イケダハヤトに続け!自分の反社会性を認め、わがままで素直な本当の自分を取り戻そう。

 

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photo credit: Ian Sane via photopin cc




 
イケダハヤトさんのブログで感じたことを書きます。
 
なぜイケダハヤトは読者の反感を買うブログ記事を書くのか – ihayato.書店 | ihayato.書店

 

「人間誰しも反社会性を抱えて生きていく」

 

この言葉に違和感を持つ人は、きっと反社会性を持っているということだと思います。
「いやいや、そんなことはない!」と意地を張るということも、認めたくないという気持ちの表れであり、少なからず反社会性を持っている人だと思われます。
 
「社会性を持っている人は素晴らしい人」というような押し付けの価値観をどこかで植えつけられ、その呪縛から逃れられない場合、「私は社会性を備えた大人ですよ」という顔をして生きていく。人間は自分自身を誤魔化しながら目の前の苦しみから逃げようとする生き物なんだと、自分自身と向き合って感じました。
 
このブログに書いてあること、

 

上司が嫌い、親が嫌い、友だちが嫌い、あぁめんどくさい……。でも、「社会人」として「空気を読んで」「我慢して」生きていかないと、村八分になってしまう。
だから、反社会性なんて見せてはいけないし、見せるのは損にしかならない。日々を唯々諾々と生き、言いたいことは陰口でしか言えず、顔色をうかがいながら生きて、死ぬ。

 

これは今日本社会で発生している「大きな問題」なのだと思います。
それは「上」から抑えつけようとする力により生み出された「偽りの価値観」と、本当の自分と向き合えずに自らの態度を明確にできない1人1人の「弱さ」から起こっています。

 

会社でサラリーマンとして働いているとよく感じることです。
 
出る杭は打たれる。
言いたいことは言うだけムダ。むしろ言わない方が身のため。
言われたことだけやれ。言われたことだけやろう。

余計なことは言うな。言わない方が身のためだ!

 

どこまで行ってもピラミッド構造の組織では、上から抑えつけられ、下は抗わず、という関係が「反社会性を叫ばない」つまり「誰も本心を言えない」集団を作り出していくのです。これは本当に不健全です。そりゃ抑えつけられて不満を溜めて影で愚痴を言っていたら、良い関係なんて築けるワケないし、なにより自分を押し殺して仕事をしてもベストパフォーマンスは絶対に発揮できないとつくづく思います。

 

ぼくの理想とするところは、人々が健全に反社会性を発揮できる社会です。対話を通して、一人ひとりの「わがまま」が最大限許容される社会をつくることを夢見ています。みんな我慢しすぎですから。うつ病やらブラック企業なんてのも、結局「わがまま」が押しつぶされた結果じゃないですか。

 

これは本当に同意です。「わがままが最大限許容される社会をつくる」どんな社会になってしまうのか、それはそれで不安ですが、、、でも素直な本当の自分で生きられる社会というのは本当に魅力的ですよね!

 

私は自分の小さい枠からなかなか出られない人間です。八方美人だし、人の目や人から嫌われるのが嫌だと思ってしまう。まだまだ弱いですな、、、
 
でもイケダさんのように自分の中の反社会性をグイグイ押し出すことはなかなかできませんが、「嫌われたって、素直な自分で生きれるほうがいいよな」なんて思えて、心が少し軽くなりました。

 

誰も立ち入っていない洞窟(タブー)に光を当てれば、当然なかに住んでいる魑魅魍魎たちや、社会的な人間たちに攻撃されることになります。
しかし、ぼくが初めて立ち入ったことで、後につづく人たちはその洞窟に入ることが、絶対的なタブーではなくなります。「自分が炎上することで社会が多様になる」というのは、このようなイメージです。
 
(記事を書き終えたあとに、もっと的確な例えを思い付きました。ちょっと文脈違いますが、小田嶋隆さんがいう「地雷を踏む」という比喩はわかりやすいです。ぼくが地雷を踏みまくれば、みなさんが立ち入ることができる場所は増えていきます)

 

イケダさんは自ら反社会性を惜しみなく出していくことで、「社会に多様性が生まれる」と言っています。
これは確かにその通りで、確かに私の心も軽くなったし、自分の思考の幅も広がりました。

 

 

ブログを読むとツイッターで一部の人から批判?のようなものを受けているようですが、イケダハヤトさんの書いていることは、私個人的にはくだらないなんて全く思わないです。だけど、強いていうなら、批判している人とのやり取りがなんか激しくてドキドキしてしまい、見るに耐えない時があります。もう無視すればいいじゃないか…..と思ってしまう。

 

悪口にも技術がある。とビートたけしさんがこの本で言っていました。
 

悪口は奥が深くて、世の中を動かす悪口もある、と。
バカにバカ!とリキむのではなく、ユーモアたっぷりな切り返しをする、どれだけセンスのいい悪口で逆襲できるか。
というようなことが書かれていました。まだ読んでいる途中ですが面白いです。

 

人の目を恐れずに、新しい洞窟にガンガン入っていく姿勢が、誰かを勇気付けることにつながるんだと感じました。
自分も誰かに影響を与えられる人間になるぜ!そんな心境です。
そのためにはやっぱり、前回書いたように「究極の個人主義」を目指そう!って感じですね。
 
それでは!
 

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1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。