バターコーヒーの必需品である「カビなしコーヒー豆」。
バターコーヒーをはじめた当初、「確実に手に入れる方法はないものか…」と悩んでいました。
どんなに良質そうなコーヒー豆を購入しても、焙煎してあるとカビ豆が入っているかどうか見た目で判断することはできません。
世の中にはカビ毒を検査するキットがありますが、そこまでお金と時間をかける気にはなれない…
答えはシンプルでした。
「あ、そうか、自分でつくっちゃえばいいんだ」
コーヒーはスーパーフード
カビがあってもなくても、コーヒーは仕事に運動に効く飲み物です。
<参考記事>コーヒー飲んでからスクワットする人は仕事ができる人。
カフェインは眠気を覚ましたり集中力や思考力を高めるのに効果があったり、筋トレ前に摂取しておくと筋肉を効率よく鍛えられるという研究結果もあったり。
さらに、ポリフェノールが豊富で腸内の善玉細菌を増やしたり、抗酸化作用が高く老化を防止したりもするみたい。
パフォーマンス向上に一役買ってくれる飲み物なんです。
コーヒー豆にはハンドピックが必要
スーパーフードなコーヒー豆ですが、虫食いの箇所からカビが発生していることがあるようなんです。
現地で洗浄・乾燥・1次ハンドピックしてから輸送されます。
ひと粒ひと粒が小さいですし、遠い国から船で運ばれてくることが多い。
収穫→輸送→コーヒー卸業者→生豆購入し袋を開封
までの間にそりゃあカビたり発酵してしまう豆があるのは仕方がないことだとぼくは思います。
だからいいコーヒーショップは焙煎前に必ずハンドピックしています。
カビ豆や欠点豆はコーヒーの味に影響するから、コーヒーが大好きなコーヒーショップの店主はハンドピックにも力をいれています。
カビ豆が混入していても200℃以上で焙煎するので、飲んだらすぐにカラダがおかしくなるワケではありませんが、カビはないに越したことはありませんよね。
カビなしコーヒー豆をオススメする理由
味もクリアになりますし、なによりコーヒーのカビ(マイコトキシン)は、摂取する頻度や量にもよりますが、カラダに炎症を引き起こす可能性があります。
(ホント、摂取する頻度や量によるのですが!)集中力や思考力や運動機能やダイエットにいい影響があると信じてコーヒーを生活に取り込んでいたはずなのに、カビ毒がカラダに炎症を起こしてしまったら元も子もない!
という理由で、ぼくはなるべくカビなしコーヒーを自分でつくって飲みますし、豆を買うならコーヒー大好き!な店主がやっているコーヒーショップに行きます。
カビなしコーヒー豆を確実に手に入れる方法
そうそう、つくっちゃえばいいんです。
コーヒー生豆を購入
ぼくは軽井沢にあるコーヒー焙煎機メーカーである「カワンルマー」さんのところへ直接仕入れにいっています。
エチオピアのイリガチャフ、カビ豆欠点豆が少なくてお気に入りです。
ネットでは「ろばや」さんの生豆が品質が良くて好きで購入しています。
カビ豆欠点豆をハンドピック
これがカビ豆です。
穴は虫食いのあと。
割ってみると、中はこんな感じです。
他にもこういう豆や、
こういうイビツな形をしているものは欠点豆としてハンドピックします。
コツは、
①全体をザっと見て目についたカビ豆欠点豆をハンドピック
②手に取ってひと粒ひと粒目で見て、カビ豆欠点豆をハンドピック
この手順でカビ豆欠点豆を見つけてハンドピックしていくことです。
焙煎する
焙煎は家庭用焙煎機を使うのがベストですが、できるだけコストをかけたくないのであれば、カセットコンロとシフォンケーキの型と網をそろえれば手軽に焙煎することができます。
手焙煎用の網は、これがオススメ。
フタ付きなので豆がこぼれませんし、「チャフ」と言われるコーヒー豆についている皮がフタの隙間から程よく外に出てくれるので、とてもいいです。
冷却する
すぐに冷まさないと余熱で焙煎が進んでしまうのでうちわ・扇風機・ドライヤーなどで冷まします。
出来上がり
ほら、意外と簡単にできますね。
「カビなしコーヒー豆を自宅でつくる方法」の動画
一連の流れを動画にしました。
自宅でカビなしコーヒー豆をつくってみようと思う方、参考にしてみてください。
それではー!