「自宅でつくるバターコーヒー」を極めようと、毎日せっせとコーヒーの勉強・実践・検証を続けている大野です。

痩せたいわけでもないのに痩せてしまい、日々の集中力と思考力をコントロールすることができるようになり、食べ物について詳しくなって自然と健康になっていってしまうバターコーヒー。
【参考記事】寝ながら脂肪を燃やし目覚めたら集中力をマックスにする「バターコーヒー」の作り方。
「人生が変わる毎朝の習慣」と言っても言い過ぎではないんじゃないかとさえ思います。
そんなパワーを秘めたバターコーヒーの習慣化は、「どこにいけば良質なコーヒー豆を買うことができるのか?」という問いからスタートします。
ていうか、良質なコーヒー豆を手に入れることさえできればもう習慣化に成功したようなものですから。
だって、良質なコーヒー豆で淹れたコーヒーは美味しいので、絶対毎日飲みたくなってしまうもん。笑
信頼できるイチオシコーヒーショップは「トータスコーヒー」
大手コーヒーショップから、個人経営されているコーヒーショップ、良さそうなネットコーヒーショップと買い巡り。
まだまだ他にもあるとは思うけれど、現時点で「やっぱりここがいい!信頼できる!」と強く感じたコーヒーショップは、信州上田市にある「トータスコーヒー」でした。

トータスコーヒーにはじめて足を踏み入れたのは、バターコーヒーをはじめて1ヶ月くらい経ったある日のことで、きっかけは以下のフェイスブック投稿。
【コーヒーの奥深さ】
コーヒーにハマっています。
ネルドリップからはじまり、ペーパー、金属フィルタ、フレンチプレスとひと通りやってみました。いまは豆選びに励んでいます。
そしてわかってきた「コーヒー豆のカビ毒」について。
これを知っていると、毎日がすごくすごく変わります。大野 晃義さんの投稿 2017年7月18日
知人がトータスコーヒーをコメントでオススメしてくれて、「これは行かねばならん!」とその日のうちに行ったんです。
出会えてよかった。
バターコーヒーに最適なコーヒー豆を選ぶ上で大切なこと
話を一度バターコーヒーに戻します。
バターコーヒー的視点では、コーヒーショップを選ぶ上でもっとも大切なポイントは「カビ毒のないコーヒー豆を買えるか?」です。
「カビ毒のないコーヒー豆」かどうかは、正確には研究機関に分析に出さないとはっきりしません。
【参考記事】一番大事なのは味ではなく「カビ毒のないコーヒー豆」を手に入れることだった。
でも、そこまでやるには時間とお金と根気が必要になる。
そこまで踏み込むことができなかったぼくとしては、「信頼できるコーヒーショップを見つける」が最優先課題になったワケです。
信頼できるコーヒーショップとは?
では、信頼できるコーヒーショップとはどんなショップでしょうか?
まずは「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」に書いてあることを確認しましょう。
なるべく高品質で低毒素の豆を見つける基本ルールをまとめてみた。
第一段階はご近所でいちばんの高級店に行くことだ。自前の焙煎機があることが望ましい。
サイトにアクセスして、商品を熟知したコーヒー通がやっている店か(大当たり)、それとも退屈したバイト学生に任されているお店なのか(ちょっと遠慮したい)を感じ取ろう。
おまけにいうと、これは奇妙に聞こえるだろうが、僕が出張で訪れた何百という都市の最良のコーヒー店は、異常なほどタトゥーとピアス率が高い傾向があった。だから、豆を炒っている香りがして、面白い風体の店員がいるコーヒー店を探すことだ。
あちこちの産地のブレンドより、単一の産地の豆にこだわることで、カビ毒の量を低減することはできる。また、中米産のコーヒーは他地域より毒性が低い傾向がある。
ではでは、この基本ルールを踏まえて「トータスコーヒー」のどこらへんが信頼できるのかを書いていきましょう。
トータスコーヒーが信頼できると感じた理由その1:自家焙煎機がある

ありますね。
その2:商品を熟知したコーヒー通である
店主の方は、トータスコーヒーが始まった経緯から、生豆のハンドピックのことや焙煎のこと、豆の産地や標高のことや豆のグレードのこと、その他もろもろとコーヒーのお話をしてくれて。

