なぜ何のために結婚するのか?寂聴さんとばななさんのおかげで理由がわかりました。

なぜ結婚するのか ハート

こんにちは。シンプリィライフの大野です。

「人はなぜ結婚するのか?」

これは今世紀最大のテーマではないかと思うのです。

一緒に考えてみませんか?

この記事を最初に書いた2015年11月21日35歳時点では、ぼくは妻と子ども3人と暮らしていました。
いま、こうやって記事を書き直している2021年2月6日時点では、41歳で独身生活を送っています。

いまぼくは「結婚」というものについて、少しずつ語っていかなければならないと思っています。

なぜなら、自分はもう二度と人を傷つけるようなことをしたくはないし、他の誰かに同じような経験をして欲しくないから。

結婚は「お互いが幸せになるための手段である」と頭ではわかっていても、他人や世間、自らの価値観や常識などに振り回されると、その本質を見失います。なにより、感情に流されて「自分」を見失うと、取り返しのつかないことが起こるとわかりました。

そして、大事なことを理解し本質と自分を見失わずに行動すれば、結婚は幸せになるための手段になり得るんだ、ということもわかってきました。

それをこれからシェアしていきたいと思います。

文章を読むのが苦手な方は、こちらのアニメーション動画からどうぞ。

結婚の歴史

歴史をさかのぼってみると、いま、ぼくたちは過去のどんな制度やルールに影響を受けて行動しているのかが分かってきます。

結婚式

縄文・弥生時代の結婚

定かではありませんが、はるか昔、1万年以上前の縄文時代にも結婚という考え方はあったようです。

狩猟時代は「群婚」といって不特定多数の男女がその日その日の相手を決めていたとか、14,5歳で男は旅立ち、他の村に結婚相手を探しに行っていたなど、諸説あります。

弥生時代には農耕技術が発達し、食料を求めて移動したり命をかけて戦わなくてもよくなります。

その場に定住し、農作物を育てるための土地を守りながら、子孫を繁栄させていくのが主流になりました。

そうすると、「家」という考え方が重要になりました。自分の「家」の土地を守ることが、生き残っていくということです。

農耕時代から、結婚はその土地の権利を守る正当な手段として普及していったと想像できます。

江戸時代の結婚

間を飛ばして、江戸時代へ。

江戸時代の結婚では、恋愛と結婚とは完全に別物だったそうです。本質的に結婚とは生きるためにするもので、生活であり、現実。

いまでいう恋愛のことは「浮気」という名前がついていたそうです。浮気とは地に足の着いてない浮ついた状態、「浮世」のこと。江戸の恋愛とはそうした束の間の感情に身をゆだねることであり、現実生活である結婚とは完全に別物として扱われていました。

江戸時代までは、お互いが精神的にも経済的にも自立したうえでのパートナー的な経済共同体という形に近かったようです。夫婦別姓で、ほとんどの夫婦が共働き。夫婦別財で、夫といえども妻の財産である着物などを勝手に売ることはできませんでした。

江戸時代までは、夫婦の関係は対等で、別の見方をすれば自由であったとも言えます。

この結婚観は、明治に入ってから大きく変わっていきます。

明治時代の国家的な結婚保護政策

日本人庶民の結婚観を大きく変える出来事が起こりました。近代日本の婚姻制度を成立させた明治民法の公布です。

これにより、庶民の結婚は「家制度」「家父長制度」に取り込まれることになり、主に妻の経済的自立と自由が奪われることになりました。夫は外で仕事、妻は家事と育児という「あるべき夫婦の規範」がここから確立していきます。

明治民法により、女性にとって結婚は就職のような位置づけとなり、結婚をしないという選択肢は基本的にはなくなりました。

この民法と、さらには「お見合い」という画期的な発明により、生涯未婚率は1920年から1990年までのデータでは5%以下で推移。当時3000万人ほどだった日本の人口は一気に1億人まで増えました。

いまを生きる私たちは、明治民法によって生み出された結婚観に、少なからず影響を受けています。

人はなぜ・何のために結婚するのか?

