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30歳を過ぎてから、急激に「おっさん」を感じ始めている大野です。笑(現在33歳)
1年ほど前から体の動きがマジで鈍くなったな…という強い実感を得て、ランニングを始めようと決意しました。
ただ、めんどくさがりでサボリぐせのある私は、「習慣化する」難しさを知っています。
何でもそうだと思うけど、習慣化して継続していかないと効果を感じるまでいかない。
だったらもう最初からやらなきゃいいんじゃないか?って考え始めてしまいます。
目の前の誘惑に負けたり、言い訳を探して自分を正当化して逃げようとするのが人間。
(きっとオレだけじゃないはず。笑)
私もこれまで何度も自分自身に言い訳をしてサボりました。
だけど1年やってきて、少しずつだけど習慣になりつつあるな〜と思っています。
週に一回は走らないとムズムズする、というかなんというか、そんな感じです。
たぶんですが…..
「ランニングするんだ!」というモチベーションを維持することを心がければ、自然に習慣化していくんだろうな、となんとなく思い始めたところです。
そこで!
ランニングのモチベーションを維持し、習慣化するために必要だと思うことを自分なりにまとめてみようと思います。
ランニングを始めようと思っている人の参考に、少しはなるかもしれません。
1.ランニングを測定/記録する
今考えてみると、私にとってNike+Runningとの出会いが一番大きかったかもしれません。
このアプリはGPSを使って、走った距離・時間・スピードを測定して記録してくれます。
イヤホンをつけて走れば、お気に入りの音楽を聴きながら、今どれくらいのペースでどれだけ走ってるかも教えてくれる。
これは昨年の記録。11月12月で距離が伸びてきてるのが分かりますね。
いやあ、がんばって走ったなー!
記録を更新すれば清原か安田美沙子が褒めてくれる機能もあれば、記念バッヂみたいなのもくれます。
(実際に本当のバッヂをくれるわけではありません。あくまで画面上でです。)
自分がどれだけがんばって走ったか(もしくはがんばらなかったか)、今月はどれだけ走ったか、どんな記録を持っているか、というのはランニングのモチベーションを維持するのに大いに役に立ちます。
私はきっと特に「目に見える」実績とか効果みたいなものがなければがんばれない人間です。
なんにもなしで走るなんて味気なさ過ぎて耐えられない気がします。
今やこのアプリなしでランニングすることなど考えられません。
測定して記録すること、データを蓄積することの大切さや面白さまで分かり、視覚的にもデザインが良くテンションが上がるとてもスグレモノのアプリです。
特に目新しいものではありませんが、習慣化するための必須アイテムですね。
2.体への効果について知る
ランニングを習慣化することは、体へ素晴らしく良い影響を与えるようです。
詳しいことはこのサイトに。
「リフレッシュ」「若返り」「アルツハイマー予防」に効果があるというのが明らかになっているそうです。
中でも、実感として「そうだな~」と思うのが「リフレッシュ効果」。
ちょっと記事から引用します。
運動した後は気持ちがすっきりとして、「あんなに落ち込んでいたのにどうしてだろう…」と思ったことはありませんか?何かに行き詰っている時に「気分転換に運動してきたら」というセリフも決まり文句のように使いますよね。
運動後に気分が変化するのは決して気のせいではなく、科学的に説明ができることなのです。運動すると交感神経が活性化され、心拍数が上昇し、興奮状態になります。この交感神経優位の時間が増えると意欲的になり、ポジティブな思考になるようです。
また、脳内物質レベルでも変化が起きています。運動を始めてまず分泌されるのが脳内麻薬のβ-エンドルフィン。気分をハイにするホルモンで「多幸感」をもたらします。次にドーパミンが分泌されます。「ワクワク感」「高揚感」「達成感」をもたらすホルモンとされています。そして最後にセロトニンが分泌されます。別名「愛のホルモン」や「幸せホルモン」とも呼ばれ、心を安定させる効果があると言われています。
これらはウォーキング等のリズム運動によって分泌を促すことができるとされており、
ストレス耐性やうつの予防効果も期待できるそうです。
ランニングの後は「脳みそが冴えてテンションが高くなる」っていうのはこの一年で実感していました。
ブログを書くのもはかどるし、何より眠くならないのです。
この記事のおかげで理解を深められたし、ポジティブに生きるためにランニングは絶対習慣化すべきだな!と決意を新たにできました。
あと、この記事には書いていなかったことですが実感していること。
風邪を引きにくくなった(気がします)。
きっと基礎代謝が良くなり、基礎体温が上がったことが影響してると思います。
ただ、あまり過剰な運動をすると逆効果のようなので気をつけてください。
詳しくはこちらの記事をご参照。
アスリートは普通の人の3倍風邪をひきやすい!?ホンマでっか情報を真面目にリサーチする。 | SimpleeeLife
3.「まだ風呂に入っていない」というタイミング
これは少なくとも私には強力なモチベーションになっています。
風呂に入ってしまうと「風呂に入っちゃったし、今日はやめとくか」という気分になります。
これは明らかにモチベーションが低下した状態です。
でも逆に「まだ風呂に入っていない」ということは、「ちょっと走るか?」という気分に持って行きやすいんです。
実際に私が実践している例を紹介すると…..
