こんにちは!
この頃、自分のへっぴり腰がほとほと情けない、信州上田の大野です。
この前、お仕事を一緒にしている人と仕事の話をしているときに、今後のことを切り出したら「これ以上仕事を増やすのは道義的に難しい」と言われました。
この「道義的に難しい」という言葉、さっぱりわからなかったのに「道義的ってどういう意味ですか?」って聞けなかったのです。
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フラットではない関係性
ぼくは、完璧に雰囲気に飲まれていました。
「あぁ断りたいんだなぁ」という空気を察して、わかったような振りをしたんですね。
これは、意味がわからないのに勝手な解釈をして、尻尾を巻いて逃げたということです。
いい子ちゃんでいたい自分
でもなぜ空気を察してわかったような振りをしたのでしょうか?
とても簡単に言うと、おそらくぼくはその人に「嫌われたくなかった」のでしょう。
物わかりの良い、いい子ちゃんでいれば、嫌われずに済みます。
でもそこで余計なことを言って面倒がられると、相手は離れていくんじゃないかと思ったのでしょう。
自分を振り返るのは自分だけでは難しい
そんなやり取りを、月2回のコーチングセッションをしてくれている自分のコーチに話していたら、それがぼくの身体に染み込んでいる「悪いクセ」だと気づきました。
元に戻ってみれば、これは仕事の話です。
「嫌われたくない」という気持ちばかりが先行して、「相手にとっても自分にとっても絶対に良い結果を出すこと」から遠ざかるなんて、バカみたいです。
しかも、自分には絶対に今の相手の状況をより良く変えられる自信があるのに、それをやらない・やれない方向へと自分から向かうなんてバカみたいですよね。
わけのわからない言葉に惑わされて、「それなら仕方がないよな……」と自分に言い訳をしてしまう状況を作り出すなんて、ほとほと情けないです。
まとめ
・わからない言葉は普通に聞くこと。
・言葉の意味をちゃんと理解した上で、「それだとなぜできないのか」をはっきりさせること。
・自分がやったらこんなに良くなるのに、なぜやらないのか?を自分にも相手にも聞くこと。
難しい言葉に、意味なんてありません。
相手にとっては、意味がないところに、意味があるんだと思います。
相手との中途半端な関係を継続するくらいなら、いっそのことを思い切って「自分が絶対に良い」と思うことを伝えることが大切です。
感情に流されず、言葉の意味をはっきりさせて、自分にできることを提案する。
これは人と話をするときの基本であると知りました。
今日もう一度、その人と話をしようと思います。
それではー!