なぜ結婚するのかというと、本質的には「お互い幸せになるため」。でも、頭ではわかっていても、ぼくの実際の結婚観には何かノイズのようなものが混ざっている感じがずっとしています。

ハート

ここからは、瀬戸内寂聴さん著『孤独を生ききる』と、吉本ばななさん・ジョンキムさんの共著『ジョンとばななの幸せってなんですか』に書かれていることを参考に、人が結婚に向かう強いモチベーションはどこから来るのかを探っていきます。

【大前提】結婚とは契約である

結婚し夫婦になることで、法律により義務付けられる契約が生じます。

主な法的効力としては、

  • 同居・協力・扶助義務:同居し協力し助け合わなければならない
  • 貞操義務:浮気をしてはいけない
  • 未成年婚姻の成年擬制:結婚したら成人者とみなす
  • 契約取消権:婚姻中、夫婦でした契約はいつでも取り消せる
  • 夫婦同氏:苗字を同じにする

などが挙げられます。

上記の法的効力を詳しく知らなかった人でも、肌感覚で「結婚にはなにかしらの強制力が働いている」ということは理解していると思います。

ではなぜ、本質的にはお互い幸せになりたいだけなのに、お互いを拘束し合う「結婚」という形を欲するのか?寂聴さんとばななさんの話から、2つの理由が見えてきました。

理由①人は孤独から逃れたい

以下に、瀬戸内寂聴さんの言葉を引用します。

わたくし出家してね、徹底して肝に銘じていることはね、人間は孤独だということなんです。人間は孤独だから、本来孤独だから、孤独が寂しいから、愛する人を求めるんですよ。

そして、話を聞いてくれる人が欲しい。それから愛したら抱擁したい。抱き合いたい。そして、お互いがお互いで体で温め合いたい。これがSEXになるわけですね。

人はなぜセックスを求めるのか? 瀬戸内寂聴さんが説く、孤独感との上手な向き合い方 より

寂聴さんのお話から、人間の根底には「孤独が寂しい」という気持ちがあるとわかります。

既婚者が独身の男友達に、「早く結婚しないと孤独死するぞ!」とか言うのは、それは半分は冗談だけど、半分は本心なんですね。自分が孤独が怖くて、結婚していない友人も同じように怖いはずと思っていて、つまり友人に早く結婚してほしい、結婚するべきだって伝えたいのです。

人は本能的に「わかって欲しい」「わかり合いたい」という強い願望を持っていて、だから誰かと一つになりたい、一つになれば一緒の気持ちになれるんじゃないか、と思っている。

だから、自分の思いに共感してくれる友人と一緒に過ごしたいと思うし、共感してくれる人と恋愛したり結婚したりしたい、と思う。

人は「孤独から逃れたい」という欲求に向かって、無意識に行動しているのではないでしょうか。

理由②人は嫉妬する

吉本ばななさんは『ジョンとばななの幸せって何ですか』の中で、

嫉妬心というものは、親が存在しなければないものなんですよ

と言っています。他者への嫉妬心は、つまりは親をとられる恐怖心から発せられるものということ。

たとえば、旦那さんや彼氏が他に好きな人を見つけてきて、しょっちゅう会っていたら、祝福できるかと言われるとそんなカンタンなことじゃありませんよね。

でも、理論的にはできるはずだと、ばななさんは言います。

他にも好きな人ができたことで、旦那さんや彼氏がますます笑顔になって優しくなって、どう測っても自分に対する愛情の度合いが変わっていない場合、理性的には大好きなパートナーが幸せになって優しくなっていくことを祝福できるはずなんです。

でも、たいていの人は嫉妬します。これは子どもの頃に経験した、親がとられる不安からかきたてられるもの。

嫉妬心は生存本能からくるものです。

何のために結婚するのか?

これらから、人が結婚へ向かう動機が見えてきます。

結婚という契約を交わすと、法的に同居し協力し助け合わなければならないし、浮気をしてはいけないという貞操義務が生まれます。

つまり、生存本能に紐づいた不安を抑えるために、あるいは嫉妬することの大義名分を得るために、結婚へと向かうのではないか。「結婚をしたい」という願望には、「相手を強く拘束したい」という欲求が含まれるのではないか、と考えました。

幸せな結婚生活を送るために知っておくべきこと

ぼく自身の経験を振り返ってみると、「結婚すればパートナーが確約されて安心だ」という気持ちが少なからずありました。

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孤独から逃れたい、嫉妬から来る不安を消したい、というエゴが先走り、結婚する理由なんて深く考えずに結婚を決めたのです。

