もし明日死んでしまうとしたら。
そんな想像をしたときに、自分の子どもに伝えたいことが出てきました。
そんなたいそうなことではないのですが、いまのぼくにとってはとても大切なことです。
1.あいさつをする
おはよう。
こんにちは。
おやすみなさい。
いただきます。
ごちそうさま。
ただいま。
おかえり。
ありがとう。
おつかれさま。
ぜんぶ、自分のいのち、相手のいのちがそこにある、つながっている、ということを伝える大切な言葉です。
心を込めたあいさつができる人に育ってくれたら嬉しいです。
2.ごはんをよくかむ
体は、ぼくたちが毎日一生けんめい動けるように、見えないところでがんばっている。
ごはんをよくかむと、体は少し、楽をすることができます。
自分の体を大切にして、眠っている力をたくさん引き出せる人に育ってくれたら嬉しいです。
3.からだを動かす
動けば動くほど、体内に栄養と熱とエネルギーを運んでいる血液はたくさん流れて、筋肉は強くなり、脳は活性化します。
体は、ぼくたちが動いた分だけ喜んでくれます。
強く、たくましい人に育ってくれたら嬉しいです。
4.ちゃんと伝える
自分ががまんできないことや、ゆずれないことは、たとえ嫌われても、もしかしたら傷つけてしまうかもしれなくても、その人に伝わる方法を考えて、勇気を持って伝える。
その人が大切な人であればあるほど、がんばって伝える。
自分のことを、相手を傷つけずに、正確に伝えることができる、やさしい人に育ってくれたら嬉しいです。
5.自分で決める
どんなことでも自分で決めます。
「だれかに言われたら、やる」はなしです。
話をして、納得いくまで考えて、最後の最後は絶対に自分で決めて行動する。
自分の人生は自分のものだと自覚して生きていける、かっこいい人に育ってくれたら嬉しいです。
まとめ
まずは自分を大切に。
自分を大切にしてから、相手をたくさん大切にできる人に育ってくれると嬉しいです。
でも、言葉だけではほとんど伝わりません。
伝わるのは、生き方、態度、姿勢、あり方、です。
親子という関係では、伝えたいことを伝えることが難しいときもあり、父親として、これまで子どもには大切なことをまったく伝えてあげられていない気がしています。
いまからでも遅くはない。
大切だと思うことが、いつか伝わるように、自戒を込めて書き記しておきます。
それではー!