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ちきりんさんが以下のブログでこんなことを書いていて、自分がしていたコミュニケーションについて理解が深まった上に、「コミュニケーションの生産性」を上げるために必要なことが分かったので書いてみます。
摩擦回避か生産性重視か。コミュニケーションのトレードオフ – Chikirinの日記
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これまでの自分について振り返ってみる
特に社会人になってからコミュニケーションの難しさを実感していましたが、私がこれまで目指してきたのはおそらく「摩擦を避けながら物事をはっきりさせるコミュニケーション」だったのかもしれない!とこのブログを読んで自分を正統化できた気がします笑。
摩擦は嫌いです。なぜなら私自身、傷つけられるのが怖くて八方美人だから。
だけど、何かうまくいっていないこと、特に大きな(と自分視点で思う)問題を解決したい!という気持ちは強いようで、コミュニケーションの生産性は上げなければならないとも思ってしまう。だからそれら2つを両立させることができる方法を常に考えながらやってきたように思います。
これは、そう思ってそうしてきたというより、性格的にそういう風にやらざるを得なかったという結果論です。結局はどちらもスキル不足で、はっきりしなければいけない部分を曖昧にしておいたり、摩擦を生じさせてしまうこともしばしばでした。
そんな自分自身の振り返りを踏まえて、コミュニケーションの生産性を上げるために必要なことについて考えてみます。
1.見極める
ちきりんさんも言っていますが「この人はどれくらい摩擦回避型なのか、生産性重視型なのか」を見極めてコミュニケーションをする必要があります。だけどその見極めは自分でするしかないでしょう。だって、
「あなたは摩擦回避型ですか?それとも生産性重視型ですか?」と聞いたところで、大抵のビジネスマンは「生産性重視型に決まっているだろ!」
と答えると思うので。
でも人間はやっぱり感情的な生き物だと思いますから、自分の責任の範疇にあることや自分が担当している事についてズケズケとモノを言われると、やっぱり気持ちは揺れ動くわけです。だから生産性重視型だと自分で言う人ほど、真に受けてはいけない気がします。周りから冷静に見た目でしか分からないことはたくさんあります。
まあ、これは日本人であることと、私の経験でしか判断していないからそう思うだけかもしれません。ちきりんさんのブログを読むと国や企業・組織の文化によっては、生産性を重視したコミュニケーションルールが確立されている場合もあるようなので。
2.棲み分ける
摩擦を生むのが明白なのに、生産性重視だと言ってそれを避けようとしないのは、本当の意味で生産性が高いとは言えない気がします。摩擦が好きか、あるいはどうなるか本当に分からないだけか。
でも時と場合によっては、あえて摩擦を生じさせる必要もあるかもしれません。
摩擦を恐れ、全く向き合うことをせず、なあなあで物事を片付け、決めないことを良しとする風潮を周りも知っていて知らない振りをして見過ごすのにも限度がありますからね。
上記2つを両立させるためには、「感情的な部分」と「論理的な部分」を切り分ける・棲み分けることが大切だと思います。
「感情的には許せないんだけど、論理的にはあなたの言っていることは正しいと思う。」
と、お互いが受け止めることができる話し合い、つまり主観的だと見えないことが、客観的な視点を得ることで「気づき」となるようなコミュニケーションにしていくことが大切なのです。
まとめ
コミュニケーションの生産性を上げていくために必要なのは、
どれくらい摩擦回避型か?生産性重視型か?を見極める
お互いが感情的な部分と理論的な部分を棲み分ける
ことだと思います。
気心が知れてきたときに、うまいことルール設定ができれば最高ですね。
ちきりんさんのおかげでかなり理解が深まりました。
ん〜わかりやすく説明するってすごい力がありますね。
あなたの人生の文字盤が見つかることを願っています。
それでは!