素人のぼくの初歩的な質問にも、コーヒーへの情熱をにじませながら丁寧に丁寧に答えてくれたんですよ。
その丁寧さと知識量に好感が持て、信頼感が高まりました。
その3:単一の産地のグレードの高い豆が買える
もちろんブレンドもありますが、多くは単一の産地の豆でした。

しかも、グレードの高い豆ばかり。
たとえば「コロンビア スプレモ」。
コロンビアではコーヒー豆を輸出するときに、厳密な基準によるチェックが入るそうです。
そして、それをクリアした豆だけが世界へ向けて旅立ちます。
この厳密な基準のことを「スプレモ」と表現するそうです。
さらに自分で調べてみてわかったのは、「スプレモ」なコロンビア産のコーヒー豆は、発酵やカビ豆についての5つのチェック項目をクリアしているそうです。
カビ毒の少ないコーヒー豆がのどから手がでるほど欲しいバターコーヒー愛飲家としては、嬉しい情報ですね。
その4:産地の位置わかる世界地図がある

これ、わかりやすくていいですよね!
自分が買った豆の産地が世界地図でいうとどこらへんなのかが一目瞭然です。
その5:ハンドピックが丁寧すぎる
カビ毒の少ないコーヒー豆のためには厳しい基準による生豆のハンドピックがとても重要。
以下はハンドピック前の生豆。

トータスコーヒーでは、もちろんハンドピックをしていました。
しかも、生豆の状態で1度ハンドピックし、焙煎後にももう1度ハンドピックしているとのこと。
これはトータスコーヒーに置いてあった「欠点豆早見ケース」(勝手に命名)です。

うーむ。なんて親切なんだ。
どんな基準でハンドピックしているかがよくわかります。
何軒かコーヒーショップを回りましたが、こんなにわかりやすいものを用意してあるのはトータスコーヒーだけでした。
これがカビ豆のようです。

こういう基準で生豆から欠点豆をハンドピックします。
その後焙煎するのですが、焙煎すると割れて形が崩れたり、それによって空洞化している豆が見つかることもあるらしく、だからトータスコーヒーでは焙煎後にもハンドピックをするそうだ。
購入後、家で豆をジャラジャラと出して調べてみる、というちょっといやらしい行動(笑)に出たのですが……

試しに買ってみればわかりますが、きれいな形の豆ばかり。
そしてカチャカチャと豆と豆が触れ合う音が、とても心地よくてかわいらしい。
ほんと、買ってみればわかると思いますが、素晴らしい仕事だなぁと感じました。
番外編:トータスコーヒー店主はタトゥーとピアスはしていない
タトゥーとピアスはしてない感じでしたが(笑)、以上5つの理由で十分すぎるほど信頼感が高まりました。
まとめ:自分で焙煎するよりもトータスコーヒーで買った方が間違いがない
カビ毒の少ないコーヒー豆を買う方法。
結論は、
トータスコーヒーでコーヒー豆を買う
でした。
トータスコーヒーの店主さんは、美味しいコーヒーを追求する過程で豊富な知識を手に入れ、良質な生豆選び、丁寧なハンドピックという技術を体得したのだと思います。
コーヒーは個人の好みが強く出るモノなので、人それぞれ好きなコーヒーショップは違ってきます。
でも、「美味しいコーヒー」を追求した丁寧な仕事は、結果として飲む人の心と体をよくするものであり、バターコーヒーのための良質なコーヒー豆にもつながっていく、ということです。
現時点のぼくには、トータスコーヒーの店主さんよりも愛情を持ってコーヒー豆を扱える自信がありません。
そしてなによりも、トータスコーヒーで買ったコーヒー豆で淹れたコーヒーは素人のぼくでも美味しくなり、体と脳の調子も1日中すこぶる良い、という結果が出ています。
しばらくはここのコーヒーが基準になりそう。
トータスコーヒーさん、ありがとうございます!お世話になります!
トータスコーヒーにはオンラインストアもありました。
上田まで行かなくても購入できます。
ぼくのイチオシコーヒー豆はこちら。
素人のぼくが淹れても美味しい。
よかったら試してみてください。
それではー!