心屋仁之助さんってご存知ですか?
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「解決!ナイナイアンサー」という番組に相談員として出演しており、前々から注目している人です。
解決!ナイナイアンサー|日本テレビ
いつも相談者は清々しい顔になって帰っていくのが印象的。
2013/1/29の放送を観て、人に良い影響を与えること、「心を溶かす」というキャッチコピーに感銘を受けたので、少し自分なりにその手法について分析してみようと思います。
心屋仁之助さんの公式サイトは以下。
心理学の技術を使った問題解決・性格改善サポート〔心屋〕
心屋仁之助のカウンセリング術
心屋さんは、悩んでいる芸能人の話を少し聞いただけで過去に何があったのかを見抜き、独自の心理カウンセリング術で相手の「心を溶かす」ようなカウンセリング術の持ち主です。
大抵の相談者は、本人も知らなかった本心に気づかされ、過去に何があったのかを見抜かれ思い出すことで「心の呪縛」のようなものに触れます。
そして「心の呪縛」を解くために、その心を縛っている言葉を見抜き、「言わせる」ことで相談者が何に縛られているのかを気づかせてあげるのです。
素直な相談者であれば、この「心を縛っている言葉」をなかなか言うことができない。
そんな場面を観ると、過去に心を縛られていることが今の悩みにつながっているんだな〜って思います。
「心を溶かされた」MAX Linaのケース
今回(2013/1/29放送)の相談者は音楽グループMAXのLinaさん。
付き合った男性に「”重い女”と言われ、みんないなくなってしまう」というのが悩みでした。
他の相談員のアンサーも素晴らしいものでしたが、最後の心屋仁之助のアンサーがLinaさんのベストアンサーだったようです。
心屋さんは「一番愛情を受け取って欲しかった人に受け取ってもらえなかった」過去の経験を見抜きました。
そしてそれが無意識の中でずっと心に残っており、今Linaさんがしているのは「そのとき受け取ってもらえなかった愛情を他の人に配っている行為なんだ」と説明していました。
「”どうしていなくなっちゃったの?”って言ってみてもらえますか?」
と心屋さんが促したとき、Linaさんは言葉に詰まって言うことができなかった。
いままでものすごく苦しんでいたんだと思います。
終わりには、Linaさんはとてもスッキリした顔になっていました。
「心を溶かす」ということ、人の心に影響を与え、良い方向に導くことができるこの心屋仁之助という人は本当にすごいと思う。
いつかこんな人になりたいな、と少し思いました。
心理カウンセリングということについて自分なりに考えてみた
心屋さんの心理カウンセリング術を見ていて、私なりに心理カウンセリングについて考えてみました。
過去に大きな心の傷を負った人というのは、自分が思っている以上にその時の経験を引きずっている。
そして、そのとき受けたショックで自己否定感を持ってしまう。
その感覚を持った状態では、「どうせ私はダメなんだ」ということを無意識に確認しながら生きていってしまうのだ。
この「無意識の自己否定スパイラル」から抜け出すための出口を一緒に探し、一緒に抜けだすこと。
それが心理カウンセリングということなのかな?
なんて思います。
心屋仁之助さん、今後もマークして行きたいと思います。
こちらは以前書いていたブログ。
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