昨年の出来事をノートと写真で振り返っていたら、6月に伊勢神宮に行ってきたことを思い出しました。
猿田彦神社と佐瑠女(さるめ)神社に行ったことが心に引っ掛かり、当時の自分が書いたブログを振り返ってみたのですが、なんと猿田彦神社と佐瑠女(さるめ)神社のことは書いていなかったことが判明。
書こう書こうと思っていたのに、結局伊勢神宮に行ったときのことしか書いていなかった…
というわけで、なんか気になったので猿田彦神社とさるめ神社のことを、思い出せる範囲で書いておこうと思います。
猿田彦神社は「みちひらきの神様」、佐瑠女(さるめ)神社は「縁結び・芸能・鎮魂の神様」とされています。
詳しいことは検索すればいくらでも出てきますので、ぼくが気になったことだけ書いておきますね。
猿田彦神社のご利益
神話によると、猿田彦大神は土地の神様だったのですが、天から神様がきたときに、天と地の間にあるところまで行ってみちひらきをし、「ににぎのみこと」という人を高千穂に導いたそうです。
また、その後伊勢に戻り、五十鈴川の川上を中心として広く国土を開拓した地主神でもある。
というところから、「仕事や学業などにおいて最も良い方向へ人生の道を開いてくれる」とか、土地を鎮める「建築地鎮」の神様として有名。
「先駆け」とか「みちひらき」の神様で、開業・商売繁盛・事業繁栄のご利益がある。
そのありがたい力を借りるために、全国からの参拝がたえないようですね。
佐瑠女(さるめ)神社のご利益
佐瑠女(さるめ)神は「天宇受売命(あめのうずめのみこと)=佐瑠女(さるめ)の神」が祀られています。
なぜ、「あめのうずめのみこと」が佐瑠女(さるめ)になったのかというと、猿田彦大神が天の神様を迎えに行った時、天の神様ご一行は猿田彦さんのデカさとか風貌に驚き、怖がって近づけなかったそうなのですが、その中を取り持ったのが「あめのうずめのみこと」だったそうです。
そのご縁から、ににぎの尊という天の神様から「さるめの君」の名をいただいた、というのが経緯のようですね。
こエピソードより、さるめさんは男女の縁に限らず、人と人、仕事や物、などさまざまな縁を良い形で結ぶ「縁を結ぶ神様」として崇敬されているそうです。
また、天照大神が天の岩戸に入って世界が真っ暗になってしまってどうしようもないってときに、岩戸の前で踊り、なんだなんだ!と天照大神が出てきて、明るく平和な世界に戻ったという神話もあり、このことから、芸能の祖神として崇敬されている。
そして、縁を結び、芸能の才能に長けていることから、
「たましずめ」
高ぶる心を落ち着かせ、穏やかで素直な心の人であるようにする
「ふりたま」
眠っている力を呼び覚まし、活力あふれる若々しい活動のできる人であるようにする
という、鎮魂の元祖ともいわれていたり、
あらゆることから自立し、誇りを持って自ら生きようとする人たちを支える大切な神様である、とも言われています。
猿田彦と佐瑠女(さるめ)の関係
猿田彦神社の一角に、佐瑠女(さるめ)神社があるのはなぜかというと、猿田彦と佐瑠女(さるめ)は夫婦だったため、と言われているようです。
猿田彦大神の「先駆け・みちひらき」と、佐瑠女(さるめ)さんの「良縁」のご利益、いっぺんに受けれるなんて、振り返ってみるとすごい場所ですね。
まとめ
「先駆け」「みちひらき」「良い縁を結ぶ」というのが当時のキーワードとしてノートに書き残っています。
何をどうすればいいのかまだ完全に整理できていませんが、この3つのキーワードに何かある気がしてなりません。
次の満月(2017/2/11)までには、今後のことすっきりさせたいなぁ…
それではー!