みなさんは、どうしたら目の前の世界がより良く変わると思いますか?
誰かが変えてくれるのを待ちますか?誰も変えてくれない、と諦め嘆きますか?
それとも自分の力でより良くしようと行動するタイプですか?
目の前にある良くないことは、本当は結構あるハズなのですが、日常に慣れて諦めてしまうと、見えなくなってしまいます。気づかないように意識的に目をつぶるようになります。
だいぶ昔の映画ですが、そんな日常を変えてくれる力を持つ良い映画に、久々に出会いました。
ペイフォワード(Pay it Foward)です。
ストーリー超概略
社会科の課題で出された「世界を変える方法」を考えはじめた少年が、自分が3人に対してその人のために自分ができる「善い行い」をし、その「善い行い」を返してもらうのではなく「次の3人の人へ渡して」とお願いしていく方法を思いつき、実行していきます。
「善い行い」を渡された人は、また次の3人に渡し、また次の人は次の3人に渡していくことでどんどん広がっていく。そうすれば世界は変わるんじゃないか?と思いついたんです。
世界を変える小さな行動
世界を変えるためには、自分の行動だけでは不可能。多くの人の行動が必要です。
だから、人の善い心を信じて自分の行動をその起点とすれば、世界を変えていけるかもしれない。
これは、これからの世界をより良く変えていくリーダーの行動そのものではないかと思いました。
その気になれば、その意識と、少しの勇気さえあれば、今日から誰にでもできる行動。
でも、なかなかその行動ができないんです。
どうせ何も変わらないだろう、自分には何の得もない、、、
この映画を観て、世界を変えるのはきっとそんなに難しくないのに、頭の中で勝手にややこしくしてしまっているだけだということに気づきました。
グッと響いた言葉
少年が言っていた言葉が胸に響きます。
中には臆病な人たちもいる。
変化が恐いんだ。
本当は世界は、思ったほどクソじゃない。
だけど日々の暮らしに慣れ切った人たちは、良くないこともなかなか変えられない。
だから、あきらめる。
でもあきらめたら、負けなんだ。
まとめ
「善い行い」って何?と思ってしまいますが、必ず自分の中に存在します。
奥の方にしまわれて、眠っているだけです。
自分の中に話しかけるキッカケと、行動する勇気をくれる、良い映画でした。
それではー!