こんにちは!大野です。
突然ですが、あなたは
「なかなか眠れない……」
「夜中の2時とか3時に突然目が覚めて眠れなくなる……」
なんて悩みありませんか?
それはおそらく、あなたがやっている「炭水化物ダイエット」によるものなんです。
炭水化物ダイエットに成功しました
2016年4月からダイエットしようと思い、運動したり、食事を抑えたりと試行錯誤しながらやってきました。

努力の甲斐あって、当初は56.6kgあった体重が今や52.0kg前後に!

しかも、ここ1ヶ月で2kgくらい急激に落ちました。
なぜなのか分析してみたところ、「炭水化物をかなり減らした」のが一番効いているのではないかと思われます。
夜食べる白米の量を、見た目で半分くらいにしたんです。

いわゆる炭水化物ダイエット(=糖質ダイエット)に成功しました。
でもなぜか睡眠に少し支障が……
でも、それに伴い、ちょっとした問題が発生しております。
ぼくは睡眠に関してはあまり問題を感じたことはなく、眠ったらよっぽどのことがない限り目が覚めることはありません。
大学時代はあまりによく寝るので「安眠くん」と呼ばれていたくらいです笑。

でもなんか、最近たまに夜中に目が覚めてしまうんですよね。
そうは言っても、またすぐ寝れるんですけどね。
ぼくの中にいる「安眠くん」は健在なので笑、次の日つらくなるほど眠れないわけではありません。
でもしょっちゅう目が覚めるので気になっていました。
友人から聞いた睡眠不足と炭水化物ダイエットの話
そしたら先日、
「ダイエットで夕飯は炭水化物をとらないことにしている」
「夜中の2時とか3時に目が覚めてねれなくしまい、たまに映画を見たりしている」
という話を友人から聞きました。

自分が感じていたことを友人も言っていた……
これは何かあるに違いない……
と思って調べていくと、やはり炭水化物と睡眠には深い関係があったんですよ!
結論から言うと、
ダイエットをしているあなたの睡眠不足は「炭水化物を減らした」ことが原因
です。
それではこれから、その理由と、ダイエットしながら睡眠不足を解消するための方法について書いていきます。
炭水化物とは?
炭水化物について確認しておきましょう。
炭水化物とは、白米・パン・パスタ・うどんなどに代表される、糖質と食物繊維が組み合わさった食べ物のこと。

炭水化物に含まれる糖質は、自動車でいうガソリン、動くためのエネルギーです。
人間の体で自力で生み出すことができない、生きていく上で必要不可欠な栄養。
食物繊維とセットになっているため、体内に糖質を吸収する速度を緩やかにしてくれます。
炭水化物によって糖質を摂取することは、生きていく上で必要なことですし、体にとっても優しいのです。
炭水化物ダイエットとは?
その生きていく上で必要不可欠な炭水化物。
大抵の人が1日に必要なエネルギーよりも多くの炭水化物を摂ってしまい、余計な糖質を血液中に取り込んでしまいます。
糖質って、ケーキとかお菓子とか、炭水化物以外でも人間が食べて「美味しい」「幸せ」と感じるものに入っていることが多いので、うっかり気を抜いてしまうと摂り過ぎてしまいますよね。
ブドウ糖として血液に取り込まれると、血糖値というものが上昇します。
すると、血糖値を一定に保つためにインスリンというものがすい臓から分泌されるんですね。人間ってすげーな。
インスリンは、ブドウ糖をエネルギーに変換し、すべての臓器に送り込んでくれます。
でも、エネルギーに使うことができなかった余分なブドウ糖は行き場をなくし、インスリンによって脂肪に変換されてしまうのです。
結果、「太る」というワケです。
だからいつもの食事から炭水化物を抜くことで、糖質が減り、血糖値も急激に上がらなくなり、比較的簡単にダイエットができるということなんですね。
糖質が脂肪になるもう1つのルート
摂取した糖質の量が必要以上に多いことも太る原因ですが、インスリンが追いつかないくらい血糖値が急激に上がってしまうことも、太る!肥える!の原因です。
世の中には、血糖値が急激に上がってしまう食べ物というものがあり、それらは「GI値が高い」食品と言われています。
GI値が高い食べ物として真っ先に上げられるのは、じゃがいもとにんじん。
炭水化物である食パンや白米は、GI値が高い食べ物です。
<参考記事>低GI値の食品が一目瞭然!ジャンル別に一覧でご紹介!
炭水化物ダイエットによって、急激な血糖値上昇を防ぎつつ糖質を減らすことができるため、極端に脂肪が増えることはありません。
特に、普段食パンや白米によって炭水化物を摂っている人には効果てきめんなわけです。
炭水化物を抜くことはダイエットにはとても有効な方法であると、わかってきましたね。

