どうしようもなくなってしまった人間関係でも修復することはできる。

 

これまでのことを振り返ってみてもらえばわかる通り、人間関係の問題さえ解決できれば、たいていのことはうまくいく。

職場でも、家庭でも、学校でも。

技術や知識の問題は、どうにかして解決することができる。

ひとりでは持ち上げられないものでも、みんなで力を合わせれば持ち上がるし。

難しい問題でも、知恵を出し合えば解決する方法に気づく可能性が高まるし。

ひとりじゃ途方にくれてしまうような作業量でも、2人、5人、10人と、増えれば増えただけ早く終わらせることができる。

それぞれ得意な分野があるし、持っている知識も視点も、多様で心強いものだ。

 

ひとりで生きていくのは辛い

そして、ひとりじゃ気持ちの面で辛い。

どんなに意地を張っても、ひとりじゃ寂しいし、力が出ないときがある。

悲しくなるときもある。

辛くて泣きたくなるときだってあるだろう。

 

わかっていても相手を傷つけてしまう

ひとりじゃ辛い、できれば誰かと一緒に乗り越えたい、と思っていても。

自己中心的になったり、

自分がやりたくないことをうまいこと人にやらせようとしたり、

相手の気持ちを考えずに言葉を扱ったり、

心ないことをつい言ってしまったり、

疑って監視したり、

自分の味方を無理やり作ろうとしてカゲグチをしたり、

八つ当たりしたり、

暴力を振るったり。

本当はそんなことしたいわけじゃない。

そう、わかってるはずなのに。

不安やイライラに勝てず、やりたくもないことをやって、不本意ながら相手を傷つけてしまう。

そんな経験、ないだろうか。

 

望んでもいないことをしてしまう原因

でもなんで「本当はそんなことしたいわけじゃない」ことをやってしまうのか。

本当は望んでもいないことをしてしまうのだろうか。

それさえわかれば、相手との良い人間関係を築くことができ、仕事の問題も家族や友達との問題も、たいていのことが上手くいくようになるはずだ。

ぼくは、ちょっと前からその原因がなんとなくわかり始めていて、最近は確信に近づいている気がしている。

「本当はそんなことしたいわけじゃない」ことをやってしまう原因。

それは自分のせいでも誰のせいでもない。

「食ベもの」のせいなのだ。

 

本当の自分ではない自分

「なんであんなひどいことを言ってしまったのだろう?」

「どうしてあんなにひどいことをしてしまったのだろう?」

本当の自分ではない自分になってしまう瞬間。

脳と体と心は、あなたが食べてきたもの、少し前に食べたものの影響を受け、不安とイライラというモヤで覆いつくされてしまっている。

より正確に言うならば、脳に炎症を引き起こす食べ物血糖値を乱高下させる食べ物が、あなたをあなたでなくしてしまう瞬間を作り出すことがある。

 

あなたは、あなたが食べたものによってできている

だから振り返ってみてほしい。

イライラしてしまったとき、どうしようもなく不安になったとき、なんのやる気も起きないとき。

自分の気持ちによって、人を傷つけてしまったときに、振り返ってみてほしい。

「昨日の夕飯、今日のお昼、休憩のおやつに、何を食べたか?」

「口の中に入れた、どの食べものが、いまの自分のイライラや不安を作りだしている可能性があるか?」

あなたは、あなたが食べたものによってできているのだ。

 

まとめ

いまの自分のイライラや不安を作りだしているものは何か?

目の前の人間関係がうまくいかないと思ったとき、常に我が身を振り返ることができれば。

修復したいと願えば、どうしようもなくなってしまった人間関係だって、修復することは可能だ。

そしてなにより、美味しい食べ物は、どうしようもないと思っていた問題を乗り越える力を与えてくれます。

 

心と体が喜ぶ、本当に美味しいものをたくさん食べよう。

それではー!

ABOUTこの記事をかいた人

1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。