いまは、結婚を決める前に、結婚のことを良く知ること、自分も相手も幸せな状態で生きていくにはどういう関係がベストなのかをとことん考えることは、とても大切だと思っています。

というわけでここでは、幸せな結婚生活を送るために知っておくべきことをまとめていきます。

人はみな常に孤独であると理解する

もう一度、瀬戸内寂聴さんの言葉を引用します。

人間は孤独だから。私の大好きな一遍上人の言葉にね、「生ぜしもひとりなり」というのがあります。生まれることも一人。双子でも別々に生まれてくる。

「死するも独りなり」そうでしょ? 心中したって、別々に死にますからね。もしかしたら、相手は薬飲んでないかもしれない。風邪薬飲んで生き返るかもしれないですからね、そんなのわからないね。「生ぜしもひとり」「死するも独り」ね。

「されば人と共に住するも独りなり」という言葉があるんですね。一緒に結婚して子供を産んで、たくさんの人と群れて暮らしていても、結局人間は孤独だって言うんですね。「そひはつべき人なき故なり」って断言してるんですね。

だから、そんなに愛し合って、死ぬまでお互いを愛し合ったままでそひはつ(添いはつ)ようなね、そんな仲はないって、わたくしの言葉じゃなくて、一遍上人が言ってらっしゃるんですよ。わたくしは、この一遍上人の言葉が一番好きな言葉ですね。

人は「生まれたい!」と思って生まれてくるでもなく、ひとりで生まれてきて、「生きたい!」と思っているのに、ひとりで死んでいく。

さらに、愛する人と結婚して、子どもが生まれて、たくさんの人と暮らしていても、相手と同じになることなんてない。

結婚したからって孤独から逃れられるわけではありません。

結婚は、お互い幸せになるための手段であり、孤独から逃れるためにするものではありません。

生まれるときも、死ぬときも、誰かと一緒に暮らしていてもわたしたちは孤独なんだ、と瀬戸内寂聴さんは言っているようです。

この話を聞いて、あぁそうか、孤独が怖くて、相手を縛ったり、嫌われないように自分を押し殺して我慢をしたりしても無駄なんだなと分かりました。

「人はみな常に孤独である」ということは、幸せな結婚生活を送るために理解しておくべきことではないでしょうか。

瀬戸内寂聴さんの「孤独を生ききる」、ぜひ読んでみてください。

自分の嫉妬心に気づく

嫉妬心には、3つの感情が結びついています。

親をとられる不安

ひとつは感情は、子どもの頃に感じた「親をとられる不安」。

生存本能と結びついている強い感情です。

孤独から逃れたい

ふたつめの感情は「孤独から逃れたい」。

人間は、そもそもこの世に生まれてきた瞬間から母親(母胎)に依存しなければ生きてはいけません。そして、世界に生まれてきてへその緒が切られた瞬間にバーストラウマという母親への執着が生まれると言います。

生まれたての子どもにとって、孤独になることは「死」を意味します。孤独から逃れたいという感情も、生存本能と結びついている強い感情です。

子どもを育てる上での不安

そして3つめの感情は「子どもを育てる上での不安」。

原始時代を想像すると、母親は子育て中は子どものことで手一杯です。パートナーが食べ物を持ってきてくれないと、自分も自分の遺伝子を引き継ぐ子どもも生き延びることができません。

父親としても、自分の遺伝子を引き継ぐ子どもを成長させたいと思っています。ですが、母親が子育てを放棄して違う男のところに行ってしまったら、食べ物を獲得しつつ、子育てをしなければならなくなり、子どもの生存確率は下がるでしょう。

つまり、「子どもを育てる上での不安」というのは、人間という種としての長期的な生存本能と結びついている感情だと言えます。

これら3つの感情が、わたしたちの嫉妬心を動かしているのだと私は理解しました。

孤独と嫉妬心に対処する

ここで、『ジョンとばななの幸せって何ですか』より、吉本ばななさんの言葉を引用します。

互いに生活を共にしようと決めた伴侶に他に好きな人ができると、みな穏やかではいられない。友人関係でも同じ不安がやってくる。本当に不思議なことです。我々は理性を持ってこの嫉妬心というものに対処することは不可能なのでしょうか?

