なぜあなたは自分を犠牲にしてまで嫌いな上司と飲みに行ってしまうのか?

 
こんにちは!
信州上田の大野です。

ところであなたは、嫌いな上司や、苦手な先輩や、気が合わない同僚と一緒に飲みに行ったりしてませんか?

「あぁ、早く帰りたいわー」とか思っていたりしませんか?

ぼくも会社を辞める前は、何回かありました。

 

嫌われるのが怖い

嫌われるのが好きな人なんて、そうそういないと思います。

多くの人が、人から嫌われたくないと思っている。

だから、目の前の人の機嫌を見て、機嫌を損ねないように努力します。

嫌われる恐怖から逃げるために、自分を犠牲にしてしまいます。

 

孤独になるのが不安

孤独になるのが不安です。

「みんな」と同じでなければ不安なのです。

嫌われたら、「みんな」と同じ場所にはいられないと思っています。

ひとりになったらどうしよう…と考えれば考えるほど、相手から嫌われたくないと思い、不安から逃げるために自分を犠牲にしてしまいます。

 

なぜ人は人を嫌うのか?

ではなぜ、人は人を嫌うのでしょうか?

人は、自分に許していないことを臆面もなくする人を嫌う。

と『無愛想のススメ 人間関係が劇的に改善する唯一の方法』に書いてありました。

本当はそうしたいと思っているのにできないことって、あなたにはありませんか?

友達とワイワイ騒ぐ、女性と仲良くなる、お金をたくさん稼ぐ…

何かしらの理由で、自分に許しを与えることができていないことを、平然とやっている人に対して、「嫌う」という反応をするようなのです。

そして、

その人をどれだけ説得しようとしても、わかってもらおうとしても、ムダだ。
もし説得できるとしたら、もし分かってもらえるとしたら、あなたがあなた自身を犠牲にしたときだけだ。

とありました。

 

誰にも嫌われない方法

誰にも嫌われたくなければ、誰からも何も感じられない自分になるか、目の前の他者の要望にすべて答える自分になるしかありません。

どちらも、自分を捨てる、自分を犠牲にする行為です。

目先の「嫌われない」を実現するために、孤独や不安から目をそらす

つまり、自分を差し出し、犠牲にするということ。

 

人は自分を犠牲にしたいのか?

それでは、人は自分を犠牲にしたいのでしょうか?

そんなことはないと思います。

思うことがあるのに、言うのを我慢してしまうのです。

本当は嫌いな上司と飲みになんて行きたくないのに、飲みに行ってしまうのです。

 

どうしたら自分を犠牲にせずに済むのか?

ではどうしたら自分を犠牲にせずに、気持ち良く生きていけるでしょうか?

どんなに素敵な恋人ができても、その恋人との関係が、自分の気持ちを抑えて我慢しないと保てないような関係であったら、やがて心が虚しくなってきます。

自分の気持ちを大切にするためには、自分と他者の間の境界線を明確にし、心の中に安心できるスペースを確保する必要があります。

と『「これでいい」と心から思える生き方』に書いてありました。

まずは、自分の気持ちを大切にすることを考えるのです。
その上で、相手のことを尊重しつつも、侵入されたくない境界を明確に提示することが大切だという話。

アサーティブ(相手の意見も尊重しながら、率直に対等に思っていることを話す姿勢のこと)に「ノー」と言える自分になる」ことが大切

目の前の相手と良い人間関係を構築するために、とても大切なことだと思います。

 

まとめ

「ノー」と言えない、言ってはいけない空気を感じてしまうことが日常には結構あります。

でも、自分を犠牲にしないためにも、他者との本質的な関係を築くためにも、アサーティブに「ノー」を言うことが大切だと思いました。

そのためには、
・自分はどんなことが嫌なのか?
・自分はどんな状態でありたいのか?

を知ることが大切。

さらにそのためには、毎日どんな出来事に対して嫌な気持ちになったのか?どんな状態でいるときに心地良いのか?1日を振り返ってみて、感じたことを記録しておくのが良いと思います。

ぼくは自分を犠牲にせず、第一に自分の気持ちを大切にするために、自分が「嫌だ」と感じることを書き出して、「アサーティブにノー」と言うためのマイルールを作成しました。

嫌われてもいい。

大丈夫。あなたやぼくをわかってくれている人は、絶対にいる。

勇気を出して、嫌なことは嫌だと言おう。

自分の境界線を大切にしよう。

 

参考にした本
 

 

 

それではー!

 

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1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。