誰しも自分の目の前のことを良くしたいと願うのではないでしょうか?
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良くするためには何をすればいいか?そんなの決まってます。それは「良くするにはどうしたらいいのか?」を考え「そのために行動する」ことです。とてもシンプル。
ただ、忙しい毎日に追われていると、最重要課題である「自分の人生をより良くすること」すらあとまわしにしてしまいがちです。よく考えてみると、目の前の生活を言い訳にして「自分の人生をより良くすること」をあとまわしにしている事実って恐ろしいですよね。
「そんなこと言われても、自分の人生を良くしていくにはどうしたらわからないぜ!」って思いますよね。かくいう私も良くしたい良くしたいって思うばかりで、空回りしていました。だけど最近は少しだけ「何をしたらいいのか?」がわかってきた気がするんです。
「自分の人生をより良くする」ためには「まず何をどうしたらいいのか?」。
その答えは、「良い習慣を身に付ける」ことです。そして、スタートは何でもいいからとにかく「小さな習慣を積み重ねていく」ことが重要なのです。ありきたりな答えに感じるでしょうが、とにかくこれが「自分の人生をより良くする」ための出発点だと断言できます。
「え?どうしてよ!?」の疑問について、以下2冊の本に共通していた信憑性の高い情報をシェアしながら解消していこうと思います。
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何で習慣化が必要なのか?
習慣化し、行動を無意識化することは、「成功のカギ」だといいます。
つまり「自分の人生をより良くする」ために必要なツールであるということ。
以下レバレッジ・シンキングより引用です。
うまくいっている人を見ると、良い行動を無意識に行っています。いわば、習慣化しているのです。
習慣化という方法は、自分をコントロールすることが苦手な人や、私のように飽きっぽい人間にはとても便利です。考えると行動には移りません。習慣にしてしまえば、自動的に身体が動くようになります。
人間の行動の95%は無意識のうちに行われていると言われているそうです。
意識して行動することなんて全体のたった5%しかないってこと。5%というごくわずかな行動の中で、自分のやりたいこと、やるべきこと、人生をより良くする行動を入れるというのは忙しい日々を送っている人にとって至難の業ではないかと思います。
でも逆に言えば、無意識の領域に人生をより良くする行動や思考を流し込めれば、あとは勝手に人生が良くなっていく、とも言えます。一回がんばって習慣にしてしまえば、例えば歯磨きのように「毎日やらないと気持ち悪い」というような感覚や、もしくはキレイ好きな人が無意識に身の回りを片付けてしまうのと同じことで、「やらずにはいられなくなる」ということになります。
習慣化して、無意識の領域を活用することが、自分の人生をより良くしていく秘訣なのです。
習慣化するためにはどうすればいい?
でも、その「習慣にする」という行為そのものが難しいんだよ!って感じる人は少なくないと思います。自分もそう思っていました。では習慣を作るためにはどうしたらいいのか?
以下もレバレッジシンキングから引用。
では、実際に習慣をつくるにはどうしたらいいでしょうか。
それにはいきなり大きな習慣を身につけようと思わず、小さなことからやりはじめる、あるいは意識することです。
小さな習慣を変えることから始めます。小さな良い習慣を身につけていくと、良い流れが生まれます。「良くしていこう」という意識がベースに生まれると、やがて大きな習慣もできるようになります。
「小さなことからコツコツと」って子どもの頃よく聞きませんでしたか?私はその言葉を聞いて、「そんなちまちまやってたら面倒だし大きな結果は生まれないじゃん。もっとドカンとやって大きな成果を手に入れればいいんだ!」と本気で思っていました。コツコツなんてかっこ悪い、と。
ですがこれではただの一発屋で終わりです。その時だけ良くても、継続してより良い人生を歩むことは難しいでしょう。継続が大切なのです。つまり習慣化が大切だ、ということ。
まずは「小さな習慣を積み重ねる」というのは、今の私には身に染みますね。いきなり「毎日3冊本を読む!」とか、「毎日5kmランニングする!」なんて習慣化を目標に掲げても、今の私では絶対継続できない。
これでは何かを習慣にすることはできないでしょう。
でもなぜ、小さな習慣を積み重ねることが大きな習慣を作ることにつながるのか?これを知っているか知らないかだけでも、その人の生き方はまったく変わるんじゃないかと思います。
以下はレバレッジシンキングから抜粋して引用。
小さな習慣を行うことは、一見すると馬鹿馬鹿しいと感じるかもしれません。しかし、それは脳科学的に良いと証明されたものでもあります…部屋の片付けでも、壊れているものを修理に出すでもかまいません。自分の身近にある少し面倒くさいと感じる問題を毎日少しずつ解決するようにしましょう。
そんな雑用をするくらいなら、もっと格好良いことをしたいと思われるかもしれませんが、それは脳の体力をつけてからです。前頭葉の指令を出し続ける力が落ちているときに大きな問題に取り組もうとしても、途中で面倒くさくなったり、辛さに耐えられなくなったりして挫折してしまいます。
同じようなことがスタンフォードの自分を変える教室でも書かれています。この本でも脳科学の知識や実験を絡めて、意志力の鍛え方やコントロールの仕方を説明しています。
以下抜粋しながら引用。
(「難しいほうを選ぶ」ことを繰り返すという)意志力のエクササイズを行っていると、脳はすぐに行動に出ないで考えるよになります。課題が些細なことであればあるほど、このプロセスはたやすくなるでしょう。
意志力のトレーニングの課題の課題があまり重要なことではなかったおかげで、参加者は苦痛を感じることなく自己コントロール筋を鍛えることができたのです。苦痛を感じてしまうと、何かを変えようという試みも往々にして挫折してしまいます。
また、たった5分間の瞑想が意志力を高めてくれるということも書いてあります。詳しくは以下の投稿をチェック。
【良習慣】一日5分間の瞑想が意志力と集中力を高めてくれるというウソみたいな話 | SimpleeeLife
靴をならべる、服をハンガーにかける、などなど、、、
本当に小さいことでもいいから、まずは毎日続けられることを習慣にすることから始めてみる。
するとそのうち脳の体力、つまり意志力が鍛えられ、もう少し面倒くさいことでも習慣にできるようになってくるというのです。
意志力は鍛えられる、というのはあまり知られていないことではないかと思います。
いかがでしたか?何か掴めましたか?
まとめると、
小さな習慣を積み重ねる
↓
より大きな習慣を身につけることができる
↓
自分の人生が変わる
「人生を変えたければ小さな習慣を積み重ねよう!」
となるわけです。
最後に、松井秀喜の恩師の言葉。
心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
あなたの人生がしんぷるになっていくことを願っています。
それではー!