感情に振り回されない自分を作り、人生をより良く生きるための方法。

 
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以下「いのちのごはん」から引用。これも北極老人という人の言葉だそうです。

 

ずっと忘れることのできない言葉があります。
 
「感情に操られてはいけない。感情は操るものなんだよ。そうすれば、喜怒哀楽、好き嫌いは、アラジンの魔法のランプの精霊になる。いいかい?多くの人は、感情の奴隷なんだ。
人生は、あなたが主役であって、感情は主役じゃない。感情=自分だと思ってしまうと、好き嫌いに振り回されて、不幸になってしまう。とにかく、感情を早く卒業することだ。
そのためには、いつも、自分自身を、頭上15センチ上から眺めるようにしなさい。それが心のステージを上げるコツだ」

 
と。

 

 

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感情をコントロールする大切さ

私は、感情は自分自身そのもの、自分が感じ取って反応したそのものが、本当の自分自身なんだと思っていました。ちょっと前まで。
だけど、最近気づいたんです。この本に書いてある通り、感情に身を任せていると良くないことばかりだって。特に感情に任せて子どもを怒ってしまった時によく思います。

 

また、喜びや楽しみも、良いことばかりではありません。
自然にこみ上げる喜びはいいのかもしれません。笑いは場を明るくしますし。

 

だけど喜びの味を知り、それを得ようと無理な行動(例えば本当の自分が求めていることを忘れて良くないことをしてしまったり)をすることは、長い目で見れば良い結果にはつながらないと思うんです。

 

「成功する」という喜びを求めて、過度に自分を追いやること、自分の色を失うことで目標を達成しようとすること。
「評価される」という喜びを求めて、自分を自分以上に見せかけたり、偽ったりしてそれを得ようとすること。

 

そのときは嬉しかったり楽しかったりすることが、自分を失っていくことにつながっているかもしれないのです。よくよく気をつけて自分を見つめていないと、きっとこういうことには気づきません。

 

目的を忘れ、その時その瞬間の自分の欲求に身を任せて喜びを追い求めること。これを「感情の奴隷」と言うのだと思います。

 

感情をコントロールすることが、より良く生きるために必要なことで、常に自分自身を「頭上15センチ」から見下ろす感覚を持つことがコツだということです。

 

 

感情をコントロールするために自分自身を教育する

また、著者のちこさんはこの本の中でこう言っています。引用。

 

徹底的に意識し尽くすこと。
どんな言葉を発したのか?
なぜその行動をとっているのか?
どんな表情になっているのか?
自分はどうしたかったのか?
自分にとって何が正解だったのか?
北極老人ならどうしていたのか?
そう自問自答しながら、自分自身を教育していくことをテーマにしています。

 

感情をコントロールするために、自分自身を教育していくこと。これ、完全に同意です。そのために、今まで無意識にしていた行動や発していた言葉に気づくこと、そしてそれがどこから生まれたもので、本当に自分が必要としていたものなのか、をまずは知らなければ、自分を教育することはできません。

 

自分自身を知り、自分自身を教育していくためには子育てに真剣に向き合うことが一番良いと私は思っています。子育てって、今まで知らなかった自分を知り、子育てをすることは自分を育てることなんだ、とつくづく思うのです。

 

自分自身を教育していくことが、より良く生きるために必要なことであり、子育てによって鏡に映った自分を知ることで、自分を育てることができる。

 

 

まとめ

つまり、

より良く生きるための秘訣は、子育てと真剣に向き合うことである。

 
私の中では、結局はここに行き着くわけです。

 

あなたの人生の文字盤が見つかることを願っています、
それでは!
 

ABOUTこの記事をかいた人

1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。