難病をわずらっている子どもから学んだ「自分の可能性」を信じる方法。

 
以前、身体に障害を持つお子さんが「初任給で両親を海外旅行に連れて行きたい」と言っていた。
 
以前のブラック大野なら、「気持ちは分かるけど、それはキミの状態だとなかなか難しいんでないかい?」と心の中でつぶやいていただろう。言うのはタダだよ、できっこないよ、と。

 

でもその子は、自身の長い入院生活を同じように苦しむ誰かの役に立つようにと、文章にまとめて本にまでしていた。
テレビで見た感じ、なんと自分でパソコンのキーボードを叩いて執筆したようなのだ。

 

 

 

人の可能性を信じないということは自分の可能性も信じないということ

 
「本を書いたことがある」という事実を目の当たりにしてもまだ、にわかにその子の脳で膨らむ希望や世の中に落ちている可能性を発見して拾い上げられるかどうか信じられずにいる。支えてくれる人がいるから、そんなことができるんだろう、と。

 

ここで気づく。
「いやいや、違う。生きる力や可能性を信じて、支えてくれる人がいたから、ぼくはここにいるんじゃないか?」
と。

 

社会に出てお金を稼いで1人で生活していると、「自分の力だけで生きている」なんて勘違いしてしまいがちだけど、人間誰しも1人で生きていくことなんてできない。それは、生まれてからここまで来た道のりを思い返してみればわかることだ。

 

そうやって、多くの人に支えられて、希望や才能や可能性が育っていくということを忘れてはいけない。

 

 

まとめ

 
誰かの希望に溢れる発言と思考と行動を、心の底から支えることができないということは、自分自身は誰にも支えてもらえず、世界から希望や才能や可能性を見いだせない、見いだしてもらえない、ということになる。

 

この子の可能性を信じないということは、自分の可能性を信じないということだ。

 

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自分1人で生きているなんて傲慢な考えは捨てよう。
まずは、希望を持ち可能性にワクワクしながら生きている人たちの可能性を心の底から信じることから始めようと思いました。

 

それではー!

 

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1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。