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朝、ランニングをしていたら犬(ゴールデンレトリバー)に腕をかまれました。マジで怖かったし、痛かったぜ。
 

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photo credit: Andrew Morrell Photography via photopin cc

 

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噛みついてきた犬は飼い犬で、家から急に飛び出してきたんです。
そして私の左腕をガブッと!
その後も私は犬としばらく対峙し、やるかやられるかのデスゲームだと覚悟を決めました。(大袈裟)
 
そしてまた犬は飛びかかってきたのです!
私がうろたえて大声を出した(と思います)時に、飼い主がやっと登場。
 
飼い主の声で我に返った犬は、家の庭に戻っていきました。

 

イヤーマジで怖かったー。
人間、もしもの時には無力ですねー。判断力も動きも力もまったく出ない。
自分の弱さをつくづく思い知りました。

 

これが噛まれた傷跡
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少し前の私なら、飼い主への怒りが出てきていたと思います。「飼い主がしっかりしつけをしていないせいだ!」とかなんとか言って、腕の痛みと、うろたえて傷ついた心を、誰かに当たり散らして憂さ晴らしをしていたと思います。
 
でもこの時私は少し前の自分には考えられない思考をしていたんです。
自分でもちょっと驚きでした。

 

「なんで優しいはずのゴールデンレトリバーが人を襲ってきたのだろう」という疑問がすぐに思い浮かび、アレは本来のあの犬の姿ではないはずだ、と考えました。何かストレスが溜まっていたのか?家の前を人が走って通ることになにか恐怖を感じるような体験をしたことがあって、それがトラウマみたいになって反射的に飛びついたのか?番犬として不審者を追い払う仕事を全うしたのか?とか。(不審者と思われたとしたらショックだけど)
 
飼い主にも聞いてみました。「どうしてなんだろうね」と。
飼い主は「走る人に噛みつこうとするときがある」と言っていました。
ストレスが溜まっていることはないのか?とか、人が嫌いなのか?とか、自分の想像を話してみたりしました。
 
そうしているうちに、だんだんその犬に興味がわいてきたのです。

 

 

ここで気づきました。
怒りを鎮めるには、目の前の事象が起きた「背景」を探ってみることだということです。

 

人でも動物でもモノでも何でもそうだと思うんですが、自分が感じた身体や心の「痛み」だけで脳みそを満たしてしまうと、悲しみや恨みや妬みしか生まれません。でも、「あの人はなぜこんな事を言ったのだろう?」とか「あの動物はどうしてこんなことをしたんだろう?」と冷静に考えてみると、最終的には「本当に悪い奴なんていないじゃん」みたいなところに行き着きます。
 
誰でも持って生まれたものはあるとは思いますが、私は性格や考え方や強さや行動は、「環境」に育てられる部分が大きいのではないかと思います。この環境も、ペットの場合は飼い主、子どもの場合は親だと思いがちですが、それだけが原因ではありません。良くも悪くも、学校や社会や友達の影響によって心が育てられることもあるし、何かを強く信じてしまうこともある。もっと大きく捉えれば、その飼い主や親だって育ってきた環境があるわけで、そこで生まれた考え方によって、子どもや動物は育てられているのです。

 

そういう「背景」を想像してみると、きっと目の前で起きていることはある意味、すべて正しく起こっていることだというふうに感じてしまいます。

 

 

最終的には、怒りを持ち続けるどころか、興味がわいてきた、というのが驚きでした。
腕は痛いけど、心は晴れ晴れって感じです。負け惜しみじゃないぜ!本心だ!

 

これも何かの出会いだと思うと、すべてがプラスに見えてくるものだというのも学びました。

 

犬にかまれて得たもの学んだこと
 
●飼い主と仲良くなってしまった。ブラジルからきたそうです。良さそうな奴でした。「ヨコタ」といいます。「今度一緒にサッカーしよう」と誘われています。
●ビビりながらも、犬をたまに観察しにこようと思いました。背景を読み解きたいという目標ができました。
●良い外科の病院を知りました。先生はブルドックみたいな怖い顔でなんとなく今日の出来事との縁を感じました。知識も豊富で言葉には自信が溢れており信頼できそうな先生でした。
●犬に噛まれた場合は、保険が効かないということが分かりました。
●犬に噛まれたら、飼い犬なら狂犬病は心配ないだろうということと、歯が皮膚まで入っている場合は破傷風の危険があるから、まあとにかくすぐ病院に言った方が良いということが分かりました。
●ブログのネタができました。

 

プラス思考の力はすごいですね。
「怒り」という感情に引きずられることは、人生を本当に無駄にするものなんだろう、という教訓として受けとめます。
 

怒りを感じそうになったら、その背景を感じてみる。

みなさんも試してみてください。
 
それでは!
 

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