな風に動くんだー!」「あ、なるほどね。こことここのギアがこのモータについている小さいギアで動くから、ここが回るんだね。」なんて言う感じでモノづくりを学びます。
好奇心で突き進んだプロセスの中から、先人達が長年培ってきたモノが動く仕組みについて自然に覚えていくんです。
で、もっと作りたい、また違うロボットを作りたい、動き方を学びたい!と自然に思うわけですよね。やる気が刺激されていくんです。いやー素晴らしい。
3.そして勝手に集中力が養われてしまう
子どもたちが一番テンションが上がる瞬間は、ワクワク・好奇心が達成感とつながったときです。
人間は自分がやりたいことに抜群の集中力を発揮します。で、その集中力が必ず授業の最後に結果に結びつきます。動くロボットが完成するんです。
そこで「できた!」「動いた!」という達成感を味わうと、「またやりたい!」「今度は他のロボットがつくりたい!」「もっと難しいロボット製作に挑戦したい!」ということになります。集中力を養う場に自ら入り込んでしまうのです。
まとめ
これが学びのサイクルです。
すべては好奇心が出発点。そこを大切にすることで学びのサイクルは自然と、勝手に回ってしまいます。
いやー回してったほうがいいですよ。与える・与えられる学びではなく、勝手に学ぶ人間に育ったほうがこれからは絶対に生きやすい。言われたことをやっていれば幸せになれる時代は終わりました。
ロボット教室には学びのサイクルがつまっています。
お子さんが「やりたい!」と言ったら、前向きに検討する価値は多いにあります。
それではー!