人生の主語は「自分」であると頭ではわかっているけれど、いつの間にか主語が「他人」になってしまっていることがある信州上田の大野です。
当たり前のことですが、自分の人生は自分でしか生きれません。
人生の主語は、常に「自分」のはずです。
そうでないと、いま歩いている道も、いまやっている仕事も、日々の生活も、何か都合の悪いことがあるとすべて誰かや何かのせいにしてしまいます。
行動したことも、しなかったことも。
仕事をやり抜いたのも、中途半端で終わらせたのも。
いまここで、こうして生きている自分も。
すべてが自分の選択であることを忘れてしまうのは、主語が「他人」になっているからです。
これだけははっきり言えます。
媚びずに迎合せずに、自分の人生を生きなければなりません。
自分の世界を生きなきゃいけません。
そのために、守るべき「5つの約束」について書いてみました。
1.わからないことはわかるようにする
他人の人生を生きていると、ついつい相手の言った言葉の意味がわからないままわかったフリをしてしまいます。
先日も書きましたが、例えばぼくは「道義的に難しい」の「道義的」の意味がまったくわからなかったにも関わらず、わかったフリをしてうなずいていたんですね。
相手に理解できない難しい日本語には、実際意味なんてないと思います。
そんな言葉を勝手に解釈してわかったフリをするのは、相手に迎合して相手の世界に居場所を求めたいからです。
相手は自分への迎合具合を測るために、難しい言葉を使うのです。
だから、わからなかったら「すみません。道義的にの意味がよくわからなかったのですが、教えてもらえないでしょうか?」と普通に聞けばいいのです。
そう。
「わからないことをわかるようになるために、質問する」のは、普通のことです。
わかるように、普通に聞けばいいだけ。
それはささいなことだけど、媚びずに迎合せずに、自分の世界を生きることにつながります。
2.フラットに対等に話をする
例えば、下からお伺いを立てて、「いかがですか?なんとかお仕事いただけませんか?」なんていう態度で話をしていたらフラットではありませんよね。
フラットではない上に、これは完全に相手の世界に入ってしまっています。
「あなたの世界で生きます。だから私を使ってください。」
ということです。
どんな状態であれば、相手とフラットに話ができるか考えましょう。
媚びずに迎合せずに、自分の世界を持つことが大切です。
3.広い視野を持ち、自分の考えを伝える
これは「2.フラットに対等に話をする」に通じるところがあります。
相手の生きている世界よりも、大きくて広い世界に自分を置いてみるんです。
その世界から、自分が思ったことを素直に話すだけです。
例えばぼくは、ある会社の仕事欲しさに、「御社のために、これまでの経験やスキルを活かして役に立ちたいんです!」と言っていたのですが、これは相手の世界に入っています。
でも、「これまでの経験やスキルを活かして、上田市でこんな事業を立ち上げようと思っています。御社が求めていることと似ていますしお役に立てると思いますが、いかがですか?」と言えばどうでしょうか?
広い視野を持っている自分を知ると、相手の世界に引き込まれることはありません。
媚びずに迎合せずに、自分の世界を生きることができます。
4.「場」の空気を捉える
「場」には、雰囲気とか匂いとか空気の色みたいなものがあります。
例えば喫茶店で誰かと1対1で話していたとしても、その場所全体の空気感がある。
それを感じながら、目の前の相手と話をしようとすると、客観的に相手の言葉を捉えたり、細かい動きや行動の変化がわかります。
冷静に客観的になるために、その部屋全体の空気感をぼんやりと捉えてみると、媚びずに迎合せずに自分の世界を生きることにつながります。
5.今より絶対に良くなることをなぜやらないのか?という疑問を常に持つ
今より絶対に良くすることができる、必ずうまくいく方法があるのに、できない。
むしろ、悪くなる方向に行動してしまう。
これは、人間関係によるものです。
人間の感情は、「多くの人が喜ぶより良いもの」ではなく、自分自身を守ることに気を使うことがあります。
真田丸の大阪城みたいな感じです。笑
相手の世界で生きていると、その相手との関係を壊したくないし損はしたくないという考えが働き、「仕方ないよな…」と諦めます。
自分の世界を生きるには、
「今より絶対に良くなるのに、なぜやらないのか?」
「絶対にできるはずだ!」
という疑問を持ち続けることです。
真田丸の真田幸村のように「現状を捉えた上でどんな策があるか?」を考え続けることで、世界は拡張します。
自分で拡張した世界は、自分の世界です。
まとめ
まとめると、
「自分の世界を生きる」
ということは、
・変化を捉える
・広い視野をもつ
・結果を出すために行動する
ということです。
人生の主語は自分です。
自分の「あり方」を見つめ直して、相手の世界に居場所を求めず、媚びずに迎合せずに自分の世界を生きるとしましょう。
それではー!