大量生産大量消費時代に命を授かり、
壊れたモノは使い捨てする習慣が染みついてしまっている、
信州上田の大野です。
そんなぼくの中にも、「モノを大切する自分」が存在するのだと知りました。
諏訪市にある「リビセン」に行ってみました。
諏訪に行ったとき、「とても良い場所があるから行ってみてください」とBooks&CafeNABOの店長、池上さんに背中を押され、行ってみたのが2016年10月にオープンしたリビルディングセンタージャパン。
通称「リビセン」です。
入る前から、なぜか心が静かに。由緒ある神社に来たような感覚。
リビセンの古材販売
まずは外を見回ります。木材がたくさん置いてある場所がありました。
古い建物が壊されるときに出る古材をレスキューし、販売しているそうです。
古くて素敵な資源をストックする場所。
うまく言葉にできないのですが……
心がドキドキするというか、温かくなるというか。
わからないけど……
でも何か、いつもと違う世界にいるような感覚。
お話を聞かせてくれた女性スタッフの方がとても明るいのが印象的でした。
仕事を心から楽しんでいる雰囲気が伝わってきました。
リビセンのカフェ
では建物の中に入ってみましょう。
リビセンにはカフェが併設されています。
ここも素敵な空間。カフェのスタッフさんも優しくて明るくて気さく。
この雰囲気は、人が作っているのか、場所が作っているのか、わかりません。
コーヒーをいただきました。
店内でもやはり不思議な感覚を味わいました。
うーん、なんて言えばいいのでしょうか……
わからないなぁ……
でも、忘れている大切な何かを教えてくれようとしている気がするんです。
リビセンの古道具
2階には古道具があります。
11:55で止まっている時計。
フロアいっぱいに並ぶ、古道具たち。
何かが心の中で動いているのがわかります。
今まで面と向かって話をすることのなかった、自分の中にいるもうひとりの自分。
なぜか、そこに置いてある古道具が、自分にとってとても大切なものに見えてきて、
生き物に触れるかのように、優しく手にとっている自分がいました。
階段を降りようとすると、11:55で止まっている時計。
まとめ
ここは、「モノを大切にする自分」に出会える空間でした。
「そんな自分もいたんだ」と、気づける場所です。
リビセンを立ち上げた東野(あずの)さんの思いが、「クラウドファンディングプラットフォームのキャンプファイヤーに書かれているので、よかったら読んでください!」と古材エリアの女性スタッフさんが教えてくれました。
<参考記事>廃材利用で豊かな暮らしを。信州諏訪にリビルディングセンターをつくる! | CAMPFIRE
優しい気持ちになれます。
是非行ってみてください。
それではー!