SMAP解散騒動は会社辞めたいサラリーマン的には他人事ではない件。

 
SMAPの解散騒動、ベッキーの不倫騒動など。
最近は世間をにぎわす芸能ネタが絶えないですな。

 

多くの人が、そういう世間一般的に「人と違う」ことが目立つ存在において発生すると、自分が生きているつまらない日常を肯定できるチャンスだ!とばかりに食いつくのではないかとも思えてくる。
 
ぼくは正直言ってどうでもいいというか、なんでみんなそんなに騒いでいるんだろうって気持ちになってしまう。

 

確かに、気になることは気になる。SMAPも好きだし、ベッキーも好きだから。
だけど、どんなことが起きても選んで進んだのは自分なんだし、自分で決めたことの中にしか「正解」はないのだから、そんなに色々あれこれ言って、やんややんやと騒ぐことではないじゃないか、と思っていたのだ。

 

ところが、、、SNSでこんな記事を見つけてしまい、SMAP騒動はサラリーマン的には他人事ではないなぁ、、、と深く考えさせられた。
 
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日本のサラリーマンはSMAPである : アゴラ – ライブドアブログ

 

SMAP騒動はどうやらジャニーズ事務所の勝利に終わり、飯島マネジャーがクビになってメンバー5人が戻るようだ。これは「独立したタレントは他の芸能プロでは使わない」というカルテルに敗北したといわれている。

 

これは日本社会の縮図である。サラリーマンも専門能力を問わない新卒一括採用で、入社後しばらくはコピー取りなどの「雑巾がけ」をやりながらOJTで仕事を学ぶ。

 

それは先輩を見て習得する社内調整などの企業特殊的技能だから、他の会社では役に立たない。また他の企業も中途採用はほとんどしないので、独立したら干される芸能界と同じだ。

 

日本の会社も、いつまでもタコ部屋システムを続けているかぎり未来はない。SMAPの敗北は、日本の企業システムの「脱構築」の道がまだまだ遠いことを示す出来事だった。

 

 

 

奴隷はなぜ逃げないのか-SMAP独立騒動から : アゴラ – ライブドアブログ

 

「相手と戦う」「交渉する」という世間知、情報戦は海千山千の芸能事務所社長の方が秀でていたのだろう。戦うにはまず情報を集め、また対応策を知り、対策を打つことが必要だ。

 

日本のサラリーマンの統計を取ると、かなり多くの人が他の欧米諸国と違って、「今の仕事が好きではない」「会社を辞めたい」というそうだ。SMAPのように独立願望を持ちながら、それがなかなか実現しない。

 

この一因は雇用が流動化しないためだ。かつての奴隷たちがそうだったように一度入った企業に勤め続ける「自由を求めて立ち上がるよりも、今の状況がましだ」という状況が作られている。日本の雇用制度が政府と企業、社会体制の集合的な意識の中で、雇用を固定化した形になっている。

 

SMAPの話を、芸能ネタとして消費するだけではなく、私たちが働き方を考える契機にしたい。自由で、人それぞれが満足できる働き方を選べる社会にすることに向けて。

 

最後に、SMAPはどんな形でもいいから、またその素晴らしい才能で、私たちを楽しませ、幸せにしてほしいと願う。

 

 

 


 
SMAPの人たちは、さっさと事務所やめてネットビジネスで稼げばいいのに。 : まだ東京で消耗してるの?

 

 

SMAPもサラリーマンも状況は同じだ。
どんなに実力があっても、どんなに影響力のある存在でも、ただのサラリーマンであっても。

 

今の仕事や会社が嫌で、どうしようもなく辞めたくて、外の世界に憧れているのに、そこで生きる術を知らないことが不安で不安で、「自由を求めて立ち上がるよりも、今の状況がましだ」と自分に言い聞かせている限り、システムから一歩抜け出せない限りは、何かの「奴隷」なのかもしれない。

 

ぼくはSMAPのようにスターな存在ではないが、生き方や環境に同じ時期に悩んでいるという点では同志である、と勝手に思った笑。(SMAPファンの皆さん怒らないでくださいね笑)

 

SMAPはシステムから抜け出すことに失敗し、マネージャーが犠牲者になった。
ぼくはどうだろうか?大きなシステムから抜け出し、うまく時流に乗ることができるだろうか?

 

 

彼らが得ることができなかった「自由」を手に入れたい。






頑張ってダメなら、リクナビNEXTとか、Switch.で転職先探そっと笑。

 

それではー!

 

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1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。