炭水化物ダイエットと睡眠の関係
「それで…炭水化物ダイエットと睡眠にはどういう関係があるの?」
そうですよね!
長くなってすみませんでした。
実は、
炭水化物を抜くと良い睡眠ができない
ということが明らかになっているんです。
「セロトニン」というホルモンがあるのですが、これは睡眠ホルモンと言われる「メラトニン」を作る材料になっています。
そして、睡眠に重要な役割を果たしているセロトニンを体内で増やすためには、実は炭水化物が必要なのだということです!
つまり炭水化物を極端に減らしてしまうと、セロトニンを増やすことができず、睡眠ホルモンであるメラトニンを分泌することができないということ。
これでわかりました。
キツめの糖質ダイエットをして、必要な量の炭水化物を摂取できていない場合、メラトニンが分泌されずに睡眠に影響が出てしまうということなんですね。
適度な炭水化物は心地よい睡眠を促す
夜中にハッと目が覚めてしまう友人は、おそらく1日に必要な炭水化物量を下回っているため、メラトニンの分泌量が少ないために眠りが浅い・目が覚めてしまったのだと思われます。
逆に、適度な炭水化物の摂取が良質な睡眠をもたらすという研究結果が出ていることが、調べていてわかりました。
<参考記事>寝る前に白米を食べるとよく眠れるようになる理由
上に紹介した参考記事には研究論文へのリンクも貼ってあり、そこには寝る前に「白米」を少量食べると質の良い睡眠ができると書いてあるようです。
炭水化物ダイエットしつつ良質な睡眠をとりたいあなたへ
そうはいっても、これまで頑張って炭水化物を抜いて糖質ダイエットをしてきた人にとっては、眠る直前の白米なんて狂気に感じるかもしれませんね。笑
そんなあなたに良い方法があります。
それは睡眠ホルモンである「メラトニン」を直接的に増やす食べ物を食べればいいのです。
「え?そんな素晴らしい食べ物があるの?」
ありました。
それは、
「くるみ」
なんです。
くるみには、「トリプトファン」というアミノ酸が含まれおり、これがセロトニンに変換され、さらに「睡眠ホルモン」であるメラトニンに変換されるというのです。
<参考記事>くるみが持つ22の効果・効能 不眠症改善
くるみには精神を落ち着かせる作用、入眠をスムーズにする作用があり、不眠症改善に効果的。
そのため、「天然の睡眠薬」とも言われているのです。
結論:炭水化物ダイエットとくるみを組み合わせる
いやー知らなかったなぁ……
実は最近、上田市の隣にあるくるみ生産量日本一の東御市でくるみの収穫のお手伝いをしたんです。
それ以降、くるみに興味を持っていて。で、炭水化物ダイエットについて調べているうちにくるみが出てきて、さらなるご縁を感じました。
そしてくるみにハマってしまい、長野県産のくるみを調べたり、くるみ割り器を調べたりして、どんどんハマっています。笑
<参考記事>「こんなのあるの!」と絶対使いたくなるオススメくるみ割り器8選。
炭水化物ダイエットをしていて、睡眠不足に悩んでいるなら、まずはやはり炭水化物を適量摂取することをオススメします。
炭水化物の適量がわかっていて、「これ以上食べると絶対に太ってしまう!」というラインを見極められている人や、「炭水化物は適量とっているはずだけど、睡眠不足で困っている」という方は、「天然の睡眠薬」である「くるみ」を是非試してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
それではー!