金沢にきたらやっぱり前田利家さんが住んでいた金沢城に行ってみなきゃあれですよね!
ということで、のとじま上陸前に金沢城に朝イチで行ってきました。
前の日の15:00頃、金沢城前を車で通ったんですが、めちゃくちゃ混んでて駐車場もどこも満杯って感じでした。
しかし!朝8:00頃来てみると、、、
ガラガラ、、、
一番近くの駐車場も全然問題なし。余裕で駐車。
人ごみの嫌いなぼくにとっては最高の状態です笑。
みなさん!金沢城を見学するなら朝イチがいいですよ!
夕方行ったらイライラしてじっくり見学できませんからきっと!
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キレイで広くて大きい
至る所に前田家の家紋
瓦の先端にはすべて前田家の家紋が、、、こだわりを感じます。
最近日本の歴史にハマっている長男が教えてくれました。
これはなにかのアトラクションの仕込みでしょう。
きっと「一箇所だけ家紋のない瓦がある!」という隠れミッキー的なゲームがうまれるハズです。笑
復元工事になんと46億円!
ここ、ほとんどが焼失してしまったらしいのですが、平成10年くらいからなんと約46億円を掛けて復元されたらしいんです!
「そんなにお金掛けて復元する意味なんてあるのかよ!」と心の中でツッコミながら、興味津々で、復元された建物の1つ、五十間長屋の中を見学しました。
延べ53,000人を超える地元職人が関わり、3年4ヶ月という時間を掛け、日本古来の「木造軸組工法」という手法で、江戸時代の絵図や明治時代の写真をもとに再現したそうです。
ぼくはこの事実にテンションが上がりまくってしまいました。
金沢城公園-菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓
莫大なお金を掛けでても忠実に再現しようとするロマン
スゴでしょ!スゴすぎませんか!
なんすか!なんなんすかね!この男のロマン的な感じ!笑
だって、普通に考えたらなくてもいいんですよ。
復元しなくても誰も困らないし、誰にも迷惑を掛けないし、誰も危険な目にあったり死んだりしないんです。
だけど復元した。建てたんです。
これを実現するには、相当な情熱と想いが必要です。
ぼくはそこにロマンを感じました。
想いはどこにあるのか?
では、ぼくがロマンを感じた想いはどこにあったのでしょうか?
想像するに、それはおそらく2つあります。
1.単純に、素晴らしい建物がその地に建っている姿を見て歴史を感じたかった
想いは意外と単純で感覚的なところにあるものです。
なぜ?という質問に対して、言葉をベラベラと並べられる場合は理屈優先で想いは薄い。
まあ、想いを具現化するために皆が納得する理屈が必要になってくる場合もあるので、どちらが良いとも悪いとも言えませんが、、、おそらく金沢の街並みに過去の素晴らしい建築物がそびえ立っている様を想像し、ゾクゾクした人がいたのではないかと思います。
映像として脳に鮮明に焼き付いてしまったものは、リアルな世界に具現化されるまで消えないのでしょう。
2.日本古来の素晴らしい建築技術を、実際に建てることで後世に継承していきたかった
これについては間違いなく文句なくそういうことでしょう。以前書いた伊勢神宮の話とおんなじです。
<参考記事>ものづくり大国日本は、なぜ技術継承がヘタくそなのか?
日本人は愚直にリアルを積み重ねないと伝えていけないタイプな気がしています。
実際に建てることで職人さん達は過去の技術を感じ、現在の先端技術と比べ、引き継ぐべき大切な技術を残したり、現在のものと融合させて新しい技を生み出していくのです。
時代を超えて技術を伝えていくことにロマンを感じた人の仕事であると感じました。
過去の偉大な歴史と想いと技術を、建物と一緒にそっくりそのまま復元し、後世に伝えいてく。
そのために46億円掛けました!ということです。ぼくは「こりゃあ、お金の話ではないですわ」と、実際に見て納得してしまいました。
まとめ
金沢城公園へと向かう道は、お店がたくさんあってにぎわっています。
きゅうりの一本漬けがうまかった。
お城から眺める景色は、京都みたいな印象を受けました。なんか好き。
行くのはやっぱり早めがオススメです。10:00頃には観光客で人だかりですわ!
何百年も過去の世界を感じ、想いと技術でロマンを感じる金沢城公園。
金沢に行ったらまあ普通にみんな行くんでしょうけど、行くなら朝がオススメです。
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それではー!