仕事の帰りが遅くなって疲れているとき、(特に冬は)寒いし走りたくないなぁとどうしても感じてしまいます。
一旦寝れば「朝なら走れるかもしれない」。
だけど「怠けグセのある自分に自信がない」。
そんなときは、わざと「風呂に入らずにコタツで寝てしまう」。
(これは「汚い!」って思う人もいるかもしれませんが、そんなのお構いなしです。笑)
そうすると、「風呂に入っていない」→「朝早く起きなきゃいけない」→「早く起きたから走る時間がある」→「風呂にもまだ入ってないし走っとくか?」という流れです。
ね?どうですか?
人それぞれモチベーションのアゲかたが違うと思うので、このまま使えるとは限りませんが…..
自分がどんなときに走る気になるか?を考えると工夫の仕方が見えてくると思います。
自分の意思の弱さを自覚している人には使える手だと思います。
4.記録にこだわらない
ランニングが少しずつ軌道に乗り始めると、「もっと遠くへ!」「もっと速く!」って思うようになります。
これはNike+Runningで記録があからさまに見えてしまう「弊害」の一つかもしれません。
(良いことも悪いこともあるんだなぁ、と最近思ったばかりです。)
そうすると、記録のことばっかり考えてしまい「記録が更新できなければ走る意味がない」くらいのことを考えてしまうことも。
私はそんな風に考えて、走らなかったことが何回かありました。
これって「今日は走るのヤメよう」っていう、自分自身に対する「言い訳」なんだと思うんですが…..
まあ、そんな自分も自分ですからね。笑
そんなときは「記録にこだわらない」という心構えが必要になってきます。
私は一旦、ランニングをすることを長期的な視点で見つめ直してみました。
2.でも書きましたが、ランニングを習慣化することで、体への良い効果が得られること、体が鍛えられることなどをイメージしました。
ついでに、例えば家族が目の前でひったくりにあって、追いかけても捕まえられない情けない自分をイメージしたり。笑
(以外に効果あります。)
そうすると、目の前の短期的な結果や記録に惑わされず、長期的な視点で続けることの意味をかみしめられました。
ほんのちょっとの距離・時間でもいいんだ。
たとえ1kmだけでも、走らないより走ったほうがマシ。
昨日より紙一枚分だけでも成長できるだろう。
そんな風に思ったら、ハードルがだいぶ下がりました。
「走るのやめよう」みたいな余計なことを考えないように自分をコントロールする工夫も必要だな~とつくづく思います。
少し走り慣れてくると出てくる壁のような気がしますので、気をつけてみてください。
まとめ
結局、ほとんど根性論的な?気持ちの話になってしまったかもしれませんが…..笑
少しでも参考になれば嬉しいです。
ランニングの話から少し脱線しますが、30歳過ぎるとこれからの人生について悩む人が多くなると思います。
まさに自分がそうなんですが、悩むと「もっともっと成長しなきゃ。成長したい。」って思うようになります。
でも思って焦ってるだけじゃ何にも良くなっていかないです。
最近私は、
何か一つぐらい習慣にできなきゃ、成長は望めないだろうな。
って思うようにしています。
成長するには「習慣化」が絶対にカギになります。
ランニングは一つの例ですが、まずは楽しいことから始めていろんなことを習慣化する思考回路にしていきたいと思っています。
それでは!
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