【サラリーマン】組織の中でクサってしまいそうな人必読!「期待する力」と「期待しない力」をうまく使ってエネルギーを生み出そう。

 
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photo credit: West Midlands Police via photopin cc

 

多くの人が、何かに期待することで力を発揮します。
理想や夢、なりたい姿や欲しいものを思い浮かべて、そこに向かうためにどうするかを考える力と行動力を発揮して前に進んでいきます。すべての原動力は「期待する力」であると、私は思います。

 

だけど、その期待を自分以外の「誰か」や「何か」にばかり見出そうとすると、おかしくなります。

 

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組織の中で働いていると、うまくいかないことがあったり、何か実現したいことがあってもそれを阻まれているように感じ、壁を感じ、無力感にさいなまれることもあったりしますね。「もう自分の力ではどうしようもない」と諦めたくなることもありますね。

 

だけど、それは本当にそうかもしれませんが、自分の足を止める言い訳にして誰が得するのか?をよくよく考える必要があります。立ち止まって考えることは良いことですが、思考まで止めてしまったら本当にその場から動けなくなります。

 

 

「期待しない力」を使うタイミング

で、そういうときはどうすればいいかと言うと、言っていることがめちゃくちゃかもしれませんが「期待しない力」を使うのが良いのではないかと思うのです。
 
キーワードは「信頼関係」。信頼関係が構築されていない状態で、期待する力を使うのは危険です。「あの人はこうあるべき」「これはこうするべき」という理想論や正論を口にし始めると、諦めるための言い訳やただの愚痴になってしまうことがほとんどではないかと思います。文句が出る、愚痴がでるということは、相手を本当の意味で信頼していないということですから。

 

 

「期待する力」を使うタイミング

逆に信頼関係が醸成されている場合は、期待することでエネルギーが発揮されます。「期待する力」を使うんです。
例えば上司と部下、経営者と従業員、仲間同士。一体感がある中で、お互いに期待し合うと相乗効果でエネルギーが膨れ上がっていきます。相手の期待に常に応えよう、その期待を上回ってやろう、という気持ちが生まれてくるのです。こういう状況は理想的かもしれません。

 

 

「期待する力」と「期待しない力」をうまく使い分ける

要はエネルギーの生み出し方が大事だと思うワケです。

 

信頼関係が構築されていない状態で「期待する力」を使うということは、車にたとえるとギア4速5速で急な坂道を登ろうとするのと同じこと。トップギアにこだわって、「これが理想なんだー!」なんて言ってどんなにアクセルを踏みこんでも力はでません。一旦止まって、ギアをニュートラルにして状況を確認し、ギアを1速に変えて自分の力を信じて地道に進んでいくしかないのです。他力に期待せず、自力を信じるということ。
「期待しない力」を使います。

 

一方、信頼関係がある状態は下り坂です。ここでは慣性力が働きますから、1速にしていたらもったいない。スピードは落ちてしまいます。
ギアを4速5速にチェンジし、ブレーキを駆使しながら、ぶつからないようにスピードをコントロールします。他力に期待しながら自分の力を発揮していくときです。
こういうときはここぞとばかりに「期待する力」を使っていきましょう。

 

 

まとめ

ありもしない状況や力にすがって、理想を語ることで自分がやらない言い訳をして、当の本人が知らず知らずの内に前に進めなくなるのはもったいないことだと思います。
 
「期待する力」と「期待しない力」をうまく使うことで、エネルギーを生み出していくことが、自分の人生をムダにせずにちょっとずつでもいいから前に進んでいくための秘訣です。思考停止に陥る前に、自分にできることはないかを一緒に考えてみませんか?

 

あなたの人生の文字盤が見つかることを願っています。
それでは!
 

ABOUTこの記事をかいた人

1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。