こんにちは!
信州上田の大野です!
先日、信州上田市のシンボル的な山である「太郎山」に、超過酷なトレイルランニングのレース(山を走って登るレース)に参加している人と登ったんです。
「まあ、2.5時間くらいで帰ってこれるかな」
とか思っていたのですが、結果的に超過酷な登山になりました。
約4日間、ひどい筋肉痛で動きがおじいちゃんでした。笑
でも、過酷は最高でした。
こういう世界にハマっていく人が「ストイック」とか「変人」とか言われるようになるのかもしれませんが(笑)、ハマる気持ちを少しだけ垣間見ることができました。
入山→太郎山→虚空蔵山→太郎山→下山のルートで見た自然の素晴らしさや、感じたことを振り返ります。
太郎山入山
太郎山入山は2016/10/23 8:30。
「表参道入り口」からスタート。
単位が「丁」なんですよね。
ちょう【町・丁】
距離の単位。条里制では、一町は六尺を一歩とする六〇歩であったが、太閤検地の際六尺三寸を一間とする六〇間となり、その後六尺を一間とする六〇間となった。メートル条約加入後、1891年(明治24)1.2キロメートルを一一町と定め、一町は約109.09メートルとなった。
–コトバンク「町・丁」より-
1丁109.09mで、山頂まで22丁なので、直線距離で2399.98mですね。
太郎山の標高は1164mですから、標高の倍の距離を歩けば山頂にたどり着けます。
途中の道
太郎山山頂
雲がないと、富士山が見えます。
この日は見えなかった……残念。
いやー毎年運動不足で四苦八苦して登るんですが、最近は毎日自転車で鍛えているので今回は楽勝でしたね!楽勝楽勝!
太郎山山頂から見てしまったモノ
と、山頂で素晴らしい景色を眺めていると、目に止入ってしまったのです。
写真の中央に見える、山。
なんか……すぐそこにあるような感じしませんか?
太郎山山頂から見てしまったのは虚空蔵山
太郎山登山を共にしたトレイルランナーが「あれが虚空蔵山(こくぞうさん)ですよ。」と一言。
「この道を行けば、あそこに見える山に行けるのか……」
「そんなに遠くないように感じる……」
「行きたい……」
登山の後に予定があるのはぼくだけで、他のお二人はぼく次第で行ってもいいとおっしゃってくれました。
・
・
・
・
・
・
太郎山山頂から虚空蔵山へのルートで出会ったもの
と思ったら、「クマノミズキ」という木に成る身がついている枝の部分でした。
「ここが山頂か!」と思ったら違った。笑
しかし、こんな狭いところにどんな城が建っていたのだろうか?
小屋しか建たないくらいのスペースしかない。
虚空蔵山城跡。
上田市と坂城町の間にある、宇宙(虚空)のような無限の知恵と慈悲を秘めた仏といわれる虚空蔵尊を山名とした虚空蔵山。標高1076.9m。
虚空蔵山山頂から太郎山へのルートで出会ったもの
一度通った道ですが、帰りはまた見えるものが全く変わりました。
このような木と木のコラボレーションがいくつか見られました。
キレイです。
まとめ
ここから下山し、下界についたのは13:10。
約4時間40分ほぼ歩きっぱなしの旅でした。
自転車で鍛えているから大丈夫と過信していました。
ハンパない筋肉痛。でも気持ちの良い最高の登山だった。
太郎山最高!
結構気軽に登れます。この日もファミリーで登る人が多かったですよ。
太郎山は、上田市の小学生が学校の授業で登っている山で、7校の小学校校歌に名前が出てくるほどのシンボル的存在です。
そして、太郎山の麓で育てられた「太郎山ポーク」は最高にうまい!
上田に来たら、絶景を味わってみてはいかがですか?
でも、マナーは守りましょうね!
自然はマジ大切。山が、ぼくたちの生活に欠かせない「水」を作ってくれています。
登山のときは、ゴミは持ち帰る、自然を壊さない、マナーを守って行動しましょう。
それではー!