この記事を読んでかなり刺激を受けました。
「僕の学校はスタバにあります」 13歳の少年が説く教育革命”ハックスクーリング”とは? | ログミー[o_O]
小学校とか中学校って、毎日必ず行かなければならないということになっていますよね。
でも、本来義務教育って、学校って何のためにあるのか?それについて掘り起こして考えてみる必要があると思います。これまでの慣習や価値観に縛られていると、本当に大切なことを見失いがちになるので。
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親にとって、「教育」というのは「子どもが幸せに自立し、毎日楽しみながら人生を歩いていく」ためにあるもの、というのが理想じゃないかと思います。学校に行くのは、「教育」を受けるためであって、将来子どもが「幸せに自立できる」支援を受けることを期待しちゃいます。
でも、現実はそうではありません。これから広がっていくであろう世界と学校の「教育」は完全にミスマッチしています。
学校の現状
学校は、産業革命以降に産業が発展してくのを支えるために生まれたシステムであると私は認識していて、従順に指示に従い、規律を重んじるという価値観を植え付けられる仕組みが流れているような気がします。
その全体の大きな流れになかなか逆らうことができません。他者と比較され、違うだけではじかれ、平均的に同質化していくことが良いことのようになり、疑問や居心地の悪さを感じても、うまく伝えられないし、それに耐えることも社会で生きていく上で必要だともいいそうな雰囲気もあります。
極端に言ってしまうと、「従順な羊」か、それらをコントロールする「支配者」というような上下関係を生み出していくために学校があるのではないか、と思えくるということ。もちろん、運営している現場の人達はそんな風にしようなんて微塵も思っていないハズです。
これからの時代に必要なこと
かたや、これからの時代は社会や会社の言いなりになっていればそれなりに満足できる生活を手に入れられる世界ではありません。これまでの常識は通用しないし、むしろ「人と同じ」では生きていけない、競争というよりかは差別化の世の中で、言いなりではなく「自分の人生を自ら選択している」という意識をはっきり持ち、自ら思考し、差別化しながら人と協力しながら生きていく時代だと思います。
ミスマッチが発生しているのは、学校の先生が悪いわけでも、学校が悪いわけでもないと私は思います。ただ、そうなってしまっているというだけですし、それをなかなか変えられないもどかしさを学校や先生達も感じているのではないかと思います。
だから、「教育」の本当の意味、子どもや自分の将来のために本当に大切なものは何なのかを、先生や親や大人は面倒だけど掘り起こすことが今必要だと思うワケです。
まとめ
私が思う「教育」は、
・子ども達が将来自立し、自分のやりたいことをすることで他者が喜び、その対価で生活をして、さらにやりたいことを大きくしてくためのツール・知識・技術を得る手段
です。自立するための支援をしてくれて、楽しく生きる力を手に入れる場所があればいいなーと、誰しも思うのではないかと。
でも、ないものねだりをしても仕方がないし、色んなしがらみがある中で踏ん張っている人達に自分の考えを押し付けてもいけないと思います。
もちろん、先生との対話は必要です。それを諦めたら選択する範囲は一気に狭くなる。でも最終的に子ども達に本当に必要で大切なことを用意するのは、一番近くにいる親しかいません。
子どもが同質化していくことを目指すのではなく、競争も、上下関係も、評価によって他者の価値観で生きることもなく、自らの人生を自ら歩めるようにするにはどうしたらいいか?それぞれの個性を活かせるようにするためにはどうしたらいいのか?
これまでの「当たり前に」とらわれずに、本当に必要で大切なものは何かを見極めて、時に大胆に行動していく必要があるなと決意しました。
あなたの人生の文字盤が見つかることを願っています。
それでは!