理性では「パートナーの幸せを優先したい」と考えていても、生存本能からくる3つの感情とつながっている嫉妬心をコントロールすることはとても難しいことです。

ですが、対処することは不可能ではありません。

まずは嫉妬心の元になっている3つの生存本能と感情を理解して、自分の嫉妬心に理性的に気づくことからはじめましょう。

そして、その嫉妬心は、お互いがこれから幸せになっていくために必要なものなのか、理性的に考えてみることが大切です。

その方法について、次の章で解説していきます。

幸せな結婚生活を送るための3つのステップ

ここまでで、人はなぜ・何のために結婚に向かうのか、理解が深まったのではないでしょうか。

ひとつの決まった正解があるわけではなく、人によってさまざまなケースがあり、その数だけ正解があると思います。

パズル 正解はそれぞれ

ここまで書いたことも、これから書くことも、考え方のベースとしていただき、自身で感じたことや疑問に思ったことを大切にして、幸せな結婚生活を送れるように工夫してみてください。

ステップ①パートナーと対話する覚悟を決める

宇田川元一(うだがわもとかず)さん著『他者と働く』という本に、

対話とは、一言でいうと「新しい関係性を構築すること」です

と書かれています。

そして、相手と対話をする上で不可欠なのは、お互いは本当には分かり合えない存在であることを認め、その上で、少しでも分かろう、分かり合おうとする姿勢をもつこと。

そのためには、「相手を納得させよう」「自分の提案を相手に受け入れさせよう」という自分本位の思考をいったん脇に置き、相手の状況を観察し、言葉をじっくり聴き、考え方や価値観の背景を丁寧に探ることから始めなければなりません。

すぐに結果が出ることではないし、自分の意見を脇において相手の意見をじっくり聴くのは、苦しいと感じるときもあります。

でもそれでも、対話によって、お互いについて分かり合う道を選ぶことが、最初のステップになります。

ステップ②「結婚は契約、恋愛はエンタメ」として扱う

yujiさん著『「風の時代」に自分を最適化する方法』という本に、こんなことが書いてありました。

結婚は”契約”でなんなら家同士にも関係があるもの。それに対して”恋愛”ははまるものであり、心揺さぶられるものであり、気分を高揚させてくれたりするものであり、言ってみれば一種のエンタメのようなものです。

某E國氏の作品中のフレーズを拝借すると”恋はするものではなく落ちるもの”でしょうか。

対話を繰り返すことを前提にしたうえで、結婚の歴史でお話した「江戸時代の結婚観」について話をしてみてもいいかもしれません。

江戸時代は、本質的に結婚とは生きるためにするもので、生活であり、現実でした。つまり、男女が2人で一緒に生活を営むというベースがあったとも言えます。

お互いが精神的にも経済的にも自立したうえでのパートナー的な経済共同体という形に近かったようです。夫婦別姓、夫婦別財で、ほとんどの夫婦が共働きでした。

江戸時代までは、夫婦の関係は対等で、別の見方をすれば自由であったとも言えます。

また、いまでいう恋愛のことを「浮気」と呼んでいました。浮気とは地に足の着いてない浮ついた状態、「浮世」のこと。束の間の感情に身をゆだねることであり、現実生活である結婚とは完全に別物として扱われていたようです。

そんな結婚観は、明治時代に国策によって強制的に変わりました。いまでも明治時代につくられた価値観は根強く残っていますが、時代とともに少しずつ江戸時代の結婚観へと揺り戻しが起こっているようにも感じます。

ここでは、結婚は経済共同体としての契約、恋愛は浮世であり束の間の感情である、という江戸時代の考え方をベースにパートナーとの関係を考えてみることを提案します。

この考え方をベースに、自分は相手と恋愛がしたいのか、それとも結婚がしたいのか、それとも両方を求めているのか、まずは自分の中で考えをまとめてみてはいかがでしょうか。

ステップ③婚前契約書を2人でつくる

「江戸時代の結婚観」をベースの考え方としてパートナーに自分の考えを共有し、相手の意見もとことん聴いて、対話を始める準備ができたら、2人で婚前契約書をつくることを提案してみてもいいかもしれません。

たとえば、歌手のSILVAさんは、

  • 結婚生活を送るにあたり、互いに信頼し、愛し、思いやり、支えあい、尊重することとする
  • 互いに、自身の帰宅時間を、毎日相手に連絡するものとする/相手からの連絡に対し、速やかに返信を行うものとする
  • 外出による飲酒については、最大週2回までに抑えるものとする
  • 互いにスキンシップをとるよう努めるものとする
  • 互いの両親を尊重し、大切にするものとする。介護等の負担については、各自自発的に行うものとし、強制はしないものとする

