【映画】青天の霹靂が魅せる「生きる理由」

 
どーもどーも!いまはまだしがないサラリーマンのオーノです。
みなさんお元気ですか?今日も張り切って生きましょう。

 

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映画「青天の霹靂」観ました?なんと長野県上田市がロケ地!
これは絶対観たほうがいいですよ。生きる力が湧いてきます。

 

 

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あらすじ

 
大泉洋演じる主人公は売れないマジシャン。
つまらない見栄を張ってしまう生きにくい性格の人なんです。

 

なにやってもうまくいかなくて、みじめで、むなしくて、もうなんで生きているかわかんなくなっちゃったときに、生き別れになっていた親父が死んだと。その死んだ場所から、青天の霹靂が始まります。

 

洋さんの頭に雷が落ちて、親父とお母さんが生きた時代、自分が生まれる時代にタイムスリップします(バックトゥーザフューチャーか笑)。
そこで出会い、自分の親父とお母さんと親密になっていく過程で、どうしようもない親父と自分を捨てたと思っていたお母さんの「本当の想い」に触れるんです。

 

 

グッとくる最高のシーン

 
母親が自分を生む前日に、その母親とお腹の中にいる自分と未来の自分が同じ空間を共有しました。
未来が見える超能力者的存在と認識されていた大泉洋(ハルオ)は、自分の母親にお腹の子どもの未来を聞かせてほしいとせがまれました。

 

このシーンには、劇団ひとり監督の力がギュギュッと凝縮されていると感じます。

 

複雑すぎる事情が絡み合いながら1つの場所に存在していて、でも質問に答えざるを得ない状況を演出しました。もうすぐ生まれるその子の未来、つまり自分の未来は、「答え」ではなく「宣言」にならざるを得ない状況が生まれるんです。

 

詳細に書くとつまらないので、ぜひ本日、DVDをレンタルして早速観てみてください。

 

 

まとめ

 

あなたが空しく生きた今日は、昨日死んでいった者があれほど生きたいと願った明日

 

韓国の有名な小説の一節だそうですが、この言葉がフッと浮かんできました。

 

ものすごく辛いことがあったり、自分の思い通りにいかなくて苦しくなって、「自分はなんで生きてるんだろう?」なんて考え始めてしまうこともあるかもしれないけれど、それを考えられること自体も幸せなことなのかもしれません。

 

なんの苦もなくただ漫然と毎日が過ぎ去っていく人にはわからないことを感じ、考え、何かとつながっていくこと。
でもその、なんの苦もなく漫然と毎日を過ごしている人にだって、苦労をしている人には歩めない人生を歩んで、そこでしか感じられないことを感じ、考え、何かとつながっていくんだと思います。

 

ただ、あなたが生きている今日という日は、昨日死んでいった人達が生きたいと願った明日なんだということだけ知っていればいい。
そんな風に思えた映画。今日もがんばろう。

 

映画『青天の霹靂』| 公式サイト

 

 

ABOUTこの記事をかいた人

1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。