2016/3/10に上田にあるオシャレカフェネイボさんで「読んでこなくてもいい読書会」開催しました。もうずいぶんと時間が経ってしまった、、、
今回は神田昌典さん著「ストーリー思考」に描かれている「フューチャーマッピング」という手法を使って、参加した皆さんの課題解決方法を自ら導き出すことにチャレンジ。どんな雰囲気だったかシェアします。
フューチャーマッピングとは?
写真は、フューチャーマッピング(全脳思考)とは? | SUMMYWORLDより
まず、そもそもフューチャーマッピングってなんなの?というところから。
ぼくの解釈では、
「ストーリーの力を使って真の問題をあぶり出し、目の前の現実の課題をワクワクしながら解決していく」
「気になるあの人を120%ハッピーにするための楽しい妄想の物語と、現実の自分の課題をつないで、理想的な未来を楽しく創造する」
ことができる「ツール」です。
どんなことができるの?
目の前に課題や問題が生まれた時、会議なんかで話されることのほとんどは、
・これはこういう問題だよね、
・で、目指すのはこういう姿だから、
・そのギャップを埋めるためにやるべきことは、
・これとこれとこれだ!
・よし!一つずつ、がんばってやっていこう!
・(実際にやる人)「えー…まじかよ…」
という感じではないかと。
でも、フューチャーマッピングは、
・ストーリーの世界に身を投じて、
・現実の問題から自分を切り離し、
・「自らの思考の中から生まれたストーリー」から、
・問題を生み出している自分の考え方を見極め、
・(ワクワクしながら)よし!問題解決しよう!
となるものです。つまり、
自分がワクワクするストーリーを作ることさえできれば、問題を生んでいる考え方がわかり、問題解決でき、ワクワクで人を動かす原動力になる。
というものなのです。すごいでしょ?
これを使いこなせる人は、本当にワクワクしながら問題解決をしているんです。
神田昌典さんは、「描いたストーリーに応じて現実が動く」という原則を、過去6年間の実践を通じて見いだしたと書いていました。
やってみよう!
やってみないとわからないので、実際にみんなでやってみました。
本当は一回みんなで本を読んで、ストーリーの力について実感してからワークをスタートしようと思ったのですが、、、持っていない人が結構多かったので笑、「ストーリーの力」についてぼくの解釈をバクッと説明し、解決したい課題を設定してもらってフューチャーマッピングをスタート。
と、言っても、、、
ぼくも何度かやって苦戦したのが、「ストーリーをつくる」ところ。
いやーなかなか出てこないんですよね。テキトーに書けばいいだけなんですけど最初はそれがうまくいかない。
なので一番最初は、「ストーリー思考」の中にある例題「美女と野獣の後日談」を使ってフューチャーマッピングしてみました。
フューチャーマップが完成!
本に書かれている通りに進めてマップが完成。
これはぼくが書いたマップ。
最終的には、気になるあの人が120%ハッピーになるストーリーから、設定した時期ごとの「自分へのアドバイス」が気づきとなり、その課題解決ストーリーのタイトルと、そのストーリーが動き始めるベイビーステップをシェアして終了。
まとめ
いやーみなさん脳みそが柔軟で素敵でした。
ぼくなんか3回くらい思考錯誤して、なんかしっくりこなくて、最後はプロにアドバイスをいただきやっと書けたというのに…笑
でも参加してくれた方々と楽しめて本当に良い時間でした。何よりの収穫は、「みんなでやってストーリーをシェアしあうとすげー楽しい!」ということ。ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました!
やってみての改善点は、
・ストーリーを書き始めるきっかけを、自然な形で提供する
・課題設定を名詞、数詞、動詞を駆使して明確にしてもらう
・横軸の期間の設定方法
でした。
次にやるときはさらにバージョンアップさせて開催します!
神田さんのこんなサイトもあります。ご参考までに。
フューチャーマッピングについて
フューチャーマッピング事例紹介
楽しく問題解決しましょう。
それではー!