などの大きな決めごとに加えて、「収入はお互いに報告する」「家事は平等に行う」といった基本的なものから、「2万円以上のものを購入するときには事前に協議する」「健康ドックを毎年受ける」といった細かい内容まで、A4用紙5~6ページの婚前契約書としてまとめたそうです。

SILVAさんは、「契約書のおかげでイライラすることがなくなり、ムダな喧嘩がなく円満に過ごしている」と言っていました。

<参考記事>「契約書を作ると、結婚生活の感動が増す」飲酒、セックスも取り決めたSILVAの結婚観

他にも、たとえば2人の間で嫉妬心をどう取り扱うかを率直に話し合い、嫉妬心をコントロールするためのルールや習慣を2人でつくっていくのもいいかもしれません。

いま不安に感じていることを伝え合い、何かしらの形で契約書に盛り込むのもいいでしょう。

契約書は結婚をする前に一緒につくるのがいいと思いますが、結婚をした後でも遅くはありません。

どんなタイミングでも、契約書をつくる過程が、ひとつの対話の場になるはずで、2人の新しい関係性を構築する助けになるハズです。

感情的になって本質を見失ってしまえば、お互い幸せな結婚生活は送れません。

対話をすることは勇気のいるチャレンジですが、もしあなたがいま、婚姻届け提出をためらっているのなら、また、すでに結婚していてパートナーとの関係がいままさに悪化しているタイミングなら、取り組む価値があるのではないでしょうか。

離婚を経験したぼくが結婚をオススメする理由

エーリッヒ・フロムは著書「愛するということ」で、

人間のもっとも深い欲求は、その分離を克服し、孤独というその牢獄から逃れるという欲求である

と書いています。孤独から逃れたいという欲求はとても深いものです。

孤独

ぼくは一度離婚を経験しましたが、それでも結婚をおすすめします。

その理由は、嫉妬心をぶつける大義名分を得ていいとか、孤独から逃れたいという欲求を満たしていいと言いたいわけでもなく、結婚を通じて人と人が分かり合おうとするための対話が生まれるからです。

ここまで書いたことを理解し、対話を実践していくことができるならば、人間の悩みの根源である人間関係の問題もひとつひとつ解決していくことができると思う。

夫婦・親子の関係も、友人との関係も、仕事で関わる人との関係においても、すべてが良い方向へ回りはじめます。

ぼく自身、もう一度結婚というものに向き合い、チャレンジしたいと思っています。

あらためて、人はなぜ結婚するのか?

人はなぜ結婚するのか?

多くの人は、結婚によって孤独や嫉妬心などの不安な感情をコントロールしようとしている、というのがぼくの結論です。

子どものころに無意識の領域に浸み込んだ不安なので、とても厄介です。

そして、ここで書いたポイントを押さえるという前提で、ぼくは結婚することをおすすめします。

分かり合えないわたしとあなたの間に、分かり合おうとするための「対話」が生まれるからです。

恋愛 結婚 対話

結婚するには、まずは異性とたくさん出会うことが必要ですよね。近くにたまたま気の合う人がいればいいですが、実際の確率で言えばかなり低いです。

外に出て、心を開き、どんどん出会い、対話し、自分に合うパートナーを見つけていきたいものです。

合コン・お見合い・職場恋愛・誰かの紹介という出会い方は旧時代のものになりつつあり、いまはインターネットをつかって広い分母から効率良く自由に相手を選べるマッチングアプリが主流になっています。

ぼくはこういったマッチングアプリを使うのは、アリだと思っています。

トレンディードラマを見て育った「恋愛結婚至上主義」の世代にとっては、マッチングアプリに嫌悪感を示す人もいそうですが、ここでもう一度、冒頭の「本質」について思い出してみてください。

偏見や古い価値観を捨てて行動するための、手助けになるハズです。

それでは!

ABOUTこの記事をかいた人

1980.1.1 東京生まれ YouTubeで人間関係や仕事の悩みが「シンプル」になる本を3つのポイントに要約して紹介しています。 その他、カレーのキッチンカーでイベント出店、コトバヤで間借りカレー、子ども向けロボット教室、ブログ